会報 第2485回例会 2022年 3月 9日

第2485回例会 会報
2022年3月9日(水)

例会場:青葉台フォーラム / 時間:12:30~13:00

会長:清水裕之 / 幹事:北原弘文
司会:齋藤光宏 副SAA / 点鐘:清水裕之 会長

≪発行 クラブ研修・広報・会報委員長:原野由紀≫


卓話

私の在日生活

高 暁彤 さん [米山奨学生・中国]


ゲスト


高 暁彤 さん
[米山奨学生・中国]

ビジター


該当者無し

会員誕生祝


北原弘文 会員


 

斉唱

『我等の生業』

 

 

紹介・挨拶・お祝い・表彰等

ゲスト紹介

高 暁彤 さん
[米山奨学生・中国]

奨学金授与

 

ビジター紹介

該当者無し

 

 

ベネファクター認証

高嶋淳二 会員

遺言またはそのほかの遺産計画にロータリー財団恒久基金を1,000ドル以上の受取人として指定した方、または恒久基金に1,000ドル以上を現金で寄付された方。
ベネファクターには、認証状と記念の襟ピンが贈られます。

 

RLI パート1修了証

浅井優子 会員

 

会員誕生祝

小泉豊 会員
加藤浩介 会員


 

パートナー誕生祝

該当者無し

 

会長報告

清水裕之 会長

本日は、人は無意識のうちに必要・不要な情報を取捨選択しているという話しを小宮一慶さんからの引用でお話しさせて頂きたいと思います。
皆さんは普段の生活において、見えているようで見えていないものがたくさんあることに気づいていますか?
例えばセブン-イレブンの店舗のロゴ「7 ELEVEn」の最後が、小文字の「n」であるのをご存じですか? あるいはローソンの看板も街なかで何度も見かけたことがあると思いますが、どんな形か思い出せますか? また看板の下のほうには「S」で始まる言葉がありますが、どんな単語かわかりますか? 正解は「STATION」です。ローソンは「駅」なのです。しかし、多くの人は意外と気づいていません。

他の例を挙げると、電車で通勤している人は駅の自動改札機を通りますが、何番の改札機を通りましたか? 出口の番号ではありません。各改札機の下部には大きな番号が振ってありますが、気づいていない人が大半ではないでしょうか。ちなみに私はゲンを担ぐので、4番や13番の改札機は極力通らないようにしています。
このように毎日何気なく何万回も見ていても、実際は見過ごしているものが多いのです。
先のセブン-イレブンの例では、セブン-イレブンに行きたい人からすれば、そのコンビニエンスストアがセブン-イレブンであると認識できればいいわけですから「n」が小文字か大文字かは関係ありません。私たちはもともとすべての情報を取ろうとはしておらず、関心のあるものだけ、自分に必要なものだけを見るようにできています。カメラで撮影するようにすべての景色をそのまま見ているわけではありません。
「必要なものを取捨選択して見ること」は、人が生きるうえで不可欠です。すべての情報を収集し分析していたら、入ってくる情報量が多くなり過ぎて何も判断できなくなります。ひょっとしたら必要な情報が見えていない可能性もあるかもしれません。

それでは「発見力」を養うために、具体的にどうすればものが見えるようになるのかを説明していきます。
まず第1ステップは「関心」を持つことです。皆さんは自動ドアを通るときに、その自動ドアのメーカーを確認しますか? 多くの自動ドアには閉じたドアの中央にメーカー名入りのシールが貼ってあります。私は必ず見ます。
なぜか? 私の顧問先企業が自動ドアを設置しているからです。水色のシールが貼ってあるとその会社の自動ドアだとわかります。同様に塾の看板があれば、どこの塾かにも注意します。百貨店では化粧品コーナーが気になります。いずれも私が社外取締役をしている会社だからです。関心があるから自然と見てしまうのです。
皆さんも好きな人のことならよく見ることでしょう。それは関心があるからです。先ほど私たちは目の前のことをすべてカメラで撮影するように見るのではなく、あらかじめ見るべきものを決めて選んで見ているとお伝えしました。つまり関心がスクリーニング(ふるい分け)をしているのです。
私は経営者の皆さんに「新聞を読むときは、国際面であろうが金融面であろうが他業種の記事であろうが、大きな記事のリード文だけは必ず読んでください」とお願いしています。それは関心の幅を広げることで、社会のことがより広範に見えるようになるからです。

