第2044回例会 2012年5月16日(水)
例会場:青葉台フォーラム 時間:12:30~13:30
司会 | 高嶋淳二 SAA |
斉唱 | 『我等の生業』 |
点鐘 | 北原弘文 会長 |
会長報告 | 北原弘文 会長 |
幹事報告 | 下中英輝 幹事 |
卓話 | 『ロータリーの友』 編集長 二神典子 様 |
誕生祝 | 工藤公仁 会員 |
ゲスト | 『ロータリーの友』 編集長 二神典子 様 |
ビジター | 無し |
出席報告 | 田中孝 委員長 |
発行者 | 工藤公仁 会報委員長 |
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入会式
会長報告
会長:北原弘文
特許について
先月、新日本製鉄が韓国の鉄鋼最大手のポスコ社を特許侵害で東京地裁へ提訴しました。同時にアメリカでも訴訟を起こし、大きなニュースになりました。そもそも特許とは一定期間独占的にその製品などを製造販売できる権利ですね。特許の歴史についてですが、13世紀イタリアのヴェネツィア共和国では、発明に対して特許が与えられていたとされ、世界最古の成文特許法である発明者条例が公布されました。このことから、近代特許制度はヴェネツィアで誕生したとされています。その後1623年にイギリス議会で制定された専売条例は、発明と新規事業のみを対象として、一定期間(最長14年間)に限って独占権を認めるとともに、権利侵害に対する救済として損害賠償請求を規定しました。この条例の制定によって、近代的な特許制度の基本的な考え方が確立されたとされ、この条例は、ジェームズ・ワットの蒸気機関(1769年)等の画期的な発明がなされる環境を整え、英国に産業革命をもたらしたと評価されています。日本での近代的な特許法が整備されたのは大正時代です。特許というと皆さんはどのような製品を思い浮かべますか。実はご存知の方もいらっしゃると思いますが、『コカ・コーラ』は特許を出願していません。これは、絶対に真似されないと自信がある『レシピ』を持っているから、といわれています。仮に出願すると『レシピ』が公開され、20年程すると真似されてしまいます。『コカ・コーラ』の原液の中身はトップシークレットで、アメリカ本国から世界各国へ運ばれて、現地で生産されています。また、ケンタッキーフライドチキンは圧力釜を使う調理方法については特許を取得しましたが、スパイスの調合については秘密にしているそうです。身近ではほとんどのラーメン屋さんも「企業秘密」としてスープの取り方を秘密にしていますね。どうやら食品の中身そのものは、特許にそぐわないみたいです。『特許を申請しない企業戦略』って、面白いですね。
『痛くない注射針』で有名になった岡野工業。5/1000mmという超薄いステンレス板を丸めて作るのですが、すぐに世界特許を取得しました。将来特許が切れても真似できない技術といわれています。
ジェネリック(後発)医薬品も最近は注目されていますが、当然相当な技術力が求められますね。後発品の普及はアメリカ、カナダ、イギリス、ドイツなど先進各国で進んでいます。その普及率はアメリカ71%、カナダ66%、イギリス65%、ドイツ62%といずれも60%を越えていますが(2009年・数量ベース)、日本の普及率は20%程度にとどまっています。
幹事報告
幹事:下中英輝
本日は植松会員入会おめでとうございます。これから一緒に頑張りましょう。
ロータリーの友編集長 二神さま、本日卓話よろしくお願いいたします。
例会変更
- 横浜田園ロータリークラブ
- 5月29日(火)2クラブ合同例会(横浜緑・田園) 長津田「米宗」点鐘18:30
- 6月19日(火)バラ園手入れ「藤が丘バラ園」
- 6月26日(火)最終移動例会「山翠楼」点鐘17:30
ロータリー手帳が届きました、注文された方のメールBOXに入れてあります。
お支払いは済んでおります。
千葉緑との姉妹クラブ締結記念品が皆様にありますので、本日お配り致しました。
もらってない方は、例会場に置いてありますので、後日例会に参加された際
