第2127回例会 2014年2月12日(水)
例会場:青葉台フォーラム 時間:12:30~13:30
将棋と人間育成:安部義三 様
誕生祝 | ゲスト | ビジター |
石川輝久 会員 | 安部義三 様 (神奈川県小中学校将棋連盟副理事長) |
無し |
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報告等
会長報告
会長:天野正昭
皆さんこんにちは
先日の大雪ですが皆さんは仕事に影響ありましたでしょうか。私の各店舗はパタリと客足がとまり開店休業状態となりました。海の家やスキー場と同じく季節が影響してくる商売ですから仕方ありませんが自然には勝てないと実感してしまいます。「吹雪凄かった」とお客様と話していると北海道出身の社員が「昨日の雪、あれ吹雪じゃありませんよ」と。ホントの吹雪は前が見えないとか。雪国の人から見ると大騒ぎしすぎとみられるようですがでも凄かったですね。
先週会長幹事会があり幹事と共に出席してまいりました。
地区R財団の委員長、委員お二人が寄付などへのお願いに来ておりました。
1つめは、R財団への寄付・2つ目がベネファクタ―のお願い・3つ目ポリオへのさらなる支援・4つ目がビジネスロータリーカード入会へのお願いなどでした。
小澤ガバナー補佐が冒頭今年に入り地区からの報告がだんだん少なくなってきていると感じると報告してましたが私宛のメール数も今年に入り減ってきたなと感じます。
さて議題の内容ですが
- RYLA研修への参加依頼
- 地区ロータリー研修セミナーへの参加依頼
- ロータリー財団寄付の年次基金・ポリオプラス寄付金・恒久基金2名以上など。
- 全国会員増強セミナーへの出席依頼
- 米山奨学生の人数報告
- R財団地区補助金プロジェクト募集
- 世界大会へ出席する会員にお願い
- フィリピン災害支援金について
- 8クラブ合同例会のお礼
- IMについて
以上です。
幹事報告
委員会報告等
スマイルレポート
スマイル 10 件
ニコニコ
- 天野正昭 会長
阿部義三様ようこそいらっしゃいました。本日の卓話 宜しくお願い致します。 - 飯田正男 会員
パートナー誕生日、お花ありがとうございます。当たったお花は部屋できれいに咲いています。安部 義三様ようこそいらっしゃいました。 - 石川輝久 会員
お誕生日のお祝いありがとうございました。1月の例会が出席できず申し訳ございませんでした。これから、ガンバッテ出席いたします。 - 井上幸治 会員
安部様、ようこそ!本日 卓話よろしくお願い致します。 - 大地哲郎 会員
阿部様、ようこそいらっしゃいました。本日の卓話よろしくお願いします。 - 小泉豊 会員
神奈川県小中学校将棋連盟 安部 義三様、本日は卓話宜しくお願いいたします。 - 齊藤清紀 会員
安部様、本日の卓話、よろしくお願い申し上げます。ちこくして申し訳ございません。 - 田中孝 会員
神奈川県小中学校将棋連盟副理事長 阿部義三様、本日はご多用の中、ようこそおいで下さいました。卓話楽しみです。よろしくお願い致します。 - 鶴岡武 会員
神奈川県小中学校将棋連盟副理事長 阿部様 ようこそ。卓話よろしくお願い致します。 - 餅田実 会員
神奈川県小中学校将棋連盟 阿部副理事長さん ようこそ。よろしくご指導のほどお願いします。
卓話
将棋と人間育成
将棋を強くするとともに、将棋を通して人を伸ばす1つのアプローチ
安部義三 様
(神奈川県小中学校将棋連盟副理事長)
- 前置き
- 平安・興福寺~大量の駒の発見…駒の販売、厳しい修行と戒律の中で生きた僧侶たちの楽しみは将棋であった。
- 家康が、家元制度を作る(大橋家、伊藤家)、将棋を奨励した。今から400年前
神奈川県小中学校将棋連盟紹介
設立の趣旨、活動実績、大会の様子など
もえぎ野中学校将棋部の紹介
目標
トップチームと互角に戦えることで、自信と意欲の持てる人間作り
これまでの歩み
H20年度 | 将棋部を創設。(一年生11名の部員でスタート) | |
H21年度 | 文部科学大臣杯将棋団体戦全国大会 神奈川県予選に参加 | |
H22年度 | 県代表に2チーム | 東日本大会(32チーム)ベスト 8 |
H23年度 | 県代表に2チーム | 〃 ベスト16 |
H24年度 | 県代表に3チーム | 〃 ベスト 8 |
H25年度 | 県代表に2チーム 市教育委員会・表彰 |
〃 ベスト 4 (準決勝敗退。あと一歩で東西決戦へ) |
指導方針
- 短期目標を積み重ねる
例えば、- ランニングのタイム、筋トレの回数を計測する。
- 3手詰め問題を10分以内に何問解いたかを記録する。
- 弱い子に焦点を置く
例えば- 次の一手問題で、できなかった部員に、「どこで困っているのか」を発表させ、できた部員が解説をする。
活動内容
- 体力作り
ランニング、筋トレ - 物量作戦
平日(月~金)+休日+朝練(週1回)+校外・合宿 - 高速道路走行
詰め将棋・定跡研究・棋譜並べ・TV将棋・実戦 - 多面的な活動~地域交流、異年齢交流、ボランティア、プロ棋士等
==主な活動==
- 高齢者将棋愛好会との交流会(異世代間交流から学ぶ~週1回)
- 地域防災活動に参加(高齢化する中での若い力として、トイレ組み立て、水質検査他)
- 地域運動会での運営ボランティア(用具準備、アナウンス、競技要員他)
- 地域子ども将棋教室(小学生)の補助講師
- 地域将棋イベントの会場設営、運営補助
- 将棋合同練習会の用具運搬、会場設営、運営補助
- 公式大会の会場設営、用具設定
- 日本将棋連盟道場(千駄ヶ谷)での練習~経験不足の補充・月1回程度
- 中、高校生との合宿~毎年夏休みに湯河原で2泊3日
- プロ棋士との交流、支援
勝又清和 六段(東大 教養学部 客員教授)
森内俊之 竜王・名人
将棋の教育効果
- 自己決定と実現
- 自分で考えて指し手を決め、1つの対局を組み立て、結果には全責任を負う。
- 悔しくても、負けた方が、「負けました」と云う。勝った方は「ありがとうございました」と云う。
負けた悔しさ、勝った喜び、負けた相手へのいたわり
- コミュニケーション能力の伸長
- 対局とは、2人で創りあげていくもの。指し手を通して知恵比べをする。相手の考え、心理を読む。盤上の格闘技。
- 対局後には、感想戦を行う。(自分の考えを述べ、相手の考えを聞く。どこかで折り合いを付ける。)
- 団体戦であるため、自分の役割を自覚し、仲間との切磋琢磨、協調の精神が必要とされる。
- 自己の課題克服
- 子どもが抱えている課題を克服し、成長につながる助けになる。
- 日々の生活・行動がより能動的になっていく。