次に「仮説」です。仮説とは基準を指します。基準があればものがより深く、より鮮明に見えるようになります。つまり関心を持って見えたものを、さらに何らかの基準を持って見るとよりはっきりと見えるのです。正しい仮説を持つことで「目利き」になれます。
テレビ番組『開運!なんでも鑑定団』を見ていると、鑑定者たちは数分で本物と偽物を見分けます。それは「どこをどのように見ればよいか」という見分ける仮説を持っているからです。最終的には「正しい仮説を自分で立てられるようになること」が、ものが見えるようになるということです。
経営者の皆さんが社員を、また部署の上司が部下を指導する立場にあるのであれば、まずやるべきは、あることに関心を持たせることです。すると、ものの見え方が変わります。そのためにはヒントを与えることも有用です。次に「仮説」を立てるには、分解して見るポイントを絞ることです。これでものは見えやすくなります。
私のお客さまのアパレル企画会社の若手社員たちは、ものを深く見ています。その理由はファッションに関心があるのはもちろん、上司が若い人たちに分解して見えるコツを与えているからです。例えば「これから流行りそうな洋服を見てこい」と言われても、経験の浅い社員はどこをどう見ればいいのかわかりません。しかし「今年の流行色は黒だと言われているが、本当にそうなのか。黒い服の人の割合を見てこい」と言われれば、色に注目して見ることができます。これが関心に、仮説を与えるということです。
ものが見えないのはポイントがないからです。分解して仮説を持つことで、それまで見えなかった多くのことが見えてきます。全体を見ようとすると、ものを見ているようで見ていない状態になりがちですが、ポイントを絞れば誰でもものは見えてきます。

ここで簡単に、あるポイントを見て全体を想像する私流の仮説をいくつかご紹介しましょう。
•朝食のサラダバーのプチトマトのヘタを取ってあれば一流ホテル
•床がきれいな工場は良い工場
•社員全員が「お客さま」という言葉遣いをするのが良い会社
ただし仮説を立てる際に注意すべきことがあります。仮説は立て方を間違えると、見えるはずのものが見えなくなってしまいます。私もコンサルタントになりたてのころは、お会いする経営者たちに結構騙されたものです。社長の肩書でカッコいいことを話し、腕には高そうなロレックスをしていたりすると、良い会社に間違いないと思い込んでいました。しかしロレックスは会社の業績を表すポイントではなく、私たちの誤解を誘導するレッテル(先入観)だったのです。

誰でも多かれ少なかれ、いろいろな先入観を持って人や物事を見るものです。これが間違いや誤解を生む原因となります。そこで必要なのは、まず先入観を疑うこと。そもそも自分が先入観を持っていることに気づかないところに恐ろしさがありますが、この前提は正しいのかと常に考える癖をつけると、ものの見え方は変わってきます。

さらに1度立てた仮説を常に検証し続けることも大切です。検証とはつまり、素直に観察することです。そして仮説に当てはまらないケースがあると気づいたら、潔くその仮説を捨てなければなりません。何事にも素直であることが大切です。こだわらないとものは見えませんが、とらわれるとまた見えなくなってしまう。難しいものですが素直さが重要なのです。

「発見力」を養い、正しくものが見える人は幸せになれる

ものが見えるということは気づくということでもあります。見えなければ気づくことができないものが出てきます。気づく人は誰かが困っていることに気づくので、進んで手助けできます。逆に人が喜んでいることに気づけば、一緒に喜ぶこともできます。そういう人が周りから好かれるのです。この気づく力こそが「発見力」であり、この発見力を高めると人は幸せになれるのです。

 

