会報 第2544回例会 2023年 6月 7日

先月、24日の委員長会議では、各委員長が次年度に向けての方針を皆様とても熱心に述べて頂きました。次年度は、残念ながら2人減り22人からのスタートとなり会員の皆様には、かなりのご負担が掛かるかと思いますが、こんな時だからこそ、なお一層の協力をし合い、微力な私ではございますが、この1年を乗り切りたいと思います。

そして翌週の30日は2クラブ合同例会でした。私が入会して初めての合同例会は、確か女性ものまね芸人を呼んで、うちのクラブの特色かと思いますが、もう少しカジュアルだった様な気がします。
次年度は、うちのクラブがホストになるので、田園RCの例会の進行を参考にしようと、皆さんとは違う角度から進行状況をじっくり見ていました。
会長は、度々前に出ていく事が多い印象を受けました。2クラブの前であんなに話さないといけないの？と、かえって藪蛇になってしまいました。また、卓話者の内容が、DV・ハラスメントなどの被害者の救援活動の内容で、ニュース等では聞いていますが、世の中には、沢山の被害者・加害者がいるのだと思いました。
その後、例会から懇親会へと変わり、皆様のテーブルはとても楽しそうで、とても良かったです。

先程も言いましたが、次年度、うちのクラブがホスト役になります。次年度は、槍田親睦委員長のもと協力をし合い、楽しい合同例会が出来ればと思います。

話はさかのぼりますが、約1年半前に会長ノミニーを頼まれた時には、首を縦にも横にも振る事が出来ずに、そのまま公示された様な気がします。ノミニーになっての半年間は、会長報告の事ばかりを考えていました。何か面白そうな話を聞くと、直ぐにメモをとりの繰り返の日々を送っていました。
会長ノミニーから会長エレクトになって来た頃から少しずつ気の方も緩んできました。エレクトの席に座り、高嶋会長の行動を観察して、「まだまだ時間は有るなぁ～」と、1人で食事を取っていた頃が、今ではとても懐かしいです。
やはり3月に行われました「クラブ会長エレクト研修セミナー」略して“PETS”を受けてから「少しずつ近づいて来ている！」と、焦りの気持ちへと変化して来ました。

この“PETS”とは、会員の皆様はご存知かと思いますが、最近入会された会員は、なんとなく耳にした？いや知りません！と、言う方もいるかと思います。
私も正しくは言えませんが、“PETS”とは、会長エレクトが会長になるためのお勉強会です。
これに参加して開会・閉会の点鐘を鳴らせる事が出来ます。つまり会長の代わりが出来るようになるのです。なので、台北怡東RCとの姉妹クラブ調印式には、高嶋会長の代わりを務めてきました。
それとこの“PETS”は、他クラブの会長エレクトとの交流の場だと思いました。
そもそも私自身、会長になるとはこれっぽっちも思っていませんでした。
ましてや“PETS”に参加する人と、この私が会話をして成り立つのか？と、緊張の中、会場に足を運びました。
10時から点鐘で、11時頃から１４時半まで研修、間に昼食休憩があります。
14時半頃から16時40分は、グループ討論、その後、討論した内容の発表となりました。
私は、ロータリーの事が余りにも無知な事もあり、今まで他クラブの人とは、積極的に話をしてきませんでした。誰かの後ろにいて、まるで「井の中の蛙」です。
なので、最初この討論会は、とてもしんどいなぁ～と思いました。
討論のテーマは「多様性を重んじた魅力ある独自のクラブ」を目指すには！ でした。なんかとても難しい内容で、何の事やら？と、私の頭の中は、真っ白で空っぽでした。出来れば指されたくない！　と、学生の時に答えが分からず先生から身を隠し、その場を逃れようとしていた遠い昔の光景を思い出しました。そしてやはり私は、ここに居るべきでは無い！　と、「井の中の蛙」は、後悔で半ベソ状態でした。
そうこうしている間に、増強するにはどうしたらよいか？と、退会をさせない為にはどうしたらよいか？　についての討論となりました。初めにロータリー経験の長い方から話していかれ、その内容を聞いて、あれ？私、もしかして話せるかも！ と、私の順番が来て無事に身を隠す事も無く、堂々と発表が出来ました。
「井の中の蛙大海を知らず　されど空の青さを知る」
入会して11年が過ぎましたが、何もしてこなかった訳ではないのだ！と、少しは会長としての自覚が出て来たように思いました。それでも人の前で話すという事は、向き不向きがございますが、この様に、ちょっとした事で自信を持てば、次に繋がるのだと思いました。ちなみに私が話した内容は、
＊増強について＊

