第2126回例会 2014年2月5日(水)
例会場:青葉台フォーラム 時間:12:30~13:30
経営研究会について:若山誉 会員
誕生祝 | ゲスト | ビジター |
大野富生 会員 / 石川輝久 会員(欠席) | 無し | 加藤文仁 会員 山田晃嘉 会員 (横浜瀬谷RC) |
報告等
会長報告
会長:天野正昭
みなさんこんにちは。
先週8クラブ合同例会に参加された皆様ご苦労様でした。森元首相の講話は内容もですが話の組み立て方など大変楽しめました。会食に入ったころ新横浜ロータリークラブの新倉会長がホッとしたと言っていたことが何より印象的でした。
また昨日もえぎ野中学校より依頼されていた職業講話に私共の社員3名と共に行ってまいりました。二年生156名と大所帯でしたので当然職業の話だけでは間が持ちにくいため、数回担当の先生と打ち合わせして生徒参加型のヘアーショーという方法を取りました。
生徒2名先生1名をモデルにし、施術中に生徒がインタビューしながら進行させ時間を全員で共有し楽しく無事に終了できました。まだ生徒達の感想は聴いていませんが参加した社員3名は終了後こんな感想を口にしていました。「自分の力が人の役に立つというのはうれしい」と。また「この会社がやってきたことを続けていきます」とまで言ってくれました。
私の会社理念いわば「のれん」継承してくれるであろう社員が今回の機会を境に一段上の何かを見つけ、さらに何かに気づいたことに嬉しさを感じ得ません。
松下幸之助氏は「私の履歴書」の中で「のれん」についてこんなことを書いています。昭和13年松下幸之助氏のもとに当時経営が最悪となっていたレコード会社「ビクター」の経営を引き受けてくれと話が来たそうです。
悩んだ末決心をさせたのがあの犬のマークだったそうですが、その時の気持ちをこう書いています。「小さな子供まで親しまれている、いわば伝統ある国民的な‘のれん‘である。その‘のれん‘を消してはならない」と。
会社の大小は別に各自の「のれん」をどの様な形で渡し受け継がせるか。これは私のような零細企業でも大変重要で大変難しい問題です。
創業者は誰でも大きな志をもって起業します。技術など目に見えるものは伝えられますが暗黙知といわれる志などソフトの継承は短時間でなせるものではありません。今回の体験から私は二つの事に気が付き大切なモノを手に入れたような気がします。
一つ目は母から伝えられた「情けは人の為ならず」の再確認。あと一つはやはり自身が正しいと信じた道を迷わず選ぶという再確認でした。
帰宅途中昔学んだ「出藍の誉れ」という言葉を思いだしました。(青は藍より出で、藍よりも青し)弟子が師匠を超えるという意味ですが、休みにも関わらず楽しそうに参加してくれた社員に感謝するとともに、超えてくれる日はそう遠くないと思える一日でした。
幹事報告
副幹事:大野富生
- 2013-14年度国際ロータリー第2590地区第46回インターアクト年次大会及びローターアクト主催インターアクト卒業式開催の件をガバナー事務所より再度頂いております。
開催日時:2014年3月19日(土)9:00~16:30(受付8:30~)昼食のお弁当の準備あり 場所:捜真女学校中学部・高等学部チャペル
年次大会幹事校:捜真女学校中学部・高等学部(提唱RC:神奈川RC)
登録料:インターアクター2,000円/人 ロータリアン5,000円
申込・送金期限 2月20日(木)必着
出席者のご検討をお願い致します。 - 千葉市議会議員・千葉市医師会との懇親野球大会のご案内が千葉緑ロータリークラブより届いております。
日時:2月9日(日)
場所:QVCマリンフィールド - 2013年の手続要覧の購入について本日回覧を回します。
- 国際ロータリー第2590地区 2013-14年度 第4・第5グループのIMが開催されます。
