第2052回例会 2012年7月11日(水)
例会場:青葉台フォーラム 時間:12:30~13:30
司会 | 大野富生 SAA |
斉唱 | 『我らの生業』 |
点鐘 | 武藤泰典 会長 |
会長報告 | 武藤泰典 会長 |
幹事報告 | 小泉豊 副幹事 |
卓話 | 新年度活動計画 小泉豊 職業奉仕委員長 工藤公仁 国際奉仕委員長 |
誕生祝 | 清水裕之 会員 |
ゲスト | 無し |
ビジター | 無し |
出席報告 | 高嶋淳二 委員長 |
発行者 | 井上幸治 会報委員長 |
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報告等
会長報告
会長:武藤泰典
皆さん、車を運転して出かけるときに、事故を起こすつもりで出かける人はいないと思います。「今日は体調が悪いから、注意して運転しよう」とは思っても、「今日は体調が悪いから、事故を起こしそうだ」と考えながら車を運転する人はいないと思います。事故を起こしそうだと思ったら、車の運転をしなければ良い訳ですから。それでも、毎日毎日、交通事故は起こっています。
交通事故は、運転の下手な人だけが起こすのではなく、上手い人でも起こします。車の事故よりも、確率がはるかに少ない航空機事故で、次のような事故が有りました。
経験豊富なベテランパイロットが操縦する旅客機が、もともと夜間飛行のスケジュールで飛ぶはずだったのですが、前のフライトで機体の修理の必要が出てきてしまい、整備に時間がかかり、三時間以上、出発が遅れてしまいました。その結果、到着地付近に着いた時には、ちょうど日の出の時刻と重なってしまいました。目的地の空港の上空までは計器の指示に従って飛行し、着陸予定の飛行場が見えたので管制塔に連絡したところ、管制官から、東向きの風が吹いているから、東向きの滑走路に目視で旋回して進入するように、と指示されました。そこでベテランパイロットは飛行場上空を一回りして、一度、西に向かって飛んだ後、左旋回をしながら、飛行機を指定の滑走路方向に向けました。するとその時、ちょうど左前方に滑走路が見えたのです。コースが少しずれていて高度も高かったので、ベテランのパイロットはそれを上手く調整して、着陸をしました。ところが、それは目的の空港の手前にある小型機用の、別の飛行場の滑走路で、その飛行機が着陸する予定の滑走路は、まだ、五キロメートルほど先にあったのです。その飛行機は、大型のジェット機で、その小型機用の滑走路の長さでは、当然止まることが出来ず、滑走路をオーヴァーランして事故を起こしてしまいました。
事故を起こしたパイロットは、事故の経緯を次のように話しています。
「出発が遅れ、到着が日の出の時刻になってしまった上に、ちょうど東風で、東向きの滑走路を使うことになってしまったことで、太陽に向かって着陸することになり、まぶしい上に、朝もやで視界が悪かった。
通常使用する、西向きの滑走路には無線誘導の施設が付いていたが、東向きの滑走路にはそれが無かった。
レイダーで機影を見ていた管制官は、私たちに目視で着陸する許可を与えた後、朝の食事のため、管制室を離れてしまった。
小型機用の飛行場には大型機が着陸しそうになったときには、信号弾を打ち上げて注意をするというマニュアルがあったのだが、そのときの飛行場の管理人は、出勤したばかりで、私たちの飛行機に気がつかなかった。
私たちの持っていた、その空港周辺の地図には、その小型機用飛行場のことが何も記載されていなかった。
などなど、事故になるようなきっかけが、全て起こって事故につながってしまいました」と。
このパイロットはベテランで飛行機の操縦が上手く、小型機用の滑走路が見えたとき、飛行機は少し右にずれていて、着陸には高度も少し高かったのですが、上手くエンジン出力を調節し、左旋回をしながら、高度と速度を上手く調整して着陸してしまったのです。もし、操縦の下手なパイロットだったら、この滑走路に着陸はちょっと無理だなと考えて、着陸のやり直しをし、途中で本来着陸すべき滑走路を見つけ、本来の滑走路に、無事に着陸できたかもしれません。
自動車事故の場合も同じように、いろいろな要因が重なって、事故を起こしてしまうことがあります。連日仕事が忙しく、睡眠が良く取れなかった、どうしても、朝早く出かけなければならなかった、疲れているけど、他に変わってもらえる人がいなかった、知らない路だったのでナヴィを注視してしまった、などなど。
