横浜緑ロータリークラブ



第2021回例会 2011年11月9日(水)
例会場:青葉台フォーラム 時間:12:30~13:30

司会 竹内建 副SAA
斉唱 『我等の生業』
点鐘 北原弘文 会長
会長報告 北原弘文 会長
幹事報告 下中英輝 幹事
卓話 荒井ゆかり
 インターアクト委員長
誕生祝 大地哲郎 会員
ゲスト 無し
ビジター 岡本均 様
 (東京日本橋西RC)
出席報告 田中孝 出席仕委員長
発行者 工藤公仁 会報委員長
 
地区大会風景01 地区大会風景02 地区大会風景03 地区大会風景04

[smile] 画像クリックで拡大表示します。連続で写真が閲覧可能です。

 

会長報告

北原会長

会長:北原弘文

ポール・ハリス会長辞任!

 ポール・ハリスは2期目の会長を任期の途中で辞任していますが、このことに関して、通説では一応健康上の問題を理由にしていますが、その後のハリスの活動から考えて、本当に健康が理由であったかどうか分からないという意見があります。ウォルシュ著The First Rotarian日本語版96頁に次のような記述があります。
 「1908年はハリスにとって忘れられない年だった。ハリスにかかわるある事件がシカゴ・クラブに大混乱を引き起こしたのである。ある会合で、ハリスを攻撃し、弾効する芝居をさせようという計画がもくろまれた。ハリス自身もよく悪ふざけをする人だった。フォスター会員はハリスを前に、ロータリーの運営方法について痛烈に批判した。その芝居は余りにも真に迫っていたので、ハリスはその場で辞任し、クラブは大騒ぎになった。その騒動の傷あとが癒えるにはかなり時間がかかり、以後この種の冗談は一切禁止された」というのです。
 そこで、この背景を少しさぐってみますと、会員の相互扶助と親睦を目的とした初期ロータリーにおいて、2年目になると、この互恵主義に反省が求められるようになり、対社会的な意義を目指した新しい奉仕概念が追求されるようになりました。そして、これは、1907年ポール・ハリスがシカゴ・クラブ第3代目の会長に就任する時点で、ロータリーの拡大と奉仕概念の追求、とくに社会福祉を強化するという目標がはっきり打ち出されるに及んで、クラブの親睦派と奉仕派の対立がみられるようになったのであります。
 ポール・ハリス自身、このような雰囲気を既に自覚していたようで、彼の著書の中で「私のリーダーシップがもっと巧みで、私のプランが前もってもっと明確につくられていたら、シカゴのロータリアンの完全な協力が得られたであろう」と言っており、また「こういう苦境に立つと、古い会員の考え方を変えさせるよりは、いっそ新しい進歩的な考えでクラブをつくる方が、ずっと容易なことのように思われた」とも言っています。
 このように、自分の組織能力がロータリーの拡大に必要だと気づいたハリスは、余った時間のすべてを拡大活動につぎ込むため、1908年10月会長の職を辞任しました。ハリスはシカゴの次はニューヨークにロータリー・クラブを創りたいと常々願っていましたが、実際は、1908年11月、弁護士のホーマ・ウッドが中心となってサンフランシスコに世界で2番目のロータリー・クラブが誕生しました。      
 奉仕概念の導入による親睦派と奉仕派の対立、つまり親睦と奉仕の葛藤は、ロータリー・クラブがつくられて既に100年を過ぎた今日においても時々議論されます。即ち親睦派は、ロータリー・クラブは親睦が第一であるから、例会は常にリラックスした雰囲気で楽しくなければならないし、そのためには美味しい食事や、すばらしい卓話、ユーモアたっぷりのスマイルボックスなどが何よりも大切とよく言われます。一方奉仕派は、ロータリーでは親睦に始まり親睦に終るというのは駄目で、親睦と奉仕の調和がなければなりません。ロータリーにあっては単なる社交上の親睦に終ることなく、心のふれあいによってお互いが啓発されるという奉仕の芽生えがなくてはなりません、といわれます。私も当クラブに入会依頼、先輩諸氏から後者の考え方、すなわちロータリーは単なる親睦団体ではないということを教えていただいております。

