会報 第2471回例会 2021年11月10日

第2471回例会 会報
2021年11月10日(水)

例会場:青葉台フォーラム / 時間:12:30~13:30

会長:清水裕之 / 幹事:北原弘文
司会:加藤浩介 SAA / 点鐘:清水裕之 会長

≪発行 クラブ研修・広報・会報委員長:原野由紀≫


卓話

イニシエーションスピーチ

武井英一 会員
[職業分類:自動車賃貸]


ゲスト


石川輝久 様
[横浜北部選抜野球大会会長・元会員]

ビジター


該当者無し

会員誕生祝


平田恵介 会員
大地哲郎 会員


 

斉唱

『君が代』

『奉仕の理想』

 

紹介・挨拶・お祝い・表彰等

ゲスト紹介/ご挨拶

石川輝久 様
[横浜北部選抜野球大会会長・元会員]

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ビジター紹介

該当者無し

 

 

会員誕生祝

平田恵介 会員
大地哲郎 会員

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パートナー誕生祝

村松勇治 会員・パートナー 美千代 様
清水裕之 会員・パートナー 銀勍 様

 

会長報告

清水裕之 会長

トヨタ自動車は、今月11月の世界生産台数を15%減産すると報道されました。理由は半導体不足によるものです。今日は岸田政権の経済安全保障政策についてお話したいと思います。岸田内閣は今日午前の閣議で総辞職し、夜に第2次岸田内閣が発足します。

さて、アメリカの半導体メーカー・マイクロンテクノロジーが、メモリの新工場を広島県内に建設するという話が、情報源を明かされずにマスコミから報道されたのとほぼ同時に、日本政府は台湾の半導体メーカーTSMCが、日本国内で初めてとなる新工場を建設し、2024年の稼働開始を目指す方針を10月15日に発表しました。

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昨日の報道ではTSMCは約8000億円を、ソニーが570億円出資するとのことです。半導体の総売上高で米インテル、韓国のサムスン電子に次ぐ第3位の半導体メーカーです。時価総額は約60兆円で、日本のトヨタ自動車の2倍近い規模です。TSMCの半導体工場は、熊本県内にソニーと共同で建設し、画像センサー用半導体や車載用半導体などを生産する見通しです。政府は6月に、「半導体・デジタル産業戦略」を策定し、半導体のてこ入れに「国家事業として取り組む」と宣言しました。半導体を含む先端技術に関わる原材料の調達先を中国企業から別の国へ振り替えるなど、西側諸国はサプライチェーン(供給網)の見直しも迫られています。そして日本はアメリカから、中国を外した半導体のサプライチェーンの構築を求められています。

しかし現在、日本メーカーの半導体製造は、かなり弱体化してしまいました。1980年代には日本の半導体産業は世界でトップでしたが、今やシェアは10%程度まで低下してしまいました。しかも、最先端の半導体は製造できません。また政府が主導して国内3社を統合したエルピーダメモリは2012年に経営破綻するなど、これまで政府による半導体産業の育成策は失敗しています。

そこで政府は、海外企業を誘致するという、いわば中途採用で新事業に対応しようとしているのです。しかし、それはかなり高くつきそうです。TSMCは新工場の設立に約8000億円程度を投入しますが、そのうち数千億円、あるいは最大で半分を政府が補助する見通しです。工場誘致にはかなりの財政資金が投入されるのです。国民が負担する財政資金が、海外に流出してしまうことを意味するとも言えます。

政府がTSMCを選んだ背景には、台湾が中国と対立していることがありそうです。台湾企業を誘致するのであれば、半導体の調達で中国依存度を下げるというアメリカ側の要請や、経済安全保障上の日本政府の方針とも整合する政治色の強い決定です。

しかしそれだけではなく、台湾海峡の緊張が高まる中、有事の際に台湾から半導体の調達が難しくなる事態に備える、という狙いもあると思われます。今回のTSMC新工場の国内誘致は、中国をかなり刺激することになるでしょう。その結果、台湾海峡を巡るリスクを高めてしまうことにはならないかどうか心配です。
さらに重要なのは、TSMCへの巨額の補助金は、世界貿易機関(WTO)のルールに違反する疑いもあるという点です。日本は、輸出補助金を中心に、中国の補助金政策をアメリカと共に強く批判してきました。今回のTSMCへの巨額の補助金が、今後、日本が中国の補助金政策を批判することの制約となってしまう可能性があります。

