横浜緑ロータリークラブ

08.ロータリー財団への寄付 (2014-15年度版)

ロータリー財団 ロゴ

ロータリー財団への寄付は、未来の夢計画が始まっても変更はありません。ちょうど良い機会ですので、確認をしていただければと思います。

1) 主な寄付は次の通りです。

  1. 年次基金(今までの「年次寄付」から「年次基金」に呼び方が変わりました。)

  2. 恒久基金

  3. 使途指定寄付

2) 年次基金とは?

個人で1,000ドル以上の寄付者をポール・ハリス・フェローと言います。ご寄付いただいた金額は累積され、2,000ドルを超えるとマルチプル・ポール・ハリス・フェローとなり、1,000ドル寄付額が増える毎に表彰が行われます。この年次基金は、3年間利殖に回させていただき、その運用益は一般管理費や運営費等にあてられます。この3年間利殖に回させていただく方法を「シェア・システム」と呼びます。皆様からいただいた貴重な寄付は、3年後にWF(国際財団活動資金=World Fund)とDDF(地区財団活動資金=District Designated Fund)に50:50の割合でシェアされ、全額プロジェク卜に使われます。

3) 恒久基金とは?

1,000ドル以上の寄付者をベネファクターと言います。この恒久基金への寄付をしていただいた場合、いただいた寄付は基金として積み上げ、その元金には手をつけずにその運用益のみを使用していきます。運用益は一般管理費等に使われるほか、一部はWFやDDFにも配分され、地区で行うプロジェクトにも使用されます。

4) 使途指定寄付とは?

ポリオ・プラスへの寄付やグローバル補助金を利用したプロジェクトを行う際のクラブまたは個人からの拠出金等が該当します。つまり、使い方を指定した寄付です。

5) シェア・システムとは?

シェア・システムとは、年次基金を3年間利殖に回させていただき、その運用益でロータリー財団を運営していくための資金を得るものですが、地区としても、この3年聞は重要な意味を持っています。下記の表にありますように、ロータリー財団の年次基金は、3年後の年度にプロジェクトに使われるわけですが、その間の2年間も重要な意味を持っています。1年後は、寄付額が確定し、3年後にプロジェクトに使うことができる金額が確定する「確定年度」となります。2年後は、3年後のプログラム実施年度に皆様のクラブが行うプロジェクトの「計画年度」となります。そして、3年後がそのプログラムの「実施年度」となる訳です。

未来の夢計画では、このシェア・システムで定められた各年度の持つ意味が、今まで以上に明確になってきます。たとえば、前述のとおり、新地区補助金の申請時期は、この「計画年度」にあたる前年度に行うことになりました。

6) シェア・システムの流れ

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