• 「仲間になりたい職種の人を紹介」
  平田幹事が以前言ったことを、そのまま頂きました。
• 「会計士からの紹介」
  実績していますので！
• 「横の繋がり」

＊退会をさせないため＊

• 「引継ぎの大切さ」
  とても大切な事です。会長・幹事を含め各委員長は単年度の活動なの で、どうしても見切り発車になりがちです。ここでつまずくと会そのものが嫌になります。
• 「声掛け・サポートをする」
  引継ぎとかぶりますが、とても大事な事だと思いま す。私は、過去に何度か失敗があり、その度に皆様に助けられて来ました。この失 敗は、上手く引継ぎが出来ていなかったのではと思います。やはり各委員長任せで はなく、過去の各委員長経験者の声掛け・サポートがとても大切なので、ご協力を お願い致します。
• 「ZOOMを使う」
  こちらは、事務局の力があっての事だと思います。

と、６つの事を述べました。これは日頃から関わっていた事で、討論会は堅苦しい 事では無い！と思うと不思議と周りの人と親しみが持てる様になりました。
“PETS”は、怖くない！むしろ他クラブの人と初めて交流が持てた喜びを感じました。
毎年行われます、地区研修・協議会は、本来ですと、どちらかの会場で朝からの長丁場で行いますが、期間限定の動画配信になっていましたので、無理なく各担当の会員は、既にご覧になっているかと思います。毎年この研修を元に、次年度の活動計画を作成いたします。各関係者は既に事務局に提出しているかと思います。

この各委員長の活動計画を作成するにあたっては、今までの活動計画書をコピー ＆ペースト、略して「コピペ」で作成をしている方がほとんどかと思います。私もそうです。先程も言いましたように、単年度の活動のため、新たに活動を取り入れる事の難しさ、 入会の浅い会員に至っては、内容すら分からずの作成だと思います。
次年度は、各委員会の活動などにかかった金額は会員全員で共有をして実績と予算を理解した上で、活動計画を作成出来ればと思います。

会員の人数の減少は、予算の減少に繋がります。そうなると以前の活動計画書のコピペで作成しますと、活動の予算が足りなくなる恐れが出て来るのではと思います。
と、偉そうな事を言っていますが、実の所、私は最近になってお金の流れを少しだけ理解した状況ですので、まだまだ分からない事ばかりです。先輩会員の方々、そして事務局長の力をお借りして会費の使い道、予算の立て方、奉仕活動の見直しをして、次の年度へと繋げる事が出来ればと思います。

会員減少の話が出たので、増強の話をしたいと思います。次年度は、退会者０人、 増強者プラス３人で会員人数25名が目標です。一気に30人まで増やしましょう！
と、言いたいのですが、現実は低く、25人以上になったらラッキー！　
と言う考え方で行きたいと思います。

クラブ内の事は、会員全員で共有、助け合い、お互いの活動を理解し合う。 その結果、誰もがクラブの活動内容を外へと伝える事が出来ます。その事が自身の活力となり、周りとコミュニケーションが取れて、団結力が生まれ、充実したロータリーライフを送れます。

2023-24年度クラブテーマ
“団結力！　そして充実したロータリーライフ”
です。

この前の委員長会議の時、次年度からニコニコは特別会費として5万円を年度初めの時に預り金と同様に収める件ですが、私の勉強不足もあり、再度、今日の新旧合同理事会にて、ご意見を伺いたいと思っております。先程も話しましたが、会員減少と伴って予算の方もだいぶ厳しい状態になっています事は、ご理解して頂いてと存じます。