事務局にお問い合わせください。
清水保代会員から伝言です。
この度は、会員の皆様にご会葬下さり、誠にありがとうございました。
又、お手伝いを頂きました方々、本当に感謝申し上げます。
大変心強かったです。何より会員の皆様方の臨機応変さには、さすが管理職だと、思われたそうです。
委員会報告等
スマイルレポート
スマイル 17件
ニコニコ
- 北原弘文 会長
「友」編集長、二神様、本日の卓話楽しみにしておりました。植松様、入会おめでとうございます。ロータリーライフを楽しんで下さい。藤後様、ごゆっくりお過ごしゆっくり下さい。
- 下中英輝 幹事
二神様 本日の卓話よろしくお願いします。植松様これからよろしくお願いします。
- 加藤喜夫 会員
植松さん 入会おめでとうございます。ロータリーでもご活躍を期待しております。
- 鶴岡武 会員
「ロータリーの友」二神編集長ようこそ!卓話よろしくお願い致します。
- 齊藤清紀 会員
二神様本日の卓話よろしくお願い致します。植松様入会おめでとうございます。
- 大地哲郎 会員
植松様 ご入会おめでとうございます。一緒にロータリーを楽しみましょう。又妻の誕生祝いありがとうございます。
- 河原裕典 会員
二神典子様 ようこそおいで下さいました。卓話よろしくお願い致します。植松君入会おめでとうございます、楽しくロータリー活動を行いましょう。
- 武藤泰典 会員
ロータリーの友 二神様ようこそいらっしゃいました。本日の卓話、よろしくお願い致します。植松様入会おめでとうございます。
- 若山誉 会員
二神様 本日は卓話よろしくお願いします。植松様 入会おめでとうございます。これからよろしくお願いします。
- 天野正昭 会員
二神様ようこそ 本日の卓話よろしくお願い致します。植松様 入会おめでとうございます。これからよろしくお願いします。
- 田中孝 会員
ロータリーの友編集長 二神典子様 ようこそおいで下さいました。卓話楽しみにしています。植松俊典様入会おめでとうございます。
- 小泉豊 会員
植松様 入会おめでとうございます。これからもよろしくお願いします。
- 井上幸治 会員
植松様 入会おめでとうございます。これから長い間よろしくお願い致します。多くの会員の皆様のご協力のお蔭で無事に母の日を終る事ができました。ありがとうございました。
- 工藤公仁 会員
本日は誕生祝ありがとうございます。植松様 入会おめでとうございます。
- 浅井優子 会員
植松様 ご入会おめでとうございます。
- 飯田正男 会員
植松俊典会さん 入会おめでとうございます。
- 髙嶋淳二 会員
二神典子様 ようこそおいで下さいました。卓話楽しみにしています。植松様ご入会おめでとうございます。これからよろしくお願いします。
お誕生日祝い
会員誕生祝
工藤公仁 会員
パートナー誕生祝
遠藤一典 会員パートナー・チヨ 様 / 大地哲郎 会員パートナー・多美子 様
卓話
卓話者紹介:鶴岡武 会員
『ロータリーの友』
あれこれ
『ロータリーの友』
編集長 二神典子 様
国際ロータリー(RI)の機関誌『The Rotarian』と『ロータリーの友』を含めた30の地域雑誌を総称して、Rotary World Magazine Pressと言います。ロータリーの雑誌は、7月号にRI会長の写真を使うことが決められています。しかし、それ以外の月は、自由に表紙をつくることができますから、各地域雑誌には、お国柄が表れていると思います。
ロータリー地域雑誌には、毎月、『The Rotarian』ら決められた記事を、それぞれの言語に翻訳して掲載しなければならない、という義務もありますが、『友』誌では、「『The Rotarian』○月号から」という言葉に加えて、「RI指定記事」というロゴマークをつけています。5月号では、「RI会長メッセージ」「ロータリー財団管理委員長メッセージ」 「GLOBAL OUTLOOK」が「RI規定記事」となっています。この他に、「『The Rotarian』○月号から」とだけ記載してあって「RI指定記事」というロゴのない記事もありますが、これらは指定記事ではないが、日本のロータリアンが興味を持ちそうな記事を選んで掲載しているものです。
