第2434回例会 会報
2021年1月27日(水)
例会場:オンライン(Zoom) / 時間:12:30~13:30
会長:舟橋金之介 / 幹事:浅井優子
司会:北原弘文 SAA / 点鐘:小泉豊 直前会長
≪発行 クラブ研修・広報・会報委員長:日向誓子≫
卓話
委員長卓話
田中孝 米山記念奨学委員長
篠田正道 プログラム委員長
ゲスト
該当者無し
ビジター
該当者無し
会員誕生祝
該当者無し
目次
ロータリーソング斉唱
オンライン例会時は実施しない
紹介・挨拶・お祝い・表彰等
ゲスト紹介
該当者無し
ビジター紹介
該当者無し
会員誕生祝
該当者無し
パートナー誕生祝
該当者無し
会長報告
今週月曜から眼の手術で入院しており、例会欠席で、申し訳ございません。
本日は小泉直前会長に代わりをお願いし、会長報告をさせて頂きます。本日は本のご紹介です。
現在NHKの朝ドラで杉咲花(すぎさき はな)主演の「おちょやん」が放映されています。このドラマが始まってしばらくたった頃、浪速千栄子の自伝ドラマである事を家族に教えられ、「あれだ!」と思いだしました。50年以上前、私が大学生の頃の話になりますが、正月休みで名古屋の実家に帰省していたところ、父親が仕事の関係で広告代理店・電通の新年祝賀会に招待されて行ったことがありました。その時、その年のゲストとしてスピーチを行ったのが浪速千栄子でした。
ブルーリボン助演女優賞を獲得していた演技派女優として、当時有名な俳優だったので興味があり、彼女はどんな人だったかと祝賀会から戻った父親に聞いた所、
・想像していた以上に、とても美人で品がよく、凛(りん)としていたこと、
・もう一つは、子供の頃、字も覚えられなかったほどとても貧乏で、普通の人が想像できない様な苦労をしてきた人だと話してくれました。
その日父親は結構衝撃を受けたらしく、珍しく熱っぽく語ってくれたので、以来私もずーっとこの話を忘れませんでした。その時に父親がおみやげに頂いてきたのが、「水のように」というタイトルの自伝的エッセイで、今なお、実家の書棚に置かれています。
最近朝日新聞出版社から復刊された本の内容紹介を見てみますと、
・大阪は南河内(みなみかわち)の貧しい家に生まれ、9歳で女中奉公に出された厳しい少女時代から、芝居に目覚め、出会いに恵まれ、女優として成功するまでの生涯。
・大阪・道頓堀の芝居文化が全盛で、映画も人気の娯楽。そんな時代に舞台から映画出演、そして喜劇の世界へ。私生活では、喜劇俳優の渋谷天外と結婚するも20年後に離婚。
・失意のどん底から、漫才師で俳優の花菱アチャコたっての希望で女優に復帰し、その後は小津安二郎や溝口健二監督の映画にも出演し、女優としてさらなる花を咲かせます。
・「水のように」というタイトルに託した浪花千栄子の人生観とは何か?波乱万丈という言葉でも言い尽くせないほどの半生を回想し、自らの言葉で紡ぐ。 とあります。この本を読んで色々印象に残った中で、3点のみご紹介しますと、一つ目は著者が、「私の半生は人に返り見もされないどぶ川の泥水でございましたが、私は今にきっとこの中に美しいはすの花を咲かせてやるぞという大きな希(のぞみ)を子供乍ら心のどこかにひそめて居りました。」というくだり。
2つ目はひどい逆境の中から、もちまえの強靭な精神力で這い上がって一流の俳優になってゆく過程の中で、自分の損になると分かっていても、道理の通らないことは頑として受け入れないという義憤の精神と言ったものを持つ著者の周りには、年と共に心やさしき多くの人々が自然と集ってきた事。
3つ目は最後に著者が言う言葉、“三つ子の魂百まで”ではなく、“水子(みずこ)の魂百までだ”と。つまり人間の性格は、母親のお腹の中に命が宿った時から変わらないものだと・・。著者の神髄を表わす凄みのある言葉です。
この本は、明治生まれの一女性の自己形成の記録であると共に、芸能史の裏面(りめん)がうかがわれる感銘の一書でした。 お時間がありましたら皆さん是非お読みいただきたいと思います。
幹事報告
クラブ関連
