6.ロータリー平和フェローシップ
1) ロータリー平和フェローシップとは?
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このプログラムは、ポール・ハリス没後50周年とロータリー財団の教育的プログラム創設50周年を記念して、ロータリー財団の使命である国際理解と世界平和を推進するために設立された「ロータリー平和センター」で、
- 修士号取得プログラム
- 専門能力開発修了証取得プログラムを学ぶ学生
を支援する奨学金制度です。
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創設当初は、ロータリー平和センターの1つであったパリ政治学院が2005-07年度から、また2010年度より米国力リフォル二ア大学パークレイ校、2012-13年度からアルゼンチンのサルパドール大学がこのプログラムを離脱しましたが、2009-10年度からタイのチュラロンコーン大学の短期試験的なプログラムが、恒久的な財団プログラムとなり、また、スウェーデンのウプサラ大学が2012-13年度より新たに加わり、現在は世界中に7大学、6ロータリー平和センターとなっています。
2) ロータリー平和センター・プログラムの目的は、以下の通りです。
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平和、親善、紛争の原因と世界理解の問題に関する研究、指導出版、実地経験を増進し、支援すること。
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現場で活動する人々と学者との交流を通じ、能力、知識、技能を向上させながら、平和と寛容の文化を目指して努力するよう人々を鼓舞すること。
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平和と紛争解決の分野において、国際的で高度な教育の機会を提供すること。
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世界理解と平和を達成する為、ロータリー財団およびロータリアンが、効果的に人々に寛容の精神と協力を推進する手段を提供する。
3) 世界のロータリーセンターとは?
世界のロータリー平和センター提携大学
ブラッドフォード大学
英国(イングランド)、ウエスト・ヨークシャー
デューク大学及びノースカロライナ大学チャペルヒル校
米国、ノース力ロライナ州ダラム、チャペルヒル
国際基督教大学
日本、東京都三鷹市
クイーンズランド大学
オーストラリア、クイーンズランド州ブリスベーン
ウプサラ大学
スウェーデン、ウプサラ市
チュラロンコーン大学
タイ、バンコク
4) プログラムへの応募資格条件は以下の通りです。
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職業や学業における業績、個人的活動、社会奉仕活動を通じて、国際理解と平和に対する熱意と献身を明らかに示していること
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申請時に、優秀な成績で関連分野における学士号、またはそれに相当する学位を保持していること
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修士号取得プログラムの場合、有給、無給を問わず、関連分野に於いて合計3年以上のフルタイムの職務経験を有すること
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専門能力開発修了証取得プログラムの場合、現在フルタイムで中堅職または上級職として雇用されており、関連分野に於いて少なくとも5年間の職務経騒を有していること
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修士号取得プログラムの場合は第二言語、専門能力開発修了証取得プログラムの場合は英語に堪能であること
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優れた指導力(リーダーシップ)を備えていること
5) 私たちは、次のようなロータリー平和センターへの支援を行っています。
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プログラムの費用は、世界中のロータリアンからの寄付があてられています。
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日本では、2004-05年度より、ロータリアン一人15円、合計で約150万円弱のご協力をいただいており、フェローの広島研修旅行の経費に使われています。
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日本独自の方式として、ホストエリア制度を採用しています。ホストエリアは、ロータリー平和センターの一つであるICU(国際基督教大学)の所在するRI第2750地区とその周辺の地区で構成され、現在は下記の6つの地区が担当しています。
2580地区、2590地区、2770地区、2780地区、2790地区、2750地区 -
ロータリー平和センターの所在地区であるRI第2750地区のバストガバナーが、ホストエリア地区のコーディネーターとして任命されています。
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ホストエリア連絡協議会を設置し、コーディネーターが中心となり、6地区より委員、および力ウンセラーの推薦をいただき、定期的に会合を持ち、セミナー開催やフェ口ーへの支援をしています。
6) ホストエリア連絡協議会では、以下のようなことをしています。
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ロータリー平和センター年次セミナーに協力(ICUロータリー平和センターが主体となり行う事業)
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ホストエリア・セミナーの開催(TRFよりの指定〉
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フェロー・オリ工ンテーションの開催(TRFよりの指定〉
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カウンセラー・オリ工ンテーションの開催(TRFよりの指定)
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その他
- カウンセラー就任の要請
- ICUのロータリー平和センターに入学する来日フェローとのミーテイング
- 年次セミナー、並びにフェロー・オリ工ンテーション開催時の各種懇談会の開催
- フェロー、カウンセラーとの年数回の懇談会の開催
- 研修旅行の支援(毎年、広島・山口地区のご協力を得て、広島研修旅行の実施)
- RI及びTRF役員の来日時における支援
- 各事業のための予備会議・セミナーの開催
- カウンセラーとの個別相談および報告会の開催
7) 私たちの地区の今後の取り組み
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ロータリー平和センターの一つであるICU(国際基督教大学)の近隣地区として、ホストエリア連絡協議会の一員として、地区ロータリー財団委員会内に委員会を設け、次のことを行っていきます。
- ホストエリア連絡協議会への協力
- ロータリー平和フェローの募集
- ロータリー平和フェローシップ・プログラムの広報活動
尚、ホスト工リア連絡協議会では専用のホームページを開設していますので、是非ご覧ください。