「GLOBAL OUTLOOK」は、11月号、2月号、5月号に掲載しています。今度の5月号は「ロータリアンのための水と衛生入門」というーテーマですが、「GLOBAL OUTLOOK」は、このように、ロータリーが力を入れている活動、長年取り組んできた活動が、わかりやすくまとめて掲載されています。また、ちょうど真ん中に入れてありますから、そこだけを抜き取って保存できます。『友』を処分する時に、残しておいていただきますと、後で役に立つことも多いと思います。
『The Rotarian』の記事に関してですが、4月号のRI会長メッセージの翻訳をチェックしていると、「今月号で皆さんは、私たちが今日直面している最も緊急性を要する人道危機の一つ、『飢餓』と闘うために、ロータリーがどのような活動をしているかお読みになることでしょう」と書かれていて驚きました。『友』誌では、この飢餓に関する記事を掲載する予定がなかったからです。締め切りまでに時間がありませんでしたが、急きょこの記事を翻訳して掲載することにしました。
数日後、『The Rotarian』の編集部から、このアフリカの記事を掲載しなくてもいいように、「会長メッセージ」の先ほど読ませていただいた部分を切った記事が送られてきましたが、私はこの記事を掲載して良かったと思っています。日本では、考えられないような状況に追い込まれている人たちがいて、その人たちを救おうとしているロータリアンたちがいることを知っていただきたいと思ったからです。
RIでは、公共イメージの向上に関連して広報に力を入れており、広報に関する素材やアイデアを提供しています。しかし、効果的な広報のためには、それらを、それぞれの国や地域の文化やメディアの事情に合わせてアレンジする必要があります。これを「地域化」と言い、そのお手伝いをするのが、私が今務めておりますロータリー公共イメージコーディネーターの仕事です。雑誌に関して、『The Rotarian』を全文翻訳して発行するのではなく、地域雑誌があるのも、この「地域化」の表れであり、私たち地域雑誌の編集者の役目であろうと思っています。
東北大震災が起こってから、1年が経ちました。世界中の人からたくさんの温かいメールをお送りいただきましたが、それらのメールの最後に書かれていた「私たちの心は日本の皆さまとともにあります」という言葉から、『友』誌に掲載している震災関連の記事のタイトルを「心は共に」としました。
昨年10月13日、これら3クラブが、郡山で、福島第一原子力発電所から20キロ圏内にある、浪江RC、小高RC、富岡RCが、ガバナー公式訪問のための3クラブ合同例会を開かれ、私も同席させていただきましたが、3月11日以来、初めて会ったという方も多くいらっしゃいました。
例会では、ガバナーからの要請で、一人ひとり、3月11日以来の近況を報告されました。震災以来、何か所かを転々とされた方がほとんどでした。仕事を失ってしまった方々もたくさんいらっしゃいました。それでも、皆さまの近況報告からは、この状況を前向きに乗り越えていこうとしている強さを感じることができました。
私が『友』 の編集長だということを知って、何人かの方から、「例会が開けない、ロータリーの仲間に会えない状況で、毎月、手元に届く『ロータリーの友』が、唯一自分がロータリアンであることを感じさせてくれるものです。時間はありますから、じっくり読んでいます」といったようなお話を聞くことができ、自分の仕事の重さを感じると同時に、多少なりともお役に立てているようで嬉しく思いました。
『友』誌には、人と人との出会いや結びつきがたくさん詰まっています。それらのことに思いを馳せて読んでいただけると、新たな楽しみが見えてくるのではないかと思います。今日、お目にかかりましたことをご縁に、『友』誌を皆さまの「友」にお加えいただければ幸いでございます。