会報 第2510回例会 2022年 9月14日

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三谷英弘 会員・パートナー 佳子 様

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エリザベス女王（エリザベス２世）
本名は、エリザベス・アレクサンドラ・メアリー（Elizabeth Alexandra Mary）。
エリザベス2世（Elizabeth the Second）は、イギリスのウィンザー朝第4代女王（在位: 1952年2月6日 – 2022年9月8日 ）である。
又、イギリスの他14か国の英連邦王国及び王室属領・海外領土の君主、さらにイングランド国教会の首長（Supreme Governor of the Church of England）でもあった

イギリス（エゲレス）
正式名称は、グレートブリテン及び北(部)アイルランド連合王国（United Kingdom of Great Britain and Northern Ireland）
ヨーロッパ大陸北西岸に位置し、グレートブリテン島、アイルランド島北東部その他多くの島々からなる立憲君主制国家である。「立憲君主制」なので、わかりやすく言うと「王国」である。
英語圏ではUnited Kingdom、頭文字を取ってU.K.略称される。 日本語における通称ならび俗称の一例としてイギリス、英国（えいこく） がある。

構成 イングランド、ウェールズ、スコットランド、北アイルランドという歴史的経緯に基づく4つのカントリー（「国」）が、同君連合型の単一主権国家を形成している。
また、2020年1月31日まで欧州連合（略称：EU）に属していたが離脱した。

イギリスはどこにある？
本島は北緯49度から59度、西経8度から東経2度を占めている。
ロンドンの南東にあるグリニッジ天文台は本初子午線の起点として定められた場所である。
概ねフランスより北、ドイツ北部の辺り。

ブリテンの略歴
〜紀元43年　ブリトン人（Britons, Brythons）による時代
・・・前ローマ時代にブリテン島に定住していたケルト系の土着民族。
紀元43年〜410年　ブリタンニア（古代ローマ帝国の支配の時代）
・・・43年のクラウディウス帝の遠征によって建国
　　　　　住民は主にケルト系ブリトン人で、属州化以降ローマ人やガリア人、ゲルマン人が主に兵士として渡来した。
紀元408年〜825年　アングロサクソン七王国
・・・アングル人とサクソン人が各地に王国を建てた。
紀元927年〜1707年　イングランド王国
　　　・・・アングロサクソン人ウェセックス王国がイングランド全土を統一して成立した。
紀元1649年〜1660年　イングランド共和国（護国卿時代（プロテクトレート）とも呼ばれる）
　　　・・・1649年、イングランド王チャールズ1世（スチュアート朝）の処刑後、ランプ議会（残部議会）によって樹立が宣言された。
紀元1660年〜1660年　イングランド王政復古
・・・清教徒革命（三王国戦争）に続く空位期間後にイングランド、スコットランド、アイルランドの王家がチャールズ2世（スチュアート朝）のもとで復古した。
紀元1707年　グレートブリテン王国
・・・イングランド王国とスコットランド王国が合同法により正式に合併し、成立。
紀元1714年　アン女王死去、ステュアート朝断絶。
・・・ハノーヴァー朝のジョージ１世（ジョージ・ルイス（ドイツ語名：ゲオルク・ルートヴィヒ））による統治
紀元1801年　グレートブリテン及びアイルランド連合王国（United Kingdom of Great Britain and Ireland）
・・・グレートブリテン王国とアイルランド王国が合同して成立した王国
　　ジョージ3世（George III）は、ハノーヴァー家第3代目のイギリス国王
1760年から1800年12月31日まではグレートブリテン国王兼アイルランド国王であり、
1801年1月1日に両国が合同してからグレートブリテン及びアイルランド連合王国国王。
同時に、神聖ローマ帝国のハノーファー選帝侯でもあり、1814年ハノーファー王ゲオルク3世 （Georg III）に昇格した。
紀元1917年　ウィンザー朝
　　　・・・ジョージ5世により王宮のあるウィンザー城にちなんでウィンザー家と改称。
紀元1927年 グレートブリテン及び北アイルランド連合王国
・・・1922年に英愛条約が発効され、北部6県を除く26県がアイルランド自由国（現アイルランド）として独立した為改称、現在に至る。

ブリタンニア（ラテン語: Britannia）は、古代ローマがグレートブリテン島南部に設置した属州の一つ。
また属州の置かれた島（現在のグレートブリテン島）とその周辺の小群島をも指す。
文房具で有名な「ブリタニア (Britannia)」 は、「ブリタンニア」があったグレートブリテン島南部の古称である。

ウィンザー家（House of Windsor）
元の家名（王朝名）はサクス＝コバーグ＝ゴータ家（House of Saxe-Coburg-Gotha）。
これはヴィクトリア女王の夫アルバートの家名であった。アルバートはドイツのザクセン＝コーブルク＝ゴータ公エルンスト1世の息子であった。この家系からはベルギー、ブルガリア、ポルトガルの王家も出ている。
第一次世界大戦中の1917年、ジョージ5世は敵国ドイツの領邦であるザクセン＝コーブルク＝ゴータ公国の名が冠された家名を避け、王宮のあるウィンザー城にちなんでウィンザー家と改称。
王家は姓を用いないとの先例を覆してウィンザーを同家の姓としても定めた。
そのため、現在の女王エリザベス2世にいたるまでをウィンザー朝と称し、かつ、その構成員（ジョージ5世の直系および存命の叔父コノート公アーサーの系統）はウィンザーの姓を用いる。
ただし、ヴィクトリア女王の血統が断絶したわけではないので、いずれもハノーヴァー朝の継続と見なされることがある。
ハノーヴァー朝以来代々の王位継承者の配偶者はドイツ人やドイツ系の王族が迎えられることが多かったが、エドワード8世がアメリカ人女性との問題から退位し、代わって王位に就いたジョージ6世の妃エリザベスは グレートブリテン王国成立以降で初の同国出身の王妃となった。
その長男チャールズ3世の元の妃ダイアナ、現在の妃カミラもまた同国出身である。
なお、1960年にエリザベス2世と夫フィリップ・マウントバッテン（Philip Mountbatten）公の間に生まれる子の姓をマウントバッテン＝ウィンザー（Mountbatten-Windsor）とする枢密院令が発せられた。
もっとも、家名（王朝名）が変更されたわけではないため、チャールズ3世が即位した今もその家名（王朝名）はウィンザーのままであり、姓のマウントバッテン＝ウィンザーとはずれが生じている。

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