- 2月4日(木) ロータリー財団奨学生応募者の面接を会長、幹事で行います。
- 北原S.A.A委員長よりオンライン例会でのマナーや取扱い方法についてClub-mlにて届いておりますので、ご確認下さい。
- 来週は、オンライン例会の後に理事会がございます。
委員会報告等
特に無し
出席報告
ホームクラブ出席率 | 外部参加者 | ||||||
会員数 (男/女) |
出席率 | 正会員 出席 |
免除会員 出席 |
Make-up 会員 |
ビジター | ゲスト | |
今回 | 29 (25/4) | 66.67 % | 14 | 2 | 2 | 0 | 0 |
前回補正後 | 29 (25/4) | 57.14 % | 11 | 3 | 2 | 0 | 0 |
前々回補正後 | 29 (25/4) | 59.26 % | 13 | 1 | 2 | 0 | 0 |
スマイルレポート
スマイル xx 件
ニコニコ
今回は無し |
ニガニガ
今回は無し |
卓話
委員長卓話
篠田正道 プログラム委員長
プログラム委員会 (Program Committee)は、クラブの例会や特別の会合のためにプログラムを計画し、準備し、手配をし、クラブがプログラムの実施を通じて、いかなる効果を上げているかを検討することを本旨とするが、今年度に関しては、コロナ禍による対外活動の自粛により、甚だ心もとない状況が続いています。
上期(2020年7月~12月)についてみれば、定例年行事(子ども動物園等)の多くが中止、ロータリーの基本である例会についても休会8回といった状況で、理事会や他の委員会の計画が円滑に実行されるように考案され、またバランスのとれたものであるべきプログラムのよって立つ基盤が足元から崩壊しており、年間計画はおろか、目先の予定も立てられなかったのが偽らざるところです。
下期(2021年1月~6月)については、会長所信並びに各委員会の方針に基づき、クラブの年次計画書の実行に引続き注力していきます。また、例会が円滑に行えるよう卓話者の確認と連絡に努めてまいります。会員皆様のご理解とご協力をお願い致します。特に、卓話者の変更は、当日穴があくことの無いよう、各自の責任において対応ください。
昨年4月のRI理事会オンライン会合で4つの対コロナ一般原則(下記)が採択されて以降、休会やZoom例会による、数次にわたるプログラム変更に当たっても順守してまいりましたが、下期においてはコロナ禍による活動の不確定要素が増幅していることから引続き順守してまいります。
- ロータリーのプログラム、会合、行事の全参加者の健康と安全が何よりも重要である。
- ウイルス流行のため出席したくないと感じるいかなるロータリー参加者に対しても、直接顔を合わせる会合や行事への出席が義務づけられないものとする。
- ロータリーの会合のすべての招集者と運営者は直接顔を合わせる会合を 実施するか否かを決定する際、あらゆる健康上の懸念を考慮することが強く推奨される。
- ロータリーの会合のすべての招集者と運営者は、当該地域で有効となっているすべての健康と安全上の規則に完全に従うものとする。
諸事連絡
事務局
オンライン例会時 卓話者の資料と表示方法について
- 卓話で使用するPowerPoint・PDF等の資料があれば、事務局まで メール・共有Googleドライブ等で事前に提出をお願いします。
期日は例会前日までとさせていただきます。 - 資料の表示方法は「Zoomの画面共有」機能を使用することとします。
- 上記「画面共有」の操作は事務局が行います。
ご自身での操作をご希望の場合は事前にお知らせください。 - 音声の出力を伴う資料はなるべくお控えくださるようお願いいたします。
どうしても音声の出力が必要な場合は、音量をなるべく小さなデータにするようご協力願います。
今回の例会での「画面共有」
Photo gallery
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