9/13 広島北RC 例会訪問

(「会報 第2343回例会 2018年9月19日」会長報告より抜粋)

 

会長:井上幸治

先週(9/12)の例会後、会員の皆様の思いを広島北RCに託しに、広島へ行ってまいりました。結論から言って、私自身、本当に行って良かったと思っています。
思いもよらないくらいの歓迎ぶりで、わざわざ新幹線のホームまで出迎えていただき、その後、例会場になっている宿泊先のホテルまで案内していただき、そして、平和公園のお堀に浮かぶ牡蠣船「かなわ」で牡蠣の懐石料理を頂きながら、北ロータリーの方々と今回の災害について、お互いのクラブについてなど話は尽きませんでした。牡蠣料理もとてもおいしく、生ガキにスコッチをほんの数滴たらして食べるなど、初めての経験でした。なお、こちらのお店は、北RCの三保会長のお店とのことで、銀座にも支店がありますので、機会がありましたら、ぜひ伺ってみてください。絶対おすすめです。

程よくお酒が回ってきたころ、次のお店へ案内され、東京へ出張中だった三保会長も合流され、雰囲気はさらに盛り上がり緑RCと北RCとの歌の競演という様相になってきました。そんな中、私は、会長や副幹事さんから、先ほどよりもさらに詳しく今回の災害について、そして北RCさんの取り組みについてお聞きすることができました。

災害後すぐに現場へ出向き、被災された方の声を聴き、その声をクラブに持ち帰り、何ができるのか検討されたそうです。
避難所では、最初の数日間は堅い乾パンと水だけ、その後1食200円の弁当が配られたそうですが、とても食べられるものではないそうです。人間の食べ物が食べたいという現地の声を聴き、後にお好み焼き150枚をもっていったそうです。しかし、届ける前に、行政側から衛生上の問題で現場での炊き出しや料理は不可ということで、焼いたお好み焼きを真空パックにして、なおかつそれを冷凍し現場で湯煎して、それを切り分け、被災された方々に食べてもらったそうです。

それまでにも、地区やガバナー事務所にも掛け合ったそうですが、迅速な回答は得られず、暗中模索の状態の中で今回の支援金プロジェクトを立ち上げたそうです。そんな時に、私たち緑RCがクラブの思いを届けにわざわざ来てくれるということでとても嬉しかったということを話してくださいました。私は、その言葉を聞けただけで満足でした。その夜は話が尽きることがなく、さらに2件 最後はお好み焼きで締めてお開きになりました。

 
 

翌日、広島北ロータリークラブの例会に出席してきました。

さすがに100名からの規模になると、例会場も立派ですし、さしずめ私たちの5クラブ合同例会の様相でした。雰囲気もとてもフレンドリーで、とても私たちを温かく迎えていただきました。会長時間の中で、横浜緑ロータリーのことを紹介して頂き私たちが会員の熱い思いを託しに来てくれたということも話され、私としてもとても嬉しかったです。

 

皆さんから預かった50万円とクラブのバナーそしてクラブの熱い思いをしっかり届けてきたことを、ご報告させていただきます。

私自身、クラブの代表としてお時間を頂けたのですが、代表として恥ずかしくないように話はできたと思うのですが、緊張していたせいか何を話したかあまり覚えておりません。
すでに、数クラブから支援金が届いているそうですが、直接届けに来たのは私たちだけだそうです。直接行かなければわからないこともたくさんありますし、直接行ったからこそ気持ちが伝わった気がします。
来年4月24日 広島北ロータリーの50周年記念式典に招待していただけるそうです。そして翌年3月5日 我々の50周年にも絶対行くから と言ってくださいました。ロータリーのつながり、絆 本当に素晴らしいとつくづく感じながらその日は帰途につきました。