会報 第2483回例会 2022年 2月16日

卓話

斉唱

紹介･挨拶･お祝い･表彰等

ゲスト紹介

ビジター紹介

会員誕生祝

パートナー誕生祝

齋藤光宏 会員･パートナー 絵美子 様

会長報告

逆に年利7.2%の金融商品を持てたらどうなるでしょうか？金利には単利と複利がありますがここでは複利とします。複利とは「元本だけでなく、利子が利子を生む」という考え方のことで、複利の対義語に「単利」があり、これは最初の元本だけが利息を生み続けるものを指します。20世紀最大の物理学者と言われるアインシュタインが「人類最大の発明」「宇宙で最も偉大な力」と呼んだものがこの「複利」です。「複利」は古くはローマ法にも記述が見られる利子の概念で、目新しいものでありません。

では物理学の常識を次々と覆した天才物理学者が、なぜそれを「人類最大の発明」と呼んだのでしょうか。一説によれば、資本主義社会の急成長を見たアインシュタインが、その原動力となる金融の力の象徴として「複利」を引き合いに出したのではないかとも言われています。
それでは先ほどお話した年利7.2%の金融商品を持てたら！という話に戻りましょう。
7.2%は、100万円が10年で2倍の200万円になる金利です。
『年率7.2%』でおもしろい話がありますのでご紹介します。私の友人のユダヤ系アメリカ人と一杯やっていた時に、彼が『ファミリー資産』について語ってくれたのです。
『ファミリー資産』というのは、ご先祖様から何世代かにわたって引き継いだような資産のことです。日本だと三世代相続すると相続税でかなりの部分を失ってしまうことになりかねませんが、その友人は、いわゆるタックスヘイブンと呼ばれる相続税がまったくかからない、あるいは限りなくゼロに近い国や地域に銀行口座を持ち、代々引き継いで運用しているそうです。特別な大富豪というわけでもなく、ユダヤ系の世界では割と一般的な文化らしいのです。

一世代を30年として、3世代で90年、それに10年足してキリよく100年としましょう。
投資対象は今人気の外国株式や米国株式のインデックスファンドのほか金など様々ですが、仮に『年率7.2%』の運用が非課税で100年可能だとします。もう一度申し上げますが、年率7.2%というのは、複利運用して10年でちょうど資産が2倍になる利率です。
当初の金額を100万円とすると、100年間で一体いくらになると思いますか？
100万円、200万円、400万円、800万円、1600万円、・・・
ハイ、正解は100万円が100年で約10億円になります。そのあと10年手を付けないと110年で20億円、さらに10年の120年で40億円、80億、160億、320億、640億、1280億・・・。グラフを書くととても分かりやすいのですが、最初の50年くらいは緩やかに増えていきますが、80年を過ぎたあたりから、ものすごい勢いで、まるで絶壁のような角度で増えていきます！
アインシュタインもやっていたのでしょうか？（笑）
ちなみに彼もユダヤ人です。ユダヤ人の時間軸の壮大さに、感激を覚えたのを思いだします。

はじめにお話したようにアメリカばかりでなく、どうやら日本でも久しぶりにインフレ時代に突入したのは間違いありません。銀行預金に置いておくだけでは間違いなく目減りしていくと思います。当クラブにも金融機関の会員がいらっしゃいます。
この後の座談会でお話を聞いてみたいと思います。
ご清聴ありがとうございました。

幹事報告

北原弘文 幹事

1. まん延防止等重点措置発令中につきハイブリッド開催となっています。

3/6まで適用される予定です。

2. RI国際大会6/4-8　アメリカヒューストンで開催

3. 2022-2023　R財団地区補助金の申請案内が来ています。3/18締め切り。

4. ロータリー手帳の募集について

回覧されていますが、購入希望の方は本日中にお申し出ください。

5. 新入会員候補者の申込みがありました。

スムーズな手続きにご協力ください。

6. 例会変更

事前に訪問先のクラブの予定をくれぐれもご確認ください。

委員会報告/会員報告等

出席報告

スマイルレポート

スマイル 9 件

ニコニコ

ニガニガ

卓話

「まん延防止等重点措置」期間中につき時短例会として開催のため、省略

オンライン出席状況

Photo gallery

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