会報 第2470回例会 2021年10月27日

第2470回例会 会報
2021年10月27日(水)

例会場:青葉台フォーラム / 時間:12:30~13:30

会長:清水裕之 / 幹事:北原弘文
司会:齋藤光宏 副SAA / 点鐘:清水裕之 会長

≪発行 クラブ研修・広報・会報委員長:原野由紀≫


卓話

コロナ禍で起きている変化と展望

肥塚俊成 様
[(株)浜銀総研 代表取締役社長・元会員]


ゲスト


肥塚俊成 様
[(株)浜銀総研 代表取締役社長・元会員]

ビジター


該当者無し

会員誕生祝


秋山光正 会員


 

斉唱

『手に手つないで』

 

 

紹介・挨拶・お祝い・表彰等

ゲスト紹介

肥塚俊成 様
[(株)浜銀総研 代表取締役社長・元会員]

 

ビジター紹介

該当者無し

 

 

会員誕生祝

秋山光正 会員

 

パートナー誕生祝

該当者無し

 

会長報告

清水裕之 会長

今日は、原子力潜水艦についてお話いたします。
最近、南シナ海にまつわるきな臭い話が多いですね。今月初旬2週間に渡って、アメリカ、イギリス、オーストラリア、カナダ、ニュージーランド、そして日本を加えた6カ国で共同訓練も行われました。また、オーストラリアはこのほど、原子力潜水艦の開発に着手することでアメリカ・イギリス両国と合意しました。オーストラリアの潜水艦は米英の最新艦によく似たものになると予想されます。アメリカ海軍とイギリス王立海軍は、攻撃型潜水艦と弾道核ミサイル潜水艦という2種類の潜水艦を保有しています。いずれも動力源は原子炉で、水を高圧蒸気に変えてタービンを回すことで推進します。
ただ、攻撃型潜水艦と弾道核ミサイル潜水艦は大きく異なる目的に使われ、オーストラリアが契約するのは攻撃型原子力潜水艦であって、弾道核ミサイル潜水艦ではありません。

昨年8月、CNNの報道で、C国の潜水艦が南シナ海の海南島で地下基地を使用する場面とみられる衛星写真が公開され、軍事ウォッチャーの間で波紋を広げました。商業衛星が写した画像には、攻撃型原子力潜水艦とみられる艦船が、海軍基地の地下施設につながるトンネルに入る様子が収められています。アメリカ国防省の元当局者は、この潜水艦をとらえた写真は珍しいと説明、「商業衛星が、雲のない日に適切なタイミングで上空を通過するのは異例だ」と指摘しています。
そして今月初めにはこんなニュースが飛び込んできました。
『アメリカ海軍の原子力潜水艦「コネティカット」が2日、南シナ海付近の公海で潜航中、「未確認の物体」に衝突し、乗組員15人が軽傷を負った。この事故についてC国・国防相は19日、「深刻な懸念を表明しアメリカに明確な説明を要求する」とのコメントを発表した。また、アメリカ軍による南シナ海での「航行の自由作戦」が「安全を脅かし緊張を激化させている」と批判し、活動を停止するように求めています。さらに、アメリカ、イギリス、オーストラリアによる安全保障の枠組み「AUKUS(オーカス)」がオーストラリアの原子力潜水艦保有を進めることにも反発しています。

さて、攻撃型原子力潜水艦は、数か月おきの食糧補給以外は、ずっと潜航することが出来ます。オーストラリアの原子力潜水艦を保有する目的は、この特徴を使ってオーストラリア北部地域から南シナ海にかけた海域でのパトロール活動を定常的に行うことです。
一方、弾道核ミサイル潜水艦の任務は本質的に、ほとんどの時間を潜航しながら数カ月連続で海中にとどまり、敵の核攻撃に対して報復攻撃を実施する備えをしておくことにあります。弾道核ミサイル潜水艦は水中での静粛性が高く、発見は極めて難しいです。核抑止力の要(かなめ)となる存在であり、米英の敵国が核による第1撃を実施した場合、確実に恐ろしい代償を支払うことになります。
一方、当然C国の潜水艦も隠れる必要があり、南シナ海に九段線なる線を勝手に引いて、南シナ海全域の管轄権を主張するのもこのためで、敵国から南シナ海が監視されることを極力嫌います。ちなみにフィリピンは、この九段線というC国の主張は無効であるとの訴えをハーグの国際仲裁裁判所に起こし、2016年に勝訴しています。
先ほどアメリカの潜水艦の事故をお話しましたが、海南島の基地から出航した潜水艦を追尾・監視していたのではないかと考える専門家もいます。オーストラリアの原子力潜水艦の保有にC国が神経をとがらせるわけですね。

オーストラリアに原子力潜水艦を持たせるアメリカの意図はもう一つあると思われます。
アメリカ海軍は西太平洋での拠点である横須賀基地以外に、新たな原子力潜水艦の拠点を西太平洋地域に求めています。オーストラリアに原子力潜水艦を保有させれば、補給や修理ができる港湾やドックなどアメリカ海軍の原子力潜水艦の拠点が西太平洋地域にもできると考えたのだと思います。C国の中距離ミサイルの射程外にあり、東シナ海や南シナ海に比較的短時間でアクセス可能なオーストラリアを新たな「戦略的拠点」と位置付けたというわけです。
さて、日本が原子力潜水艦を持つ日は訪れるのでしょうか。
今日のお話はここまでにしたいと思います。

