第2022回例会 2011年11月16日(水)
例会場:青葉台フォーラム 時間:12:30~13:30
司会 | 竹内建 副SAA |
斉唱 | 『それでこそロータリー』 |
点鐘 | 北原弘文 会長 |
会長報告 | 北原弘文 会長 |
幹事報告 | 下中英輝 幹事 |
卓話 | 井上幸治 広報委員長 |
誕生祝 | 藤津均 会員 |
ゲスト | 浅井優子 様 (浅井英二会員夫人) |
ビジター | 無し |
出席報告 | 田中孝 出席委員長 |
発行者 | 工藤公仁 会報委員長 |
会長報告
会長:北原弘文
欧米の『日本化』?
長いデフレで経済が活力を失い、政治家は痛みの伴う決断を先送りして、問題を深刻にしている--そんな状況を「日本化」と呼んでいるのですが、欧米諸国ではこのままだと同じ道をたどりかねない、という不安が一段と高まっているようです。「日本化」を示す英語は<japanification〉〈japanization〉〈turning japanese〉 など様々ですが、欧米メディアには連日のようにこれらの言葉が登場しています。 例えば、9月7日付の英紙フィナンシャル・タイムズは次のように伝えています。
日本化は進むのか? 米独の国債利回りが(日本並みの)かつてない低水準に
(Turning Japanese? US and German bond yields test new lows.)
欧米の市場が日本化する懸念は依然として強い
(The worries about a Japanization of western markets remain acute.)
米誌タイム(電子版)も8月下旬、「日本化」の問題を取り上げ、日本は過去の成功にとらわれ、今日できることを明日に延ばしてきたため、長いデフレに陥った、と指摘しました。 このように大半の報道は「日本化」を否定的にとらえているのですが、興味深かったのは、タイム誌の記事に対する読者の反応です。 ある読者は、こんなコメントを寄せました。「アメリカのメディアは日本の衰退を書き立てているが、日本の失業率はまだ低い。インフラもしっかりしている。政府の債務が莫大といっても、大半は日本の国民から借りたもの。外国に多額の借金をしているアメリカとは違う」また、大阪で働いているというアメリカ人の読者は次のように指摘しています。 「私の経験から言わせてもらえば、確かに給料はそれほど高くないが、貯金はできている。アパートは狭いが、快適で近代的だし、街も安全だ。日本は経済的にどうしようもない国といった論調ばかりだが、これほどの生活の質を実現している国はあるだろうか」
実は同様の視点の記事もあります。米ブルームバーグ通信は8月下旬、こんな見出しの記事を配信しました。
「日本化」は思われているほど悪いものとは限らない
(“Japanization” isn’t always as bad as it seems)
記事の中では、こんな記述が続きます。「欧米諸国は、たとえ日本のようになりたいと思ってもなれないだろう」「日本の不況は恒常化したが、犯罪もホームレスも増えていない。ロンドンのように暴動も起きない。大震災後も日本はどうにかこうにかやっている」
確かに欧米が抱える問題はある意味で日本より複雑で厄介です。特にギリシャなどの債務危機に揺れるユーロ圏諸国の現状は極めて深刻と言えるでしょう。良くも悪くも欧米に比べて「閉じた国」である日本の場合、政治家の決断と国民の覚悟があれば、財政危機のかなりの部分は国内問題として処理することができます。 しかし、統合への道を歩んできた欧州の場合、そう簡単にはいきません。ユーロ圏は経済の規模や豊かさ、国家の成り立ちや国民の気質が異なる諸国の集合体です。さらに多数の移民の存在が問題を複雑にしています。財政危機は一国だけで乗り切れる問題ではなくなっています。統合への道を歩んできた欧州は、かつてない危機にひんしているのです。また、アメリカは貯蓄率が元々マイナスの国です。そして輸出競争力も日本に比べて低いのです。日本ではバブル後、輸出と中国市場の恩恵で持ち直しています。国の借金が国内総生産(GDP)の2倍にも達する日本の状況は確かに深刻ですが、欧州のこうした苦境に比べれば、まだ対処の仕様はあると言えるのかもしれません。ただ、日本の経済や財政の事情について、最悪の見本ととらえる人も、欧米よりはマシと見る人も一致している点があります。それは政治の迷走に対する手厳しい評価です。
幹事報告
幹事:下中英輝
本日は皆様井上様の卓話の話にご賛同、ご協力いただきありがとうございます。
来週から本日のような形でスマイル特別抽選を行いたいと思います。
ご協力よろしくお願いいたします。
例会場変更
- 横浜田園ロータリークラブ
- 12月20日(火) 移動例会 クリスマス例会(青葉台フォーラム) 点鐘18:30
- 12月27日(火) 休会
- 横浜瀬谷ロータリークラブ
- 11月25日(金) 移動例会 (三つ境ライフ4F) 点鐘12:30
- 12月16日(金) 変更 → 17日(土) 移動例会 クリスマス家族会(横浜ベイシェラトンホテル) 点鐘18:30
- 12月23日(金)・30日(金) 休会
- 横浜旭ロータリークラブ
- 12月14日(水) 変更 → 17日(土) 移動例会 クリスマス家族会(ホテルキャメロットジャパン4F) 点鐘18:30
