横浜緑ロータリークラブ

 

4.奨学金

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1) 奨学生の募集

  1. 今までは、実際に派遣する年度の2年度前に選考を行い、前年度に留学までの諸手続きやオリ工ンテーションを行っていましたが、未来の夢計画では、大きく変更になります。

  2. 奨学生は、新地区補助金を利用した奨学生とグローバル補助金を利用した奨学生に分けられます。

2) グローバル補助金(GG)を利用した奨学生の応募から選考、派遣までの流れ

  1. 対象者は、6つの重点分野に関して研究をする者に限られます。従来の芸術や文学、音楽と言った分野は、グローバル補助金の対象外となります。

  2. 奨学生は、条件を満たしている限り、年齢を問いません。

  3. 奨学金の期間は、大学院またはそれに相当するレベルの1~4学年度です。

  4. 奨学金には、授業料、旅費、生活費、その他ロータリー財団承認の他の教育関連の費用が含まれますが、承認前に支出した経費は対象になりません。(航空券代等の支払いに注意)

  5. 応募者は、本籍、あるいは住民票のある地域、または通勤、通学をしている地域のロータリークラブを通じて応募します。

  6. クラブでは、第1次選考を行い、特に問題の無い応募者を地区奨学・学友・VTT委員会に推薦します。その際に、クラブはホストクラブとなり、カウンセラーを選任していただきます。

  7. 応募は、申請RC受付期間(2015年10月中旬~2016年2月20日)に受け付けますが、今までの応募手順と大きく異なることは、グローバル補助金の場合は大学を1校に決定し、すでに入学許可を得た後に、ロータリーの奨学生の応募をすること、新地区補助金の場合は大学の入学許可を所有するものを優先する。

  8. 地区奨学・学友・VTT委員会で、最終審査を行い、地区として派遣する奨学生を最終決定します。

  9. 奨学生の場合も、グローバル補助金を使用する際はFirstStepとして、セルフチェックを行います。

  10. 次に、申請書を提出することになりますが、その前に必ず次の2つのことを確定しておく必要があり、ログイン申請の最重要案件になっています。

    1. 大学の入学許可の取得
    2. 受け入れ側のホストクラブとカウンセラーの決定

    このどちらか1つが欠けると申請することはできません。

    GG奨学生候補者留学先でカウンセラー探しが極めて困難で長期間要している。

  11. TRFからの承認後、奨学金の支給が決定します。奨学金は、DG(RI認可後に80%、中間報告後20%)・GG(RI認可後40%、中間報告後40%、最終報告後20%)が本人の通帳に日本円で振り込まれます。

  12. 受け入れ側の地区のホストクラブとカウンセラーを地区奨学・学友・VTT委員会で見つけます。今までのように、TRFで受け入れ国側のホストクラブを指定し、カウンセラーを選任していただくことはなくなりました。今後は、地区間で協議をし、ホストクラブとカウンセラーを見つけることになります。もちろん、クラブや本人がホストクラブを見つけることは構いませんが、必ず地区奨学・VTT・学友委員会と連携をして、話を進めるようにお願いします。

    なお、有名大学、大都市の大学希望時は、現地カウンセラーを極めて見つけ難い状況です。

  13. ホストクラブとカウンセラーは、奨学生と頻繁に連絡を取り、帰国後もロータリーファミリーの一員として、関係を継続してください。

  14. 奨学生は、原則として帰国後に学友会に所属していただきます。

  15. グローバル補助金を利用した奨学生のセルフチェック・申請書等の提出はオンラインとなりますので、セルフチェック・申請書等のフォーマットはRIのホームページより取得してください。

 

3) グローバル補助金(GG)の場合の募集人数と奨学金の額

  1. 奨学生の募集人数は、年度によって異なりますが、グローバル補助金の予算額から、年間数名程度と考えられます。毎年、奨学金の予算配分は前々年度の3月頃に決定しますので、正式には発表をお待ちください。

  2. 奨学金の期間は1~4学年度まで認められています。

  3. 奨学金の額は下限として、地区のDDFより16,000ドル、WFより16.000ドルが支給されますので、合計32,000ドルとなります。

  4. 詳細につきましては、毎年公表します「募集要項」をご覧ください。

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4) 新地区補助金(DG)を利用した奨学生の応募から選考、派遣までの流れ

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  1. グローバル補助金の6つの重点分野に該当しない分野の研究、例えば音楽や文学、芸術と言った分野を専攻している者は、新地区補助金を使った奨学金の対象となります。

  2. 新地区補助金を使う場合は、一般の新地区補助金の申請と同様の申請となります。クラブでは、応募があった場合に選考を行い、他の新地区補助金を使うプロジェクトに優先して、奨学金の申請を行うことになります。

  3. 地区補助金委員会で承認をされれば、前述のように地区よりTRFに一括して提出される一覧表に記載されることになります。

  4. 受け入れ国側のホストクラブとカウンセラーの指定は、特に義務付けられてはいませんが、ロータリーの奨学生であることを鑑みると、従来通りホストクラブとカウンセラーを選定することが好ましいと思われます。この場合は、原則として派遣国側のクラブが、受け入れ国側のホストクラブとカウンセラーを見つけることになりますが、地区奨学・VTT・学友委員会でお手伝いをさせていただきます。

  5. 新地区補助金は、8月下旬~9月下旬頃に地区の指定口座に一括して振り込まれてきますので、その後、ホストクラブの指定口座に振り込ませていただきます。

  6. ホストクラブとカウンセラーは、奨学生と頻繁に連絡を取り、帰国後もロータリーファミリーの一員として、関係を継続してください。

  7. 奨学生は、原則として帰国後に学友会に所属していただきます。

  8. 現在、当地区では地区として新地区補助金を利用した奨学生を数名募集する予定です。

  9. 学友会規則により奨学生派遣クラブは学友会費負担分として¥12,000/年を5年間支払う義務があります。

 

5) 新地区補助金の場合の募集人数と奨学金の額

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  1. 奨学生の募集人数は、数名で、年度によって変わります。

  2. 奨学金は、DG(新地区補助金)からの補助金となります。新地区補助金の場合は、WFからのマッチングは受けられませんので、奨学金の額はグローバル補助金と比較して少額になることと思います。2015-16年度は一人当たり27,000ドルですが、授与額は年度によって変動があります。

  3. 選考時は

    1. ロータリー貢献度
    2. 面接点
    3. 学業成績
    4. 語学力

    の選抜基準で実施します。

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