岸田政権は、中国への対抗を強く意識して経済安全保障政策を本格化させる。TSMC新工場の国内誘致は、その一環と位置づけられます。しかし、今回の件も踏まえて改めて検討すると、経済安全保障政策には看過できない課題も残されており、慎重な執行が求められると考えられます。

第1に、国産化、内製化を急速に進めようとすると、割安な輸入品が割高な国内製品、サービスに置き換えられることでコスト高が生じます。これは経済活動にもマイナスとなってしまいますし、これは、日本が国是とする自由貿易の推進に逆行します。国産化、内製化は、コストや貿易への影響にも十分配慮し、分野を絞って進めることが求められるのではないでしょうか。

第2に、経済安全保障政策の推進が、財政環境を一段と悪化させてしまう恐れがあります。政府は経済安全保障の観点から、人工知能(AI)やバイオ、ロボットといった先端技術を育成するために、1千億円規模の基金を創設する考えです。これが成長力強化につながらなければ、国民負担だけが残ることになります。

第3は、経済安全保障政策は、対中戦略を強く意識したものであり、また、バイデン米政権の中国包囲網戦略とも深く関わります。米国は今後も中国との間のサプライチェーンの分断を進めていくとみられます。
しかし今回の件も含めその政策を推進させれば、中国との政治的関係をいたずらに悪化させてしまう恐れがあります。その結果生じる中国との経済・貿易関係の変化は、日本経済に悪影響を与える可能性が高いでしょう。

日本の国益を考えれば、外交、安全保障政策では米国と強く連携しつつも、中国との間の経済関係の悪化はできるだけ避けるよう優れたバランス感覚も求められるところだと思います。

1980年代半ば、日本の半導体は世界を席巻し、技術力だけでなく、売上高においてもアメリカを抜いてトップに躍り出て、シェアの50%を超えたこともありました。それに対してアメリカは反ダンピング訴訟などを起こして、日本の半導体産業政策を批判し続けてきました。対日批判の論拠としては、『アメリカのハイテク産業あるいは防衛産業の基礎を脅かすという安全保障上の問題がある』というものでした。こうして「日米半導体協定」が結ばれ、日本の半導体は沈んでいきました。

時代は移り変わって、韓国や台湾、中国に半導体の主導権を奪われたアメリカは、いままたアメリカ本国や日本など真の同盟国に軸足を戻そうとしているのですね。

半導体は安全保障上の最重要要件になりました。

軍事転用可能な高度な技術、5Gに代表される高速通信網技術、新型コロナワクチンなどを含む国家存続に重要な要素のサプライチェーン、デジタル通貨などの先端金融分野など、そのどれもが半導体と密接に関連します。
岸田政権の経済安全保障政策に対する手腕が問われていますね。

 

幹事報告

北原弘文 幹事

1.地区大会について

11月26日~27日に開催される地区大会は、会場参加型に切り替えて開催されます。
プログラムの内容・実施要領に変更はありません。
11/26(金)の大会第1日目の出席対象者は、クラブ会長・幹事および女性会員のみです。
長寿会員・表彰対象者・新会員のご紹介はスクリーン表示のみで登壇はありません。
会員懇親会、青少年交歓会、大会展示やロータリアン展などもございません。

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2.緑警察署新庁舎落成

11/8より、業務開始 贈呈した大鏡の写真をご覧ください。

3.千葉緑ロータリークラブとの合同例会

11/24(水曜日)会長報告・幹事報告は両クラブが交互に行い、委員会報告は緊急を要するものだけ行います。
卓話は行わず、『クラブフォーラム』形式で進行します。
内容は主に、両クラブの入会歴の浅い会員(2年以下程度が目安)の自己紹介、合同で行う親睦活動や奉仕活動に関する意見交換などです。