 

幹事報告

日向誓子 副幹事

1.当クラブの予定

  • 武井会員の歓迎会が開催されます。
    本日10月27日 18時より木曽路 港北ニュータウン店にて。
  • 来週11月3日は祝日のため休会です。次回の例会は、11月10日となります。

2.地区からの案内が2点届いています。

  1. 2590地区「webロータリアンマップ」が作成されました
    ロータリアン同志の相互扶助のアイデアが形となり、当地区のホームページ上で公開されました。
    私も早速スマホで試してみました。地図上に業種ごとにアイコンが表示され、お店などの詳細を見ることが出来ます。奮ってご活用ください。ユーザー名とパスワードの入力が必要なのが難点かな?と感じています。
    地区内のすべての会員が登録できるようになっていますので、掲載希望の会員はご登録ください。登録方法はメールで回覧されています。
  2. 2590地区「卓話バンク」について
    2016年に立ち上がった「卓話者紹介システム」も5年を経過したのを機に改めて大規模メンテナンスを行うこととなりました。
    登録内容の変更や削除、新規登録を受け付けますのでご協力をお願いいたします。
    ちなみに登録できる卓話者は、ロータリアン以外でも受け付けています。

3.地区大会について

11月26日~27日に開催される地区大会は当初YouTubeの配信予定でしたが、配信は中止されました。従って、会場参加型のリアル大会となります。
後日改めてご案内させていただきます。

4.近隣クラブの例会変更

今週は特に連絡は届いていません。
コロナ禍下ですので、変則的な開催方法が見受けられます。

メークアップされる際は、先方のクラブへお問合せしてください。

 

委員会報告/会員報告等

親睦活動委員会

小泉豊 委員長

 

出席報告

露木健造 出席委員長

今回出席状況
  在籍会員 出席 MU済 ビジター ゲスト
会員総数 30 18 2 0 1
(内 出席免除会員数) 6 2

 
ホームクラブ出席率 外部参加者
  会員数
(男/女)
出席率 正会員
出席
免除会員
出席
Make-up
会員
ビジター ゲスト
今回 30 (26/4) 76.92 % 16 2 2 0 1
前回補正後 30 (26/4) 61.54 % 14 2 0 0 0
前々回補正後 30 (26/4) 64.29 % 13 4 1 0 1
 

スマイルレポート

スマイル 16 件

ニコニコ

清水裕之 会長 株式会社浜銀総研 代表取締役 肥塚 俊成様、お久しぶりです。ようこそいらっしゃいました。本日の卓話 何卒よろしくお願い申し上げます。
秋山光正 会員 誕生祝い ありがとうございます。
浅井優子 会員 肥塚様 お久しぶりです。本日の卓話 お願い致します。
大地哲郎 会員 肥塚様、本日の卓話 よろしくお願い致します。
小泉豊 会員 肥塚様、お久しぶりです。本日卓話 よろしくお願いいたします。
齊藤清紀 会員 肥塚さん、ようこそ、本日の卓話 宜しくお願い致します。
齋藤光宏 会員 株式会社 浜銀総研 代表取締役社長 肥塚 俊成様、本日はお越しいただき誠にありがとうございます。本日の卓話 よろしくお願いいたします。
下中英輝 会員 肥塚様、お久しぶりです。本日の卓話 よろしくお願いいたします。先週お休みをして申し訳ございませんでした。
高嶋淳二 会員 肥塚 浜銀総研社長 ようこそ。卓話 楽しみにしております。
武井英一 会員 肥塚様、本日の卓話 宜しくお願い申し上げます。
露木健造 会員 肥塚 俊成様 本日 卓話宜しくお願いします。前回、緑区賀詞交歓会実行委員会出席の為、例会欠席申し訳ございませんでした。
原野由紀 会員 浜銀総研 肥塚社長、今日は卓話よろしくお願いします。
日向誓子 会員 肥塚様、久しぶりにお顔を拝見することができて、嬉しく思っております。本日の卓話 よろしくお願いいたします。
舟橋金之介 会員 肥塚 元会員 ようこそいらっしゃいました。当クラブに御一緒に入会した日から、早や7年余りが経過しました。本日は 浜銀総研社長の貴重なお話を拝聴できるのを楽しみに致して居ります。
武藤泰典 会員 肥塚様、お久しぶりです、ようこそいらっしゃいました。本日の卓話 よろしくお願いいたします。
村松勇治 会員 肥塚様、本日卓話よろしくお願い致します。お久し振りです。
 

ニガニガ

今回は無し
 

卓話

卓話者紹介

清水裕之 会長

 

コロナ禍で起きている変化と展望

肥塚俊成 様
[(株)浜銀総研 代表取締役社長・元会員]

 

オンライン出席状況

 

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