日時:3月6日(木)13時30分開会(点鐘)
場所:「はまぎんホール」(ヴィアマーレ)
多くの会員のご参加をお願い致します。 - 第 2590地区 2013-14年度 第4・第5グループのINTERCITY MEETING
の基調講演の講師をお引き受けいただいた原田義之氏が出版しております「輝く瞳に会いに行こう」(一冊:1365 円)を当クラブでは10名の会員の方が購入して頂きました。ご協力頂きました会員の皆様ありがとうございました。 - 従来3年未満の新会員を対象として行ってきた「新会員のためのR情報セミナー」を今年度は地区ロータリーセミナーとして開催致します。出席対象者は新会員の他、会長、幹事、R情報委員長他参加を希望される会員すべてとなっておりますので、多くの会員の方のご出席をお願い致します。
日時:3月16日 10時30分~18:00
場所:聖光学院中学校高等学校・小講堂及び新校舎教室
会費:一人 5,000円
締切;2月28日 - 千葉緑RCとの親睦ゴルフが3月13日に開催されます。後程飯田親睦委員
長がご説明致しますが、多くの会員の方のご出席をお願い致します。 - 本日理事会がございます。
他クラブ例会変更
- 横浜都筑RC
- 3月 5日(水)→6日(木)「I.M」に移動例会 新横浜プリンスホテル
- 4月 2日(水)→移動夜間例会 「観桜会」点鐘18:30
- 4月30日(水)→休会
- 横浜港北RC
- 2月13日(木)→移動夜間例会 会場変更「DANZERO」→新横浜プリンスホテル 3F 点鐘18:30
- 4月 2日(水)→移動夜間例会 「観桜会」点鐘18:30 松本楼
千代田区日比谷公園1-2 Tel 03-3503-1451 - 5月 1日(水)休会
委員会報告等
スマイルレポート
スマイル 19 件
ニコニコ
- 加藤文仁 会員(横浜瀬谷RC)
お世話になります。本日はIMの登録と参加のご案内にまいりました。よろしくお願いいたします。
- 天野正昭 会長
横浜瀬谷RC 加藤様、山田様、ようこそお越しくださいました。また IMキャラバンお疲れ様です。ごゆっくりお過ごしください。
- 浅井優子 会員
若山会員、本日の卓話 よろしくお願いします。
- 飯田正男 会員
横浜瀬谷RC加藤文仁様、山田晃嘉様ようこそいらっしゃいました。若山会員卓話よろしくお願い致します。
- 井藤昭宏 会員
妻の誕生祝 ありがとうございます。
- 井上幸治 会員
瀬谷RC加藤文仁様、山田晃嘉様 ようこそおいで下さいました。若山さん、本日 卓話よろしくお願いします。
- 大地哲郎 会員
瀬谷RC加藤様、山田様 ようこそいらっしゃいました。IMの成功をお祈りします。
- 大野富生 会員
誕生日祝い ありがとうございます。
- 北原弘文 会員
瀬谷RCの加藤様、山田様、ようこそいらっしゃいました。
- 小泉豊 会員
瀬谷RC 加藤様 山田様 本日は宜しくお願いいたします。若山さん、本日無理やり卓話をお願いし申し訳ありません。宜しくお願いいたします。
- 齊藤清紀 会員
横浜瀬谷RC 加藤様、山田様、IMのキャラバン ご苦労様です。ごゆっくり、お過ごし下さい。
- 清水保代 会員
横浜瀬谷RC IMキャラバン 加藤様 山田様、ようこそおこし下さいました。
- 宗貴嗣 会員
瀬谷RC 加藤様 山田様 ようこそお越し下さいました。
- 鶴岡武 会員
横浜瀬谷RC,加藤様 山田様 ようこそ、IMキャラバン御苦労様です。
- 武藤泰典 会員
瀬谷RC 加藤様、山田様 ようこそいらっしゃいました。
- 餅田実 会員
瀬谷ロータリークラブの加藤様、山田様 ようこそ、よろしくご指導のほどお願いいたします。
- 森一誠 会員
家内の誕生祝い 有難うご座居ます。