4.近隣クラブの例会変更

  • 横浜田園RC 11/23(火) 休会  11/30(火)→ 27日の地区大会へ移動
  • 横浜あざみRC 11/10 17,24 通常例会ですが、事前に要連絡
  • 新横浜RC 11/12,19,通常例会 26,27日地区大会
    12/10(金)→12/9(木)クリスマス家族会(新横浜国際H)
  • ・横浜港南台RC 年内通常例会 26日は27日の地区大会に振替、
    12/10は年末家族会

コロナ禍下ですので、変則的な開催方法が見受けられます。

メークアップされる際は、先方のクラブへお問合せしてください。

5.本日例会終了後、第5回理事会開催します。

 

委員会報告/会員報告等

親睦活動委員会

小泉豊 委員長

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出席報告

露木健造 出席委員長

今回出席状況
  在籍会員 出席 MU済 ビジター ゲスト
会員総数 30 22 1 0 1
(内 出席免除会員数) 6 3

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ホームクラブ出席率 外部参加者
  会員数
(男/女)
出席率 正会員
出席
免除会員
出席
Make-up
会員
ビジター ゲスト
今回 30 (26/4) 85.19 % 19 3 1 0 1
前回補正後 30 (26/4) 76.92 % 16 2 2 0 1
前々回補正後 30 (26/4) 61.54 % 14 2 0 0 0
 

スマイルレポート

スマイル 22 件

ニコニコ

小倉正 ガバナー 今年度はガバナー公式訪問がなくなり、残念です。地区大会、宜しくお願い致します。
清水裕之 会長 武井会員、本日のイニシエーションスピーチ 楽しみにしております。石川様、ようこそいらっしゃいました。妻の誕生祝 ありがとうございます。先週2人目の孫が生まれました!
北原弘文 会員 石川様、ようこそいらっしゃいました❕
浅井優子 会員 石川様、お久しぶりでございます。武井会員、本日のイニシエーションスピーチ とても楽しみにしております。
井藤昭宏 会員 イニシエーションスピーチ 武井様、宜しくお願いいたします。
大地哲郎 会員 石川 様、久し振りです。武井様、イニシエーションスピーチよろしくお願いします。お誕生日祝い ありがとうございます。80才になりました。
加藤浩介 会員 石川様、ようこそお越しくださいました。ありがとうございます。武井さん、イニシエーションスピーチ楽しみにしております。
小泉豊 会員 石川様、選挙おつかれ様でした。武井さん、イニシエーション楽しみにしております。
齊藤清紀 会員 石川様 ようこそ、お久しぶりです。武井会員、本日の卓話、宜しくお願い致します。
齋藤光宏 会員 横浜北部選抜野球大会 会長、元会員、石川 輝久様 ようこそいらっしゃいました。ありがとうございます。武井 英一会員、本日のイニシエーションスピーチ よろしくお願いいたします。
篠田正道 会員 ・横浜北部選抜野球 会長 石川 輝久様、ようこそおいで下さいました。
・武井 英一様、本日の卓話 よろしくお願い致します。
下中英輝 会員 本日 遅くなり申し訳ございません!
高嶋淳二 会員 石川 横浜北部選抜野球大会 会長 ようこそ。武井会員、先日はありがとうございました。卓話 楽しみにしております。
武井英一 会員 宜しくお願い致します。
田中孝 会員 石川さん、ようこそおいで下さいました。お元気でご活躍、よろこばしく存じます。また時々顔をみせて下さい。武井会員、イニシエーションスピーチ 楽しみにしております。よろしくお願いします。
露木健造 会員 石川 輝久様 お久しぶりです。武井 英一会員『イニシエーションスピーチ』楽しみです。
原野由紀 会員 石川会長、ようこそ!ゆっくり楽しんでください。武井会員、イニシエーションスピーチ がんばって下さい!
平田恵介 会員 石川様、ようこそ。早退いたします。お誕生日祝い ありがとうございます。
舟橋金之介 会員 ・石川元会員 ようこそいらっしゃいました。
・武井会員、本日の卓話 楽しみにしております。
松尾伸治 会員 石川会長、ようこそおいで頂きました。武井さん、イニシエーションスピーチ よろしくお願い致します。
武藤泰典 会員 石川様、ようこそいらっしゃいました。武井会員、本日の卓話 よろしくお願いいたします。
村松勇治 会員 石川さん、ようこそ。武井さん、卓話 たのしみにしています。妻、誕生祝 ありがとうございます。
 