 

President KITAの豆知識 その7

[check]RIテーマとは
 国際ロータリーのテーマとは、RI会長から、毎年発表されるロータリー・メッセージのことです。このテーマは、ロータリー年度を通じて、奉仕の実践に最も重要なものです。テーマは、会長の抱負を端的に物語るとともに、そのロータリー年度の進路を示すものでもあります。RI会長は、在職年度中に国際ロータリーで順守する適切なテーマを選ぶことができますし、選ぶように奨励されています。会長エレクトは毎年2月15日までに開催される国際協議会で発表されます。
RIテーマの起源
 RIテーマは過去50年以上続く決まりごとで、その起源は、当時のパーシー・ホジソン会長が、自分の年度における目標の詳細な記述と題した文書を配布した1949年にさかのぼります。彼は4つの目標を掲げました。
 しかし、その年度の重点目標を一つの覚えやすいテーマに集約するというアイデアを思いついたのは、1953~54年度のホアキン・シビルス会長でした。(Rotary is Hope in Action:翻訳なし)
 RIテーマに各国公式訳文がつけられるようになったのは、1954~55年度(ハーバートJ.テイラー)からです。
RI歴代会長出身国(複数名輩出国)
 アメリカ:59名、英国、カナダ5名、オーストラリア4名、メキシコ、ブラジル、インド、日本3名、イタリア、スウェーデン、ニュージーランド2名。

 
 

幹事報告

下中幹事

幹事:下中英輝

  • 例会場の変更等はありません。
  • 先日の地区大会、ご参加の方は大変お疲れさまでした。
    多数の方々、最後までありがとうございました。
    私としまして、色々な出会いがあり大変有意義でした。
    特に北原会長もね...
  • スマイルについてですが、近年5代奉仕の活動が活発で、寄付や協賛など各委員会の出費がかさんできております。
    本年度スマイルの予算は120万円ですが、足りそうにありません皆様のご協力をお願いいたします。ニコニコ、二ガニガで新世代、社会、職業、国際、インターアクトなどの費用を算出しております。「何となく」でも結構ですのでよろしくお願いいたします。
 
 

委員会報告等

委員会報告

委員会報告

新世代奉仕委員会 -[委員長:竹内建]

霧が丘中学校スピーチ大会報告

野球同好会・ゴルフ会のお知らせ -[同好会会計:竹内建]

 新年度が始まり4か月が経過したにも関わらずまだ同好会総会を開催できておらず申し訳ありません。

現在、北原会長、下中幹事、井藤親睦活動委員長にもご相談し、同好会総会の開催日程など検討していただいております。
そのような中で、各同好会の活動もすでに始まっていることから同好会年会費の徴収について、お願い申し上げる次第です。

 また、ご要望の多い振込ではなく現金での徴収についても対応いたしますので何卒よろしくお願いいたします。

 

国際奉仕委員会 -[幹事:下中英輝]

バンコク世界大会参加についての報告。

 
 

出席報告 - [出席委員長:田中孝]

会員総数39名
出席率64%:前回補正後100%:前々回補正後78%

 
 

 

3分間スピーチ

若山誉会員・露木健造会員・平川清樹会員・山下栄蔵会員

3分間スピーチ3分間スピーチ

 
 

 

スマイルレポート

スマイル 8件

ニコニコ

  • 北原弘文 会長

    東京日本橋西RCの 岡本様、お久しぶりです。先週末の地区大会、昨日の霧が丘中学校での国際交流イベントに参加の皆様ありがとうございました。

  • 下中英輝 幹事

    岡本様ようこそお越しくださいました。

  • 山下栄蔵 会員

    地区大会長寿祝いありがとうございました。

  • 大地哲郎 会員

    お誕生祝いありがとうございます。本年で70歳 古希を迎えました。歩けるうちは頑張りますので今後もよろしくお願いします。

  • 竹内建 会員

    先日は霧が丘中学校での「留学生スピーチ大会へのご参加」ありがとうございました。

ニガニガ

  • 武藤泰典 会員

    本日体調不良の為欠席させていただきます。申し訳ございません。

  • 露木健造 会員

    先週例会欠席し申し訳ございませんでした。

  • 小泉豊 会員

    本日急用で欠席します。申し訳ありません。社会奉仕委員会被災地への軽自動車贈呈の日程は11/20となりました。親睦委員会から 11/17 クラブコンペの組み合わせをBOXに入れましたのでご確認ねがいます。

