ロータリークラブに入会し会員になると、いくつか果たさなければならない「義務」があります。
今回は義務の第一と言っても良い、「例会出席」について少し説明します。
ロータリーの例会は概ね週に一度、時間としては約1時間で開催されます。
横浜緑の場合、毎週水曜日、時間はお昼の12:30~13:30が基本です。
ロータリアンには一定基準の例会出席率を果たす義務があり、60%以上の出席が必要となります。
これは、例会の出席時間にも当てはまり、例会時間が1時間であれば、60%の36分は最低でも参加していなければなりません。
でも、「毎週毎週は忙しくて、とても無理だ」という方もいるでしょう。
もし、自分のクラブの例会を欠席した場合は、「メークアップ」という方法で欠席の補填をすることが出来ます。
「メークアップ」とは、自分が欠席した、あるいは欠席する例会の、前14日間または、後14日間以内に、どこか他のロータリークラブの例会に出席するか、あるいはクラブ理事会の承認したプロジェクトに参加することにより、欠席の補填を行う制度のことです。
仕事で出張し、たまたま昼食をとろうと思って入ったホテルでロータリークラブの例会が開催されている場合、その例会に出席することが「メークアップ」になるのです。
では具体的に「メークアップ」はどのように行うのでしょうか。
まず、例会場を訪ね、自分の所属クラブと氏名を名乗り、「ビジター登録料」を支払います。
私の場合は、「ビジター登録料」のほかに、「今日はよろしくお願いします。」という内容でニコニコも併せて出しています。
「ビジター登録料」は各クラブによって違いますので、一概にいくらですとは言えません。
あとは、いつものように、その例会に参加すれば良いわけです。
出席に厳しいロータリークラブでは、連続4回欠席すると退会勧告の対象になってしまいます。
欠席するときは、なるべく「メークアップ」するように心がけましょう。