- 12月28日(水)・平成24年1月4日(水) 休会
委員会報告等
委員会報告
社会奉仕委員会 -[委員長:小泉豊]
11月20日(日)の宮城県名取市へ軽自動車を贈呈する日程を改めてご連絡いたします。
- 11月20日
- 09:15 新横浜駅新幹線改札前集合
- 09:28発 新横浜駅⇒東京駅(こだま810号)
- 09:56発 東京駅⇒仙台駅(はやて21号)
- 12:04発 仙台駅⇒美田園駅(仙台空港アクセス線)
- 13:00 贈呈式
贈呈場所は美田園駅から徒歩1分とのことです。
住所:宮城県名取市下増田飯塚 美田園第二団地応急仮設住宅
当日受け渡しが終わりましてから、仙台駅近くに宿泊し、翌朝帰宅となります。
日程等不手際が多く申し訳ございませんでした。
以上、宜しくお願いいたします。
新世代奉仕委員会 -[委員長:竹内建]
出席報告 - [出席委員長:田中孝]
会員総数39名:出席率69%:前回補正後78%:前々回補正後100%
スマイルレポート
スマイル 6件
ニコニコ
- 北原弘文会長
小泉社会奉仕委員長始め 今週東北へ行かれる会員の皆様 よろしくお願いします。メンバーがメンバーですので、飲みすぎにも注意してください。浅井優子様 入会お待ち申し上げます。
- 清水裕之会員
浅井優子様 ようこそいらっしゃいました。ごゆっくりくつろいでいって下さい。
- 井上幸治会員
この度お陰様で 神奈川県優良小売店舗の表彰を受ける事になりました。これを機により一層の努力をしてまいりますので、ご指導の程よろしくお願い致します。
ニガニガ
- 鶴岡武会員
前回は例会休み申し訳ありません。
- 露木健造会員
本日誠に申し訳ございません。早退します。
- 平川清樹会員
本日お休みです。今中国成都にて研修中です。
お誕生日祝い
会員誕生祝 該当者無し
パートナー誕生祝
岡部忠仁会員パートナー・光代様
卓話
広報について
2011-2012年度
広報委員長 井上幸治
まずは、今回の卓話に際し30分という貴重なお時間を頂けた事に対しプログラム委員長並びに皆様に御礼申し上げます。ありがとうございました。
私が広報委員長に任命されて早5ヶ月が過ぎようとしているわけですが、正直これと言って何かしてきたわけではありません。先ずはじめに地区協議会に参加してきたわけですが、そこで最初に言われたことが「ここに来ていられる方たちは、すでに会長経験をなされた方たち パスト会長がほとんどだと思います。」と言われ、入会2年目の私ごときが、このような場所に居てよいのかとドキドキした覚えがあります。なんとなくその重責を理解できずに今まで来てしまったわけですが、今回卓話をするにあたって遅ればせながら広報委員会についてネット等で調べてみました。
まず クラブ広報委員会の役割は、ロータリーに関する情報を一般の人々に広め、クラブの奉仕プロジェクトや活動を広報すること とあります。
その役割については
- 地域社会でロータリーとロータリークラブについて多くの人々に伝える
- クラブのロータリアンとともに広報活動に力を入れる
- 地元地域におけるロータリーの周知に役立つ広報の要素を理解する
- ロータリーの重要なメッセージを把握しておき、公共の場で話す際にそれを利用する
とあります。そしてその責務については、
「地域社会でクラブの奉仕プロジェクトや活動に対する認識を高めると同時に、ロータリーの価値観や功績について伝えること」
以上となっています。
以上のことをただ読み上げることはとても簡単なことですが、相当ロータリーのことを熟知しており、実行されている方でないと勤まらないな と今頃になって気づいた次第です。広報委員長はパスト会長がほとんど と言う意味がやっとわかりました。
すでに広報委員長になって5ヶ月が過ぎようとしています。その間に、当クラブとしても緑区民祭の時の子供動物園 留学生スピーチ大会 被災地への車の寄贈 留学生支援等多くのプロジェクトがあったわけですが、自分としては単なる傍観者で何一つ積極的に参加はしてきませんでした。少なくとも残された任期の間に、
- ロータリーとは何か
- ロータリアンとはどういう人なのか
- 何をする団体なのか
以上のことくらいは、端的に説明できるようにし、少なくとも自分の周りの人達だけにでも、まずは広めて行きたいと思う所存であります。幸いにも当クラブには、ロータリー活動に対して長いこと活躍されている多くの諸先輩方がいらっしゃいます。できましたら、受身ではありますが、私のような若輩者に対して適切なご指導をいただければ、幸いでございます。どうか宜しくお願い申し上げます。
ロータリーにおける広報活動を拡大解釈すれば、ロータリアンはそれぞれの専門分野のスペシャリストの集団であるわけですから、その専門分野の事をクラブ内で話すことも広報活動の一つだと考えます。そこで、本日は時間をたっぷり頂けたので、私の生業としています花屋として皆様に話を少ししたいと思います。
皆様は、企業のトップの方達なので、花を贈る事よりも頂く方のほうが多いと思います。
そこで今日は、この時期の最もウインターギフトとして使われる代表的な花3点 シクラメン ポインセチア シンビジウムを持ってきましたのでそれぞれの簡単な管理 手入れ方法などを説明して本日の卓話を終わらせていただきます。ありがとうございました。