その結果、居眠り運転やわき見運転につながり、追突事故を起こしてしまうかもしれません。自分は、車の運転が上手いから、絶対に事故は起こさないと思っても、事故は向こうからやって来ます。車は凶器です。他人を傷付けたり、時には殺してしまうこともあります。飲酒運転はもってのほかですが、取り返しの付かないような、危険な運転は、慎んでください。他人を思いやる気持ちで、運転していただきたいと思います。くれぐれも車の運転には、注意してください。
幹事報告
委員会報告等
スマイルレポート
スマイル 5件
ニコニコ
- 武藤泰典 会長
全国ロータリー野球大会へ 出場された皆様お疲れ様でした。
- 北原弘文 会員
甲子園でヒットが打てましたので・・小泉会員のホームランには及びませんが・・
- 清水裕之 会員
誕生祝いありがとうございます。49歳になります。
- 浅井優子 会員
野球部の皆様おつかれさまでした。
- 飯田正男 会員
甲子園応援ありがとうございます。結果は報告のとおりです。
卓話
新年度活動計画
小泉豊
職業奉仕委員長
本年度、職業奉仕委員長を拝命いたしました小泉です。
宜しくお願いいたします。職業奉仕委員会の活動計画を発表させて
いただきます。活動計画書から読ませていただきます。
職業奉仕は、ロータリークラブと会員双方の責務であり、会員が自己の職業における手腕を発揮できるようなプロジェクトを実行することによって会員個々の職業をクラブや会員間で役立てる事が重要と思います。
そのための一つとして、会長・幹事・プログラム委員長と連携しながら、
本年度は卓話の時間をいただいて、会員個々の職業報告を全会員からお話しいただく予定ですので、皆様のご協力をお願いいたします。
また、職場見学会は、10月17~18日の1泊で鶴岡会員のご協力をいただき、
アジア物性材料㈱のいわき工場への見学を予定させていただいております。
本年度も皆様のご支援ご協力を宜しくお願いいたします。
ということで、まず、皆様からいただく職業報告についてですが、先日
工藤会員から動画とともに発表いただきましたが、会員個々の職業について皆様相互に・・・ 中にはわかりやすい職業の方もおりますが、実際のところどのようなお仕事をされているのか?どんな時に知恵や情報を互いに交換することが出来るのか?ということについて、工藤会員のようにご紹介いただければかなり詳しくその職業を知ることが出来るのではないかと考え、企画させていただきました。
そして、そのことによって横浜緑ロータリーの会員間の職業上でのお取引きや友情をより深めることが出来る一助となればこの上ない喜びです。
このような趣旨をご理解いただきまして、皆様のご協力をお願い申し上げます。
基本的にはプログラムに掲載させていただき、プログラム委員長から事前に卓話の準備をお願いすることになるかと存じます。
そして、職場見学会については鶴岡会員からご支援をいただき、アジア物性材料㈱のいわき工場を見学させていただけることになりました。鶴岡会員ありがとうございます。
回覧を回しますので、皆様ふるってご参加願います。
期末懇親会に続いての福島県ですが、復興に向けまだまだ支援が必要なのは皆様ご承知の通りです。
1泊で伺って、現地で少しでも多く消費することによって支援の一助にもなろうかと存じます。
宿泊先など詳細につきましては追ってご案内申し上げます。
会費は何とか2万円くらいでやりたいと考えております。
また、恒例事業であります“もえぎ野中学での職業講話”についてですが、今年は学校プログラムの変更等があるようで、現状は正式要請が来ておりませんが、要請がございましたら例年同様皆様方からのご協力をお願いいたします。
それでは一年間ご指導ご支援のほど、宜しくお願い申し上げます。
工藤公仁
国際奉仕委員長
ロータリーの国際奉仕部門とは、国際理解、親善、平和を推進するために実施される全ての活動を表しています。その他にも様々な国際奉仕の分野がありますが、今年度の主たる活動計画予定を次の通り行いたいと思います。
- 海外姉妹クラブである香港サウスRC40周年行事参加
- リスボン国際大会参加
- 道着寄付活動
「道着寄付活動」とは。
ブラジルのイガラッペアスー市にて現在市長を務めている日系2世の発案で、「挨拶で始まり、挨拶で終わる」日本の武道に基づく教育支援を現地の道場と共に行っている。特に貧困地域の子供たちにそのような機会を与え、非行の道、非社会的な世界の犠牲にならないよう教育・支援するのが目的である。
しかし、貧困により多くの子供が「道着」を購入することが困難な状況であることから、新・古・サイズなどは関係なく、一着でも多くの道着を現地の皆様に届け、役立ててもらえるよう「道着寄付活動」を実現できれば幸いです。
皆様の協力、ご理解よろしくお願い申し上げます。