- 若山誉 会員
横浜瀬谷RC 加藤様 山田様 お寒い中 ありがとうございます。
ニガニガ
- 村松勇治 会員
昨日、会社の友を会葬し、落ち込んでいます。
卓話
経営研究会について
若山誉 会員
最近発表になった指標等からお話しをさせていただきます。
製造業の雇用減少、非正規労働者増加など変化する我が国の雇用
先日、総務省は「労働力調査」の平成 25 年(2013 年)平均結果の資料を公開しました。その 内容は現在の我が国の産業構造の変化や雇用の現状をよく反映したものになっていますの で、本日はそのポイントについて見てみることにしましょう。
- 完全失業率は 4.0%と,前年に比べ 0.3 ポイント低下。男女別では男性が 4.3%、女性は 3.7%
- 完全失業者は 265 万人と,前年に比べ 20 万人減少
- 就業者は 6,311 万人と,前年に比べ 41 万人増加。内訳は男性が 6 万人減少、女性が 47 万人増加
- 正規の職員・従業員は 3302 万人,非正規の職員・従業員は 1906 万人。非正規割合は 36.6% と過去最高
- 産業別の就業者数は「医療,福祉」が 23 万人増加、「複合サービス事業」が 8 万人増加,「卸売業,小売業」が 7 万人の増加。一方、「製造業」は 14 万人の減少
- 就業率は 56.9%と,前年に比べ 0.4 ポイント上昇
- 非労働力人口は 4506 万人と,前年に比べ 34 万人減少
このようにリーマンショック後の雇用危機からは完全に立ち直り、ほぼリーマン前の好 況時の水準に戻りつつあります。一方で、我が国の基幹産業である製造業の雇用が減少し、 医療・福祉やサービスの雇用が増加するなど産業構造の転換が雇用にも明確に反映してき ていますし、非正規比率もこの 10 年間で非正規比率は約 5%上昇しています。この傾向は 今後も続くと考えられますので、人事労務管理も必然的に変化が求められることになりま す。来年 4 月にかけては多くの労働関係法令の改正も予定されていますが、人事労務管理 の巧拙が企業経営に大きな影響を与える時代になっていることは間違いありません。
大改正が予定される労働者派遣制度見直しの報告書が明らかに
労働者派遣法改正の具体的内容である報告書の内容が公開されました。労働政策審議会は、 昨年 8 月から職業安定分科会労働力需給制度部会において、13 回にわたり議論を重ね、昨日、厚生労働大臣に対して労働者派遣制度の改正について建議を行いました。報告書はこ の建議に添付されているものですが、これまでの人材派遣制度を根幹から変える非常に重 要な内容となっています。
今回の建議では、登録型派遣・製造業務派遣の継続、専門 26 業務の区分の廃止などが盛り込まれていますが、もっとも影響が大きい改正内容は派遣受入れの期間制限の見直しで す。従来は原則として同一の業務について最長 3 年までしか派遣を受け入れることができ ませんでしたが、これを見直し、以下の方向性が示されています。
- 個人単位の期間制限の導入
同一の業務ではなく、同一の派遣労働者について最長 3 年まで派遣を受け入れることが できるようにする。 - 派遣先における期間制限の緩和
派遣先は、同一の事業所において 3 年を超えて継続して派遣労働者を受け入れてはならないものとするが、派遣先が派遣労働者の受入開始から 3 年を経過するときまでに、当該 事業所における過半数労働組合(過半数労働組合がない場合には民主的な手続により選出 された過半数代表者)から意見を聴取した場合には、さらに 3 年間派遣労働者を受け入れ
ることができるものとする。その後さらに 3 年が経過したときも同様とする。
