会報 第2045回例会 2012年 5月23日



第2045回例会 2012年5月23日(水)
例会場:青葉台フォーラム 時間:12:30~13:30

司会 竹内建 副SAA
斉唱 『それでこそロータリー』
点鐘 北原弘文 会長
会長報告 北原弘文 会長
幹事報告 下中英輝 幹事
卓話 一年を省みて
国際大会報告
誕生祝 浅井優子 会員
齊藤清紀 会員
三好隆義 会員(欠席)
天野正昭 会員(欠席)
ゲスト 横浜銀行中山支店
 宗貴嗣 支店長
ビジター 無し
出席報告 田中孝 委員長
発行者 工藤公仁 会報委員長
 

画像クリックで拡大表示します。連続で写真が閲覧可能です。

 

会長報告

会長:北原弘文

遺伝子の秘密

 私たちの体は約60兆個の細胞でできていて、その細胞の一個一個の核の中にDNAが存在していることは皆さんご存知の通りです。そしてそのDNAはおよそ30億の膨大な遺伝子暗号がらせん状に羅列されています。そのうちのタンパク質をつくる情報に関する部分を「遺伝子」と呼んでいて、その遺伝子はDNA上の全遺伝情報のせいぜい3%程度でしかありません。では、そのほかの部分は何なのか?残念ながら、今のところ分っていません。しかし、遺伝子暗号はいわば人間の体の設計図であり、極めて精巧、緻密なものですから、まったく無意味なものであろうはずはないと考えられています。

 さて、『ナイト サイエンス』という言葉があります。「大発見はナイト サイエンスから生まれる」
これは筑波大学名誉教授、村上和雄氏の言葉です。 
まず『ナイト サイエンス』とはなんぞや?という話ですが、一言で言うならば「直感と感性の科学」といったところでしょうか。通常、科学というものは「論理性と客観性の学問」であり、実証と論理を基礎とした学問です。村上氏はこういったものを『デイ サイエンス』とよんでいます。
 それに対して『ナイト サイエンス』では論理の枠に収まりきらないひらめきや直感を重視し、大発見という物は大抵現状の「枠(パラダイム)」や「常識」の外側に落ちています。もちろん「枠」の内側をきっちりと詰めることも大事ですが、科学の進展の事を考えると、この「枠」を広げる努力は常に必要だといえます。
そしてこの「枠」を広げるのは論理や実証よりもひらめきや直感が先行していることが多いのです。さらにこうしたひらめきは夜にやってくることが多いので、この『ナイト サイエンス』という言葉が出てきます。大学の授業や学会で発表される科学は『デイ サイエンス』で、そこに至るまでのプロセスに深くかかわっているのが『ナイト サイエンス』です。

 村上和雄氏は京大大学院博士課程卒業後米国バンダービルト大学医学部助教授を経て、1978年筑波大学応用生物化学系教授となり、遺伝子の研究に取り組みました。高血圧の黒幕である酵素『レニン』の遺伝子解読に世界で初めて成功しました。ノーベル賞に近い日本人の一人といわれています。

 村上和雄氏が2003年に面白い実験をしました。事前に筑波大学とお笑いで有名な吉本興業が提携し、糖尿病Ⅱ型の患者25人を集めました。筑波大の医師や看護師も動員されて二日間にわたる実験です。初日は昼食後、教室で難しい糖尿病の授業を受けさせ、二日目は大きなホールでB&Bという漫才タレントのお笑いを1000人以上の観客と一緒にみました。そして二日間の食後の血糖値の上昇具合を測定しました。初日は血液100ミリリットル当たりの血糖値は平均123ミリグラム上昇したのに対し、二日目は患者さん全員の上がり方が極端に下がり、平均で77ミリグラムしか増えず、46ミリグラムの差が出ました。この結果はアメリカの糖尿病学会誌で発表され、ロイター通信を通じて全世界に発信されました。血糖値は血液中のグルコース濃度を測るわけですが、この濃度を一定に保つことは生存のためにとても重要です。難しい話は省きますが『笑いの実験』では血糖値を抑制する方向に働くたんぱく質がいつもより多く作られたと考えられています。心のあり方と遺伝子のON/OFFの関係が科学的に解明されていく時代になりました。日本の諺では『笑う門には福来る』と言い、西洋では『笑いは副作用のない最良の薬』と言われていますが、笑うことが人々健康に良い影響を及ぼすのは間違いないようです。

 
 

幹事報告

幹事:下中英輝

この度は、餅田会員の奥様がご逝去されご冥福をお祈り申し上げます。

例会変更
 
ご案内はございません。

来週の29日(火)は田園ロータリークラブとの合同移動例会となりますので、
長津田「米宗」午後6時30分点鐘となります。
サプライズゲストも来ますので、ご期待下さい。
30日(水曜日)の例会はございません。
間違えて青葉台フォーラムに来ないようお願い申し上げます。

 
 

委員会報告等

会員報告

餅田実 会員

 

委員会報告

新世代奉仕委員会 - [委員長:竹内建]

『先週土曜日5月19日に、国際ロータリー第2590地区2012-13年度インターアクト役員研修会プログラムに
岡部次年度新世代奉仕委員長、石川次年度インターアクト委員長とともに出席しました。
当クラブが提唱する桐蔭学園高等学校インターアクトクラブ(以下、IAC)の活動計画も発表されましたので
ご報告いたします。(例会場にて回覧)
また、IAC顧問柴教諭より桐蔭学園IACの例会(毎週金曜日16:00~)に当クラブロータリアン出席の依頼があり
日程を調整いたしますのでご興味のある方は是非ご参加ください。』