ニガニガ

  今回は無し
 

卓話

イニシエーションスピーチ

武井英一 会員
[職業分類:自動車賃貸]

改めまして、J-ウィングレンタリース株式会社 代表取締役社長をしております、武井英一でございます。
この度は、横浜緑ロータリークラブに入会させていただき、誠にありがとうございます。このイニシエーションスピーチをさせていただくことで正式に入会することになることが実感できるかなと感じております。
日頃の職責柄、スピーチをすることは数増えておりますが、自身の話をすることは、あまりないことでしたので、今回お話しさせていただくことで、改めて自身の生い立ちを含め、現在に至るまでの経緯を振り返ることができ、良い機会をいただきました。

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私は、昭和51年3月生まれの45歳でございます。
出身は、この横浜市戸塚区で、実家は現在上大岡にございますが、当時は戸塚区の県営団地に住んでおり、平凡な家庭環境でした。かなり大きな県営団地でしたので、同級生を含め、遊び相手に困ることも無く、皆一緒に地元の幼稚園、公立小学校、中学に通いました。

幼稚園に通っていた時に、詳しくは記憶にないのですが、お遊戯会の演劇でチャンバラ的なことをしたのをきっかけに、日頃から棒を振り回すヤンチャを親は手が付けられず、地元で厳しいと評判の剣道場に入会させられ、剣道を始めることにもなりました。当時の門下生の中では最年少で先輩たちにしごかれる(いじめ(笑))日々を過ごすことで、結果的に体力、精神力が鍛えられたと思います。
剣道は中学生まで続け、地元では、ちょっとした有名剣士となり、初段も獲得しました。

小学生の頃は、一つ二つ年下の子よりも、背丈も一番小さく、背の順は常に一番前となっており、コンプレックスという言葉を初めて感じることになっておりました。
それを大きく感じたのは、近所の友達たちと崖登りに遊びに行った際、友達の殆どは崖を登れたのですが、私は背が低く崖を登ることができなく、崖を登った友達たちに崖の上から下にいる私の頭を足蹴りされたことがありました。
私は、悔しいまま、家に帰ると、父親より「負けたままで良いのか」と一喝されました。  今にして思うと間違った方法ですが、通っていた剣道場に日本刀があったので、それを黙って拝借し、私を足蹴りした子たちに向かって切りかかりました。勿論周りの大人が止めに入り、あとあと、父親や剣道場の師範からこっぴどく叱られました。(気を失うくらい殴られました。(笑))
父親からは違う方法で周りを見返すことを考えろとも言われ、「背丈が人並みになれば」と考え、ちなみに私は牛乳が嫌いなのですが、毎日飲むと背が伸びると話を聞いたので、小学校6年間、毎日飲み続けました。(でも背は伸びませんでした。(笑))
このあとも父親から色々教授された中、「何でもいいから一番になれ」の言葉が印象に残っています。

小学生高学年になるとNHK大河ドラマで「独眼竜正宗(伊達政宗)」を見る機会がありました。勉強は好きではなかったのですが、チャンバラ好きな私は抵抗なくどころか、このドラマが楽しみになりましたし、私の人生観は大きく感化されることになりました。
皆さまご存じかと思いますが、伊達政宗は、「片目」で「天下を取ったわけではなく」ですが、それをコンプレックスに感じていたと思います。
そんな伊達政宗を私は自身を置き換えたくなるほど好きな武将となりました。
その理由は、「片目」は私に置き換えれば「学歴」です。(ちなみに私は高校卒です。)
「天下を取れなかった要因は」、

