会報 第2458回例会 2021年 7月21日

卓話

斉唱

紹介･挨拶･お祝い･表彰等

ゲスト紹介

ビジター紹介

会員誕生祝

パートナー誕生祝

下中英輝 会員･パートナー 礼子 様

会長報告

さて本日の報告は宇宙ゴミの話です

宇宙空間を飛び回る人工衛星などの破片は、宇宙ゴミ、いわゆるスペースデブリと呼ばれています。
今年5月には中国の大型ロケット「長征5号B」の残骸が、大気圏に突入して地上に落下する恐れがあるとニュースになりました。その後大部分は大気圏で燃え尽きましたが、一部破片がインド洋上に落下したとも伝えられ、空から人工物が降ってくるということに恐怖を覚えた方もいらっしゃったのではないかと思います。

JAXAによると、宇宙空間を行き来する大きさ10センチ以上のゴミはおよそ2万個、小さいものを合わせると1億個以上あると言われています。それらのゴミは秒速7キロ以上の猛スピードで軌道上を飛んでおり、これはピストルの弾丸の10倍以上の早さだそうです。

このスペースデブリができる原因は使命を終えた人工衛星、故障した人工衛星、打ち上げに使用された2段目ロケットなどが高度軌道を回ると落下せず、地球を周回し続けてスペースデブリとなります。これが気象衛星、通信衛星、GPSなどの測位衛星に衝突することが懸念されています。このスペースデブリ同士がぶつかることでも宇宙ゴミは増え続けています。

現在稼働中の人工衛星は4300機、2030年までには約4万6000機が打ち上げられると言われていて、今後軌道が更に混雑し、デブリと衝突するリスクが一段と高まることが予想されます。スペースデブリが衝突した衛星が故障すると、気象観測、通信、即位ができなくなります。天気予報やGPSはもちろん、災害監視、衛星放送、金融のほとんどが衛星に依存していると言っても過言ではないくらいですが、その衛星の寿命は15年程度とされ、新しい衛星を定期的に打ち上げる必要があります。ちなみにアメリカでGPSが使えなくなると1日1000億円の損失となるとの試算もあります。

このスペースデブリはNASAをはじめ世界中でだれも解決する抜本的な技術を持っておらず、対策に手をこまねいてきました。
ここに初めて日本人の岡田光信氏という方が世界初のスペースデブリ除去会社「アストロスケール」を2013年に立ち上げます。
岡田氏はまず、スペースデブリに関する議論と言うことで、世界の名だたる専門家が集まるドイツの宇宙会議に参加します。しかし、そこで岡田氏が期待したスペースデブリを解決する方法は語られず、語られたのはコンセプトや分析ばかりの話でした。そこで岡田氏は一念発起し独自に実行するしかないと決意します。しかしインターネットで「衛星の作り方」を検索しても何も出で来ず、途方に暮れていましたが、宇宙関連の学会に出たらもらえる、CD-ROMに入った論文集を何百本と精読すると、ようやくエンジニアと最低限の会話ができるようになったそうです。

起業に際し、周囲からは大きな反対にあったそうです。理由は「技術がない」、「市場がない」、そして「世界各国が足並みをそろえるルールもない」。

ここで岡田氏が並でなかったのは、通常そんなことをいわれると普通の人は諦めるものですが、逆に岡田氏は「市場がないよ」と言われたときには、なんと良いニュースだと思ったそうです。競合のないブルーオーシャンなんてめったに出会えない、だったらそれを解決するために市場を作れば良いと研究者を訪ねて世界中を回ります。最初は素人が持参した仮説は相手にされませんでしたが、3回目あたりにこのサイズのゴミを除去するならこのくらいの規模でやるべきだ等アドバイスをもらいはじめたので、資金を集めてチームを作ることにしました。

岡田氏が会社を立ち上げて8年で集めた金額は210億円。国内スタートアップ想定時価総額ランキングでは10位に入っています。
時代も経済環境も変わりますが、岡田氏のようにどんな困難をものともせず、骨のある日本人起業家が続き、時代を先取りしたビジネスを創造して、ものづくりの日本ここにあり!という姿を世界に示して頂きたいなあと思いました。