 

次年度について - [会長エレクト:武藤泰典]

 

出席報告 - [委員長:田中孝]

会員総数38名:出席24名
出席率69%:前回補正後83%:前々回補正後86%

 
 

 

スマイルレポート

スマイル 11件

ニコニコ

  • 宗貴嗣 様

    7月から新入会員になります。

  • 北原弘文 会長

    今日はバンコク国際大会の報告の機会を頂きありがとうございます。包み隠して報告致します。

  • 下中英輝 幹事

    餅田様 この度は大変お疲れ様でした。奥様のご冥福をお祈りいたします。

  • 森一誠 会員

    タイの国際大会では お世話になりました。

  • 齊藤清紀 会員

    お誕生祝有難うございます。還暦を迎えました。

  • 餅田実 会員

    5月21日 22日 妻の葬儀に際しては 会員の皆様には お焼香 ご芳志を頂き 誠に有難うございました。心からお礼申し上げます。

  • 平川清樹 会員

    宗さん いらっしゃいませ。

  • 浅井優子 会員

    本日は誕生祝いを有難うございます。

  • 植松俊典会員

    前回より入会させていただきました。

 

ニガニガ

  • 若山誉 会員

    本日業務の都合により 早退させていただきます。

  • 井藤昭宏 会員

    先週欠席して申し訳ありません。

 

お誕生日祝い

会員誕生祝

浅井優子 会員
齊藤清紀 会員
三好隆義 会員(欠席)
天野正昭 会員(欠席)

 

パートナー誕生祝

山下栄蔵 会員パートナー・百合子 様 / 加藤喜夫 会員パートナー・由美子 様

 
 

 

卓話

一年を省みて

岡部忠仁 職業奉仕委員長

~職場見学会・懇親会のご案内~
来る6月21日(木)職場見学会及び懇親会を開催いたします。
ご多忙のところ恐縮でございますがご参加のほど、お願い申し上げます。

 
  • 【日時】 平成24年6月21日(木) 
  • 【集合場所・時間】 十日市場駅北口 13:30集合
    • バスにてJAXA相模原キャンパスへ移動
  • 【職場見学場所】 JAXA相模原キャンパス
    • 相模原市中央区由野台3-1-1 
    • Tel 042-759-8008
  • 【職場見学時間】 15:00~16:30
  • 【懇親会場所】 横浜うかい亭
    • 懇親会からの参加もお受けいたします。
    • 神奈川県大和市つきみ野6-5-2
    • Tel 046-276-5252
    • 中央林間駅よりタクシー3分
  • 【懇親会開始時間】 18:00より
  • 【懇親会会費】 会員:¥10,000- 
 

国際大会報告

露木健造 会員

 

鶴岡武 会員

  1. 大会の登録者数について
    バンコク大会の最終登録数は未だ発表されておりません。
    大会前に集計された情報では、登録者数は30,395名です。3万名を超えた大会は過去に6回しかなく、その内訳は史上最大規模だった2004年大阪大会(45,381)、1978年の東京大会(39,843)、そして2005年のRI100周年記念シカゴ大会(39,460)、1989年のソウル大会(38,878)、1995年のニース大会(34,077)、そして1994年の台北大会(31,161)です。2006年以降1万名台の小規模な大会が続いておりましたのでバンコク大会は久々に3万名を超えた盛大な大会だった事になります。
    大会前集計の国別上位5カ国は次の通りでした。4月24日現在のもので最終的な登録者数。
    1位 インド       5,262名 (インド:カルヤンRI会長の出身国)
    2位 タイ(開催国)   4,964名
    3位 米国        3,441名
    4位 日本        3,277名
    5位 台湾        2,027名
  2. 2013年のRI年次大会は東ケ崎潔氏、向笠広次氏に続き日本から3人めのRI会長田中作治氏の主導で6月23日からポルトガルのリスボンで開催される予定です。
    ヨーロッパ大陸の西端に位置するポルトガルは大航海時代の1522年に史上初めて世界1周を成しとげた探検家フェルデナンド・マゼランや日本でキリスト教を広めた
    イエズス会の宣教師フランシスコ・ザビエル等々でも有名です。歴史と情緒あふれる街並みに新鮮なシーフードそして哀愁を帯びた伝統音楽ファドを楽しみロータリーならではの国際大会を楽しみまれます・
    言葉が通じなく、ホテルも知らないバンコクタクシーとは異なり、グレイドが高く又周辺に盛りだくさんのツアー候補があり、是非皆さん参加しましょう。
 

森一誠 会員

タイ国際大会においては、会員10名で参加致しましたが10.000名が収容できる施設で、英語を和訳出来るラジオが周波数が合わず苦労しました。大会は大阪大会と同じで人は多いが、二部構成ですので二部の方はガラガラですので、国王の妃殿下の話を聞くだけで退席しました。余談ですが、ゴルフを6人でプレイしてグリーン上にはキャデイを入れて12名がプレイをする、アジア式ゴルフを堪能致しました。
仏教国らしく全ての人が感謝を込めて合掌される姿に感銘を受けました。

 

村松勇治 会員