  1. 「世代が異なる(織田信長、豊臣秀吉、徳川家康 等)」私の生い立ちやビジネス環境は常に私より年長者の方々が多い
  2. 「都から遠い東北地方の武将」私の配属先は常に営業所で本社になることは職責を得るまで無かった、
    その他に
  3. 「派手好き(伊達者)」私も質素倹約よりかは絢爛豪華が好きです。
  4. 「人前で弱音を吐かない(寝ない)」

等々のことより親近感がわいてきます。
また、書籍にもよりますが、「勉強家であった」と知り、私も本を読むことを趣味にしました。     

いずれにせよ、私は幼いころの生い立ちより、精神的に強い人間になったかと思います。
高校時代は、夏休みにスーパーの販売員としてアルバイトを1ヶ月休まず働いたら、当時40万円を稼いだこともあり、私は進学して勉強よりも早く社会人として働くことを選択し、高校を卒業してからは、トヨタ系の自動車販売会社に就職しました。
当時は、研修も無く、入社2日目には「名刺1,000枚を渡されて、配ってくるまで帰社するな」と指示を受け、1ヶ月ほど続けたと記憶しています。
運良く、入社1ヶ月目で初めて車が売れたことを皮切りに毎月コンスタントにノルマを達成し、1年目にて営業所内でトップセールスマンになることができました。
川崎市幸区周辺を担当していましたが、街中で私が販売した車両を見かけるたびに達成感と優越感を感じていました。
そのまま3年間トップセールスマンとして過ごしていましたが、若気の至りで川崎地区のみならず日本全国に私が携わる車両を見かけることができたらと考えた結果、自動車を作ればと思い、設計士を目指し、トヨタ系自動車販売会社を退職し、愛知県のトヨタ自動車に再就職することになりました。

トヨタ自動車では、見習いとして期間従業員と一緒に製造ラインの工員を半年間担当した後、設計の勉強となりましたが、周りは理数系の学校卒の方々で、私の知識では設計図を読む程度の能力しか備わることができないと判断し、1年で退職することになりました。
その後、丁度その頃、同級生は大学を卒業する頃となっていたので、私自身もこれまでの時間は学校に通っていたと思えば、今後将来を見据えた定職に就ければと考えていたと思います。
何もすることも無く、2ヶ月程、過ごしていると、突然、トヨタ系自動車販売会社に勤めていた際に取引のあった大手レンタカー会社の営業部長から電話をいただきました。内容は「1年以上レンタカーの依頼(取引)が無いけど、近況どうしてる?」でした。私は先程お話しした経緯をその営業部長に伝えると「明日から当社で働かないか」とのお声を掛けていただきました。
私は基本的に仕事が好きだったみたいで、そのお誘いがありがたかったのですが、オファーを受けた感覚もあったので、一つ条件を提案しました。
それは、若輩であった私の経験の無い管理職「店長」として採用いただきたいでした。当然、その会社はビックリしていましたが、実績獲得等の条件が伴うのであればと 具体的には大手取引先(日本全国区を対象とした企業の新規獲得)を条件に示していただき、一従業員として入社することになりました。
最初の3ヶ月は一日も休まず業務を覚え、円滑に遂行できるようになることを目標に取組み、同時に毎日30件程度の企業先への飛込営業訪問を実践していました。
その結果、入社半年後に条件の新規の大手取引先2社を獲得することができ、店長に就任することができました。
但し、今考えると店長になって、どうしたい等の意識は無かったと思います。