つまり、過半数労働組合の意見聴取さえ行えば、3 年毎に人は変われど、継続的に派遣労 働者の受け入れを行うことができるという内容となっています。厚生労働省は、この建議 の内容を踏まえ、平成 26 年通常国会への法案提出に向け、法案要綱を作成し、労働政策審 議会に諮問する予定としていますが、企業の人材調達にも大きな影響がある内容ですので、 今後の動向については注目していきたいところでしょう。
育児休業給付充実や教育訓練給付拡充など注目の改正点が含まれる改 正雇用保険法案いよいよ国会提出へ
厚生労働省の労働政策審議会が、雇用保険の育児休業給付の充実や教育訓練給付の拡充な どを盛り込んだ法律案要綱をおおむね妥当、平成 26 年度の雇用保険率を現行の 1.0%に据 え置くことを盛り込んだ告示案要綱を妥当と認め、厚生労働大臣に答申しました。これに より、来週召集される通常国会に改正法案が提出される見込みとなりました。
法律案要綱の概要は次の通りであり、実務に影響のあるものも含まれています。
- 育児休業給付の充実 (平成 26 年 4 月 1 日施行)
育児休業給付(休業開始前賃金の 50%を支給)について、1歳未満の子を養育するため に育児休業を取得する場合、休業開始後6か月について、休業開始前の賃金に対する給付 割合を 67%に引き上げる。 - 教育訓練給付金の拡充及び教育訓練支援給付金の創設(平成 26 年 10 月1日施行)
- 教育訓練給付(受講費用の 2 割を支給、給付上限 10 万円)を拡充し、中長期的なキャ リア形成を支援するため、専門的・実践的な教育訓練として厚生労働大臣が指定する講座 を受ける場合に、給付を受講費用の4割に引き上げるとともに、資格取得などの上で就職 に結びついた場合には、受講費用の2割を追加的に給付する
1年間の給付額は 48 万円を上限とする
(給付期間は原則 2 年。資格につながる場合などは最大 3 年)
対象者:2年以上の被保険者期間を有する者
(2回目以降に受ける場合は 10 年以上の被保険者期間が必要) - 教育訓練支援給付金を創設(平成 30 年度までの暫定措置)
45 歳未満の離職者が上記の教育訓練を受講する場合、訓練期間中は、離職前の賃金に基づいて算出した額(基本手当の半額)を給付する。
- 教育訓練給付(受講費用の 2 割を支給、給付上限 10 万円)を拡充し、中長期的なキャ リア形成を支援するため、専門的・実践的な教育訓練として厚生労働大臣が指定する講座 を受ける場合に、給付を受講費用の4割に引き上げるとともに、資格取得などの上で就職 に結びついた場合には、受講費用の2割を追加的に給付する
- その他
- 就業促進手当(再就職手当)の拡充(平成 26 年 4 月 1 日施行) 早期再就職した雇用保険受給者が、離職前の賃金と比べて再就職後の賃金が低下した場合には、6 か月間職場に定着することを条件に、現行の給付(早期再就職した場合に、基本 手当の支給残日数の 50%~60%相当額を一時金として支給)に加えて、低下した賃金の 6 か 月分を一時金として追加的に給付する。(基本手当の支給残日数の 40%を上限)
- 平成 25 年度末までの暫定措置の延長(3年間の延長)
- 解雇、雇止めなどによる離職者の所定給付日数を 60 日間延長する個別延長給付につ いて、要件を厳格化して延長する。
- 雇止めなどの離職者(特定理由離職者)について、解雇などによる離職者と同じ給 付日数の基本手当を支給する暫定措置を延長する。
※平成 25 年度に引き続き、平成 26 年度の雇用保険率を一般の事業で 1.35%、農林水産・ 清酒製造の事業で 1.55%、建設の事業で 1.65%とする(告示による)
重要と思われるトッピクスを中心にお話しさせていただきました。追って、経営研究会 でも発表させていただく予定です。