特別号 Bangkok RI国際大会
2012年5月4日-8日
タイ バンコック
2012年バンコクRI国際大会報告
国際奉仕委員会 委員長:清水 裕之
日時 2012年5月3日~5月8日
出席者(敬省略) 北原、下中、鶴岡、森、村松、露木、岡部、飯田、清水
- 5月3日(木)午後10時30分 羽田集合
- 5月4日(金)午前 4時30分 バンコク到着 到着後アユタヤ観光
- 5月5日(土)ゴルフ組と観光組に分かれ、その後合流し国際大会の会場確認、事前登録手続き
- 5月6日(日)日本人朝食会、本会議出席
- 5月7日(月)正午過ぎまでバンコク市内の寺院めぐり、夜は香港サウスやその姉妹クラブのフィリピンや北京のクラブと会食
- 5月8日(火)帰国 羽田解散
以下国際大会概要(RIのHPより)
5月6日、タイのバンコクで2012年RI国際大会が開幕となりました。タイ王室の王女殿下を迎え、盛大なエンターテイメントが行われる中、ロータリアンがこれまでの活動の成果を祝い、互いの親睦を深めました。
タイ国王を代表してRI国際大会にご臨席されたチュラポーン王女殿下は、ロータリアンによる世界各地での活動に感謝を述べられました。 「ロータリーの標語である“超我の奉仕”の精神の下、ロータリアンの皆さまが一丸となって奉仕に献身される姿を見て、大変心を打たれました。これほどまでの弛みない努力と熱意があれば、世界の諸問題には必ずや進展がみられることでしょう」
カルヤン・バネルジーRI会長からは、ロータリー・クラブが活動する200の国や地域の旗がチュラポーン王女殿下へ贈られました。旗の贈呈に続いて、タイのポップスター、タタ・ヤングさんがタイ国歌を歌いました。
開会本会議にて講演したバネルジー会長は、本年度の初めよりもロータリーはさらに強い組織になったと述べました。「私は、変化をもたらすこと、そしてロータリーをもっと強い組織にすると心に決めて会長に就任しました。一年度の終わりが近づいた今、その目標が確かに達成されたと感じています。ただし、この素晴らしい一年を通じて私が実感したことは、この変化や成果は、私の力ではなく、ロータリアンである皆さんのおかげだということです」
バネルジー会長はビノタ夫人とともに世界中を旅してロータリーのプロジェクトを訪れ、その成功の数々に誇りと喜びで胸がいっぱいになったといいます。 訪問したプロジェクトには、新興国、南スーダンにて、複数の国のロータリアンが地元政府と協力し、数百万ドルを投じて病院を建設したプロジェクトがありました。
会長はさらに、草の根で災害救援活動を行うシェルター・ボックスとRIが最近、プロジェクト・パートナーシップの提携を結んだことに触れました。シェルター・ボックスは、ロータリー・クラブの提唱によって創設された団体です。「ロータリアンは、いち早く現地で救援活動を開始し、他団体が去った後も最後まで援助活動を続けています。シェルター・ボックスとの提携で、これまでよりも多くの支援を提供できるようになるでしょう。またこれをきっかけに多くの他団体と協力関係を結び、もっと多くの人々に支援を提供できるようになればと願っています」
ロータリーの未来の鍵を握る新世代とソーシャルメディア
ロータリーの公共イメージを高め、確かな未来を築くには、新世代の参加が必要だとバネルジー会長は話します。「ロータリアンの皆さん、周りを見渡してみてください。これ(若者が少ないこと)は私たちが直面する問題です。若い人たちに、ロータリーはどのような団体で、なぜロータリーに参加すべきかを理解してもらう必要があります」
RIは、フェイスブックやツイッターなどのソーシャルメディアを使って、ロータリーの活動を紹介しています。「ソーシャルメディアを利用するクラブが増えています。こうした新しい手段を使って、ロータリー入会への関心を高め、新会員を集めることができます。特に若い会員は、ロータリーの未来に不可欠な存在です」
開会本会議では、タイの伝統舞踊とバンコク交響楽団によるパフォーマンスも行われました。
国際大会のそのほかのニュース
- バンコクのガバナー、スクンバーン・ボリバット氏は女王の60歳を記念した公園にて新しい遊び場の除幕式に参加しました。バンコクと米国のロータリアンはこのプロジェクトに60,000ドルを提供し、ボランティア活動を行いました。
- 23カ国から集まった150人以上のローターアクターが、大洪水で被害を受けた中学校の校舎修築を手伝いました。校庭に木を植えたほか、パトゥムワン・ロータリー・クラブから寄贈された200冊の図書を収める図書室も整備しました。
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