 

お祝い

長寿表彰

長寿会員表彰 山下栄蔵会員
遠藤一典会員(欠席)

 
誕生祝

会員誕生祝 大地哲郎会員

 

パートナー誕生祝

村松勇治会員パートナー・美千代様

 
 

卓話

インターアクトクラブについて

2011-2012年度
インターアクト委員長 荒井ゆかり

卓話

 10月31日~11月6日は世界インターアクト週間です。
インターアクトとは、奉仕と国際理解に貢献する青少年のための、ロータリークラブ提唱の世界的団体で、高校に在学中の生徒、又は年齢12~18歳までの青少年が入会できます。2010年1月の国際ロータリー理事会で、インターアクターの会員資格の最低年齢が14歳から12歳へ引き下げられました。
 1959-60年度の国際ロータリー会長ハロルド・トーマスは、世界の各地のロータリアンが共通して「ロータリーは青少年奉仕を開発する力を、十分に発揮していない」事に気づき世界中の青少年が共に活動できるような組織を作ろうと、1960年、5人のロータリアンからなる委員会を発足されました。その2年後、1962年RI理事会により設置され、最初のインターアクトクラブは、米国フロリダ州メルボルンのロータリークラブにより設立され、23人でスタートしたメルボルン高校IACです。その後、IACは次々と広がっていき、現在では、世界各地で、青少年がさまざまなインターアクト活動を通じ、国際理解と親睦の輪を広げています。
 日本最初のIACは、1963年結成された、宮城県の仙台育英学園高校IACです。提唱は、仙台東RCで当時、100人を越える人数で誕生しました。日本第1号のこのIACは、当時、世界最多の会員数でした。メルボルン高校に初めてIACができて間もないときに、仙台東RCで、国際奉仕委員長の加藤昭氏が、自分が校長を務める仙台育英高校の生徒に呼びかけたところ、予想以上の賛同を得て、日本で初めて、世界で一番大きいIACが結成されることになったのです。仙台育英学園高校IACは、誕生してすぐ、清掃奉仕や小さな親切運動などの活動を行い、「インターアクト国際ロータリー賞」を受賞しました。
インターアクトクラブは、高校生の年代の青少年に、奉仕と国際理解の世界的友好の中で活動する機会を与えています。インターアクトという用語は、インターナショナル(国際)を意味するインタとアクション(行動)を意味するアクトに由来しています。全てのインターアクトクラブは、ロータリークラブによる提唱及び監督を受けなければならず、学校、地域社会、または世界で奉仕プロジェクトを毎年計画しなければなりません。
インターアクトがどのような目的を持ち、何を目標にしているのか、スポンサーになるロータリアンにとって知っておくことは大切です。
目標として

  1. 建設的な指導力を養成し、事故の完成を図る。
  2. 他人に対する思いやりと、他人の力になる心構えを奨励と実践。
  3. 家庭と家族の重要性の認識をかんよう。
  4. 各自の責任を果たし、懸命に努力する。
  5. 全ての有用な職業は社会に奉仕する機会であるとしてその品位と価値を自覚する。
  6. 地域社会、国家及び世界問題についての知識と理解を深める。
  7. 国際理解と親善の推進。などを行う。

 RCとIACは、協力し合って活動することが望まれています。
ロータリークラブとインターアクトを国際規模の共通活動に参加させるために、毎年11月5日を含む1週間を「世界インターアクト週間」とするように奨励しています。みなさんもインターアクトについて考えてみてください。