幹事報告

４．第19回ロータリー全国囲碁大会のご案内が届いています。

10/2開催（市ヶ谷、日本棋院）、9/24締め切りです。

５．例会変更および休会のおしらせ

詳細は回覧を参照ください。

・横浜港南7/21　休会

委員会報告/会員報告等

先週の例会で幹事からご報告のありましたようにすでに熱海での災害に対する支援の要請が来ております。災害はなるべく起こらないよう願っておりますが、これからも生ずると思います。
これからも機会ある毎にお願いいたしますのでご支援よろしくお願いいたします。

出席報告

スマイルレポート

スマイル 17 件

ニコニコ

ニガニガ

卓話

5大奉仕委員長計画発表

クラブ奉仕委員会は、８委員会の各委員長で構成されています。
①クラブ戦略計画、②クラブ研修・広報・会報、③出席 ④職業分類・会員選考、⑤親睦活動、⑥雑誌、⑦会員増強、⑧プログラムの委員会です。
会長の運営方針に従いクラブ各委員長が活動しやすい環境を作り、クラブの強化を図るために各会員と協力して会員増強を推し進め、地域社会に対し奉仕活動を通しロータリークラブを積極的に広報アピールする。
本来は、クラブ内における８委員会の目標や目的などを遂行していく為に各委員長と協議、協力を致し、様々な形で活動していきたいと思いますが、本年度は、コロナ禍で、外の活動というよりは、クラブ内での親睦を図り、絆を深めていきたいと思います。
その中でも会員増強にも力を入れていきたいと思います。 会員のご協力が無いと出来ません、会員皆様のご理解とご協力を宜しくお願い致します。

と、以上になっております。

幹事のお役目も終わり気が抜けてしまいまして、まさかこんなに早くここに立つとは思っていませんでした。
先月の23日に年度挨拶で出し切ったため、それから間もないので何もネタがございません。
正直なところ、クラブ奉仕委員会の事を理解していない状況で委員長を引き受けてしまいました。活動計画を作るにあたって過去の計画書を読ませて頂いて、どうにか理解が出来たかと思います。
これは毎回の事ですが、初めての事からのスタートのため、活動内容の理解に苦しみます。会長・幹事・各委員長・各会員の皆様にお力をお借りして、今年度もコロナ禍で大変な時期ではございますが、宜しくお願い致します。

最後に、前年度幹事の仕事が残っております。前年度各委員長の実績報告書の提出をお願い致します。

職業奉仕委員会の活動計画を考えるときに、例年、職業奉仕委員会で行う活動のうち、大きなものとして、職場見学会があります。ただ、昨年度の内倉委員長が非常にご苦労されていらっしゃいましたが、新型コロナウィルスの影響により、まだ大人数で集まって、外部のどこかに出かけるということが難しい状況にあります。ワクチン接種が進んできて、今後、状況が大きく変わる可能性もありますが、今はまた緊急事態宣言が発出されるかもしれないというお話もあり、まだ先行きは不透明な状態です。これまでに職業奉仕委員会で企画された職場見学会は、いずれも素晴らしいもので、色々な職業について知る良い機会でしたので、今年度も状況が許せば、ぜひ職場見学会を行いたいと思っております。実施できるとしても、年度の後半に、比較的近い場所、ということになるのではないかと考えていますが、今後、会長・幹事にご相談させていただきながら、検討していきたいと思います。

そして、職場見学会を行うことが難しいかもしれない、ということも考えて、職業奉仕委員会として、今年度、どのような活動をすることができるか、ということを改めて考えました。
しかし、これは私の勉強不足にほかならないのですが、５大奉仕の中でも、職業奉仕というのは、一番、どのように捉えたらよいのか、難しいと感じています。
清水会長から、職業奉仕委員長に、とお話をいただいてから、２５９０地区のウェブサイトの資料などを見たりしているのですが、職業奉仕とはいったい何なのか、言葉で表現するのがすごく難しいと思っているのが現状です。理解不足の点は、今後、皆さまにご指導をお願いしながら、委員会の運営を進めていきたいと思っております。
理解が足りないながらも、職業奉仕委員会としてできる活動を考えるにあたっては、職業奉仕とは何か、という原点に立ち返って考える必要があると思いました。
職業奉仕とは何なのか、２５９０地区のウェブサイトに掲載されている「職業奉仕の手引き」によると、職業奉仕とは、ロータリーの目的の第２項を土台にしたものだとされています。
ロータリーの目的の第２項とは、「職業上の高い倫理基準を保ち、役立つ仕事は全て価値あるものと認識し、社会に奉仕する機会として、ロータリアン各自の職業を高潔なものとすること」です。
そして、「職業奉仕の手引き」では、職業奉仕を実践する方法として、次のような内容が紹介されています。