さて、いざ店長になると取引先等の対外的な面はもちろんですが、店舗内でも従業員から店長としての資質・才覚が求められました。
私は、これまで(個人の)営業実績さえ優秀であれば、出世もできると思っておりましたが、車両販売も同様ですが、特にレンタカー運営事業は、チームワークが必須であり、一緒に働くメンバーが毎日のことなので、気持ちよく、円滑に業務遂行できる環境づくりが大事なことであると気づくことになりました。
車両販売、レンタカー運営事業ともにサービス業となり、CS(顧客満足度)が重要で会社施策でも最重要課題とされてきましたが、当時就労していた会社も同様の施策がある中で、ES(従業員満足度)は二の次的な状況だったと感じていました。
店長として見直しを図ろうと考え実践に至ったこともありましたが、会社としての既成概念・固定観念等が働き、中々職場環境が会社として変化することはありませんでした。
私の考えは変わらずで、これまでの経験より「勝てば官軍、負ければ賊軍」の故事より、実績を上げ続けて、業務環境を変えていこうと日々店舗運営(営業)業務を遂行していると神奈川県内に新たな新興勢力として存在してきた現在の当社と競合していくことになりました。
当時の当社は創業者が社長として、フランチャイズ方式で全国展開の発展途上中で、神奈川県内においても自ら営業展開を図っておられました。
ちなみに当社創業社長も私と同じ大手レンタカー会社出身で、大手レンタカー会社にない独自のサービス展開やフランチャイズ社との共存共栄を目指して当社を創業したと聞いています。
その当時の当社と競合している中で、ライバルと存在する私に関心をもっていただき、食事に誘われました。丁度今から10年前です。
私は、食事に誘われた瞬間にヘッドハンティングをいただけると推察していました。
食事を始めると最初は世間話から始められましたが、私の性格上、回りくどいことは好まないので、単刀直入に話の本題を聞きました。
創業社長は、「君の会社と競合する中で、その実力を当社のフランチャイズ(全国)に発揮してほしい」的なお話をいただきました。
私はトヨタ系自動車販売会社に勤務していたころから、全国制覇的な発想があったので、創業社長からのオファーは大変嬉しい内容でした。
加えて、当時は組織を確立中の発展途上の状態でもありましたので、社内外の業務環境整備も求められ、その業務が遂行しやすい職責(部長職)も配慮いただきました。
私は、創業社長からのお話の通り、30代半ばにして営業推進部長として当社に転職しました。
中途入社すると業歴の短い当社は大手レンタカー会社で当たり前となっていた規則やレンタカー専門業務等がなおざりとなっていました。
しかしながら、これまでの就業していた会社のES(従業員満足度)は二の次的な状況を当社では革新する機会と捉えれたこと、また、これまで経験した営業スキル、レンタカー運営(経営)が展開できることは私にとって最高のチャンスとなりました。
当社に入社するまでは、飛行機にも乗ったことが無かったのですが、北海道から沖縄まで店舗展開することを目標としていた当社は、既存のフランチャイズ社訪問、空白地への新規フランチャイズ開拓のための営業訪問にて、日本全国を飛び回ることになり、今では48都道府県すべてを訪問する経験もできました。
入社3年目にして取締役に選任していただき、約5年間、取締役統括本部長として活躍させてもらいました。

2018年、創業社長が体調を理由に勇退することになりました。
本来ならば、当社の中から代表取締役社長が選任されればよかったのですが、当時の経営環境より当社フランチャイズ社で日産プリンス兵庫販売㈱の親会社NPHホールディングス㈱の傘下となりました。
NPHホールディングス㈱の社長が当社代表取締役社長に就任しましたが、当社のこれまでの歩みを重んじてくださり、私を含めた従来から就業している従業員を重宝してくださりました。
そのご意向に応えるべく、一昨年までの2年間は過去最高業績を更新する業績を残すことができ、昨年からはコロナ禍もありましたが、「苦戦はしても負けない会社」をスローガンに今年においても更に過去最高業績を更新する見込みとなりました。
私は今年からフランチャイズ本部の代表取締役社長に就任しましたので、改めて空白地を網羅し、日本全国展開を目指すことと同時に創業の精神である「謙虚と感謝の気持ちで すべてのお客様をファンにする」によって、多くのお客様に喜んでいただくこと、地域になくてはならない存在になることを目標に取組んでまいりたいと考えています。
また、私自身、自らの知見を高めて、地域密着で業務、私生活共に充実させて参りたい気持ちで横浜緑ロータリークラブに入会させていただきましたが、昨年から続くコロナ禍の影響で皆様方とのコミュニケーションが思ったように図れていませんので、これからは、より多くの諸先輩方より、ご指導ご鞭撻を賜りたく存じます。
今後とも何卒宜しくお願い申し上げます。
ご清聴ありがとうございました。

 

オンライン出席状況

 

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