会報 第2546回例会 2023年 6月21日

小委員会の委員長の皆様に一言ずつコメントを頂こう・・・とも思ったのですが、６月の新旧の役員・理事による理事会で話し合われたことを踏まえ、小委員会の皆様、そして会員の皆様全員にお願いしたいことがありまして、私の方で、もう少しお時間をいただきたいと思います。
浅井会長エレクトが、６月７日の次年度の活動方針発表の際にお話しされましたが、会員人数の減少も踏まえて、次年度は、各委員会の活動の引継ぎをしっかりと行うとともに、各委員会の活動内容についても、従来からの慣例だからやる、ということではなくて、今年度行うべき活動であるかをしっかり吟味して、クラブの支出にメリハリをつけ、会員皆さんがクラブ活動を楽しむことができるようにする、ということに主眼が置かれます。
そして、この方針をもとに、６月の理事会では、浅井年度は、各委員会の活動を見直し、予算と実際の支出結果をきちんと書類化し、そして予算と決算の精査を行い、これらを経て、平田会長ノミニーが会長となられる次々年度は、活動計画書の段階で、活動内容だけでなく、各委員会の委員長が、どの活動にいくらの予算を計上するかも明示して、活動計画書を作成する、ということになりました。
もっとも、基本的に委員長は単年度制ですので、次々年度の活動計画書では、活動ごとの予算を書いてください、いきなりと言われても、それは難しいことと思います。
予算をたてるには、前年の実績が分かっていなければなりません。各委員会が１年間活動して、最終的に、どれだけのお金を使い、どれだけのお金が残っているのか、をはっきりさせ、それを会員全員で共有することが大切です。
そこで、クラブ奉仕委員会の各委員長の皆様にお願いです。今年度、クラブ奉仕委員会は、６３万円の予算を頂いていますが、これは、全て８つの小委員会に振り分けられていますので、クラブ奉仕委員長としては、８つの小委員会の委員長の皆様から、実際にどのような支出だったのかのご報告を頂かないと、クラブ奉仕委員会の最終の収支を明らかにすることができません。
そのため、お忙しいところ大変申し訳ありませんが、小委員会のそれぞれについて、今年１年の活動内容とそれに伴う支出がどうなったか、７月末までに、私宛てにお知らせいただきたく、お願いいたします。
計算や取り纏め資料の作成は、私の方で行いますので、形式はごくごく簡単に、支出と費目を箇条書きで列挙していただくような形でも構いません。
また、支出があったはずだけれども、よく覚えていない、詳細はどうだったっけな、ということがあれば、横浜緑ロータリークラブの“スーパー”事務局長、長根さんにお尋ねになれば、きっとスパッと答えてくださると思いますので、ご協力のほど、どうぞよろしくお願いいたします。

それから、私の職分上、お願いできるのは、クラブ奉仕委員会のみではありますが、浅井会長エレクトの強いご希望でもありますので、次年度幹事として、次年度・次々年度に向けて、ぜひ他の奉仕委員会でも、同様に今年度の支出結果の確認・取り纏めをしていただけましたら、大変ありがたいと思っております。

昔々、会員であった祖父は、「ロータリーは紳士の集まり」と申しておりました。今お話ししたようなお金の話は、紳士の集まりには品位を欠くことであったかもしれません。しかし、弁護士という職業的な実感で申し上げれば、今はコンプライアンスが絶対の時代です。クラブの活動とお金とクリアにし、会員全員が把握できるようにして、このクラブの活動が先々まで長く続くようになれば、と思っております。
どうぞご協力のほど、よろしくお願いいたします。
そして、１年間、本当にありがとうございました。