1. 例会で、各会員が自分の職業について話し、互いの職業について学びあう
2. 地域社会での奉仕プロジェクトで職業スキルを活かす
3. 高潔さを重んじて仕事に取組み、言動を通じて、模範を示すことで倫理的な行動を周囲に促す
4. 若者のキャリア目標を支援する
5. 専門能力の開発を奨励し、指導する

今お話した方法の中でも、最初に挙げた「例会で、各会員が自分の職業について話し、互いの職業について学びあう」というのは、当クラブでも、無理なく実施できる活動なのではないでしょうか。
新しく入会された方については、イニシエーションスピーチで、お仕事の内容について詳しくお話を聞く機会があっても、なかなか、自分よりも前に入会された方のお仕事について、イニシエーションスピーチのように、詳しくお話をお聞きする機会というのは、さほど多くないのではないかと思います。
個人的な感想になってしまいますが、昨年度、大地会員が、卓話で、医師を志されるようになった経緯やキャリアについてお話をしてくださったのが、大変興味深く、印象に残っています。また、舟橋会長が、卓話や会長報告の中で、ご自身のキャリアを織り込んで、化粧品業界の分析などをお話してくださったのも、面白く伺いました。田奈中学校での職業講話のときにも、小八木会員の善人でいらした安田支店長が、中学生から「銀行で働くにはどんな資格が必要ですか？」という質問を受けて、「車の運転免許があれば大丈夫です」とお答えになったというお話を聞いて、中学生よりも、私の方が、他の会員のお仕事についてお聞きしてみたい、と思っていました。

そこで、ぜひ、お互いの職業について理解しあう機会として、会員の皆様に、今のお仕事に就かれるようになった経緯やお仕事の内容、どのようなところで苦労されているのか、といったことを卓話でお話していただきたいと考えております。３０分をお一人でお話していただくのはご負担が大きいと思いますので、できれば、お二人か３人で、１０分ずつくらいでお話いただけたらと思っております。卓話を通じて、それぞれの職業についての理解を深めることから、クラブでの奉仕活動の中で、会員の職業スキルが生かせるのではないか、といった発見につながることになればいいなと願っております。
プログラム委員長の下中会員にご協力をお願いして、今年度は、そのような職業に関する卓話を企画したいと思います。私から、卓話のお願いをすることがあると思いますが、その折は、皆さま、どうか、なるべくお断りにならずに、ご協力くださいますよう、お願いいたします。
１年間、何卒、ご指導・ご協力のほど、よろしくお願いいたします。

今菅政権は先程あげた東日本大震災から立ち直った日本をまた（コロナに打ち勝った証）また復興五輪などと綺麗事を並べて開催しようとしておりますが　先日気になった新聞の記事に仙台地検が国の復興事業に 絡み（環境省からの発注）下請けの鹿島建設東北支店の幹部を裏金2億2千万を申告しなかったとして脱税で訴追しました。
原発事故で避難生活を強いられた人々は税金を食い物にしたこのことをどう受け止めたのかと思うと悲しくなりました。

横浜緑ロータリークラブは永い歴史があります
社会奉仕活動にもいろいろな形があり今後とも　地域社会のニーズに素早く対応　していく事が大事だと思います。
本日　社会奉仕委員長の　名刺が出来上がってきておりますので早速　緑警察、緑区役所に、出向き　横浜緑ロータリークラブとして地域社会に役立てることが可能な奉仕活動をヒヤリングして　いくつか候補を絞り例会、理事会にて発表していくつもりです

オンライン出席状況

該当者無し

Photo gallery

下記画像をクリックでフルスクリーンスライドショー

20210721_2458th

23 photos