幹事報告

北原弘文 幹事

1.ロータリー財団奨学生候補

  残念ながら、地区選考基準に到達しませんでした。

2.理事会報告

別紙参照

3.次年度地区委員の委嘱に対してのお伺い

齊藤 清紀会員(職業奉仕委員会)
下中 英輝会員(インターアクト委員会)
北原 弘文会員(職業奉仕委員会)

4.第5グループG下山G補佐より

第4・5グループ合同IMの中止が決まりました。
その代わりに5月13日(金曜日)に第5グループの合同例会が企画されます。

5.図書を配布いたしました。

再来週の卓話者の著書です。

6.例会の変更について

メークアップの際は、事前に各RC事務局へご確認ください。

 

委員会報告/会員報告等

プログラム委員会

下中英輝 委員長

 

 

出席報告

露木健造 出席委員長

今回出席状況
会員情報 在籍会員 出席 MU済 ビジター ゲスト
会員総数 29 20 0 0 1
(内 出席免除会員数) 6 3

 
ホームクラブ出席率 外部参加者
対象 会員数
(男/女)
出席率 正会員
出席
免除会員
出席
Make-up
会員
ビジター ゲスト
今回 29 (25/4) 76.92 % 17 3 0 0 1
前回補正後 29 (25/4) 65.39 % 14 3 0 0 1
前々回補正後 29 (25/4) 66.67 % 13 4 1 0 0
 

スマイルレポート

スマイル 16 件

ニコニコ

清水裕之 会長 高さん、ようこそいらっしゃいました。ごゆっくりしていってください。来週はズームにて会長報告させて頂きたいと思いますので、よろしくお願いします。
北原弘文 幹事 高さん、さみしいです。
浅井優子 会員 高さん、本日はようこそ。卓話 お願い致します。
加藤浩介 会員 高様、ようこそお出でくださいました。卓話 宜しくお願いいたします。お誕生祝い、ありがとうございました。
加藤喜夫 会員 高さん、卓話楽しみにしています。
小泉豊 会員 誕生祝いありがとうございます。3月19日は妻の誕生日ですが、こちらも合わせてニコニコをさせて頂きます。例会欠席多く申し訳ありません。
齊藤清紀 会員 高さん、ようこそ。本日の卓話、宜しくお願い致します。
齋藤光宏 会員 高さん、本日の卓話よろしくお願い致します。
下中英輝 会員 高さん、おつかれ様でした。又、あそびに来て下さい。
高嶋淳二 会員 高さん、ようこそ。
田中孝 会員 高さん、卓話よろしくお願いします。楽しみにしております。
露木健造 会員 高 暁彤さん (米山奨学生) お疲れ様でした、今後も頑張って下さい。
日向誓子 会員 先週は急に例会、理事会を欠席しまして申し訳ありませんでした。幸い、息子はコロナを発症することなく、保育園に登園できるようになりました。高さん、本日の卓話 よろしくお願いいたします。
舟橋金之介 会員 高さん、修士課程 無事終了 おめでとうございます。本日の卓話、楽しみにしております。
松尾伸治 会員 高さん、卒業おめでとうございます。本日 卓話よろしくお願いします。
武藤泰典 会員 高さん、ようこそいらっしゃいました。本日の卓話、よろしくお願いいたします。
 

ニガニガ

今回は無し  
 

卓話

卓話者紹介

浅井優子 会員

3月5日(土)に奨学生終了式に高さんと参加して参りました。
博士課程:7名 修士課程:11名 学士課程11名 合計29名でした。
無事に1年間の奨学生の期間を終え、4月からは新社会人としてスタート致します。
高さんの事は、この1年しか知りませんが、努力と頑張っている姿を見ていたので安心して社会に送り出せます。短い期間とコロナ禍で女性会員との女子会など出来ませんでしたが、高さんと私達の関係は今後も続いていきますので、落ち着いたらお食事会を致しましょう。

また、心配事や何かで壁に当たってしまった時、ここには人生の先輩達が沢山いますのでお気軽にこの例会場に顔を出して下さい。

 

私の在日生活

高 暁彤 さん
[米山奨学生・中国]

 

オンライン出席状況

 

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