横浜緑ロータリークラブ

会報 第2466回例会 2021年 9月22日(オンライン例会)

第2466回例会 会報
2021年9月22日(水)

例会場:オンライン(Zoom) / 時間:12:30~13:30

会長:清水裕之 / 幹事:北原弘文
司会:加藤浩介 SAA / 点鐘:清水裕之 会長

≪発行 クラブ研修・広報・会報委員長:原野由紀≫


卓話

コロナ禍 所感

下中英輝 プログラム委員長


ゲスト


該当者無し

ビジター


該当者無し

会員誕生祝


加藤喜夫 会員
森一誠 会員
篠田正道 会員


 

斉唱

斉唱中止

 

紹介・挨拶・お祝い・表彰等

ゲスト紹介

該当者無し

 

 

ビジター紹介

該当者無し

 

 

会員誕生祝

加藤喜夫 会員
森一誠 会員
篠田正道 会員

 

 

パートナー誕生祝

該当者無し

 

会長報告

清水裕之 会長

今、自民党では総裁選挙の真最中ですね。会員の中には、総裁選の候補者たちから電話やはがきが届いているという声を聴いています。
今日は選挙と投票方法についてお話したいと思います。
選挙では、当然投票が行われます。選挙は多数決によって集団の意思決定をするもので、民主主義の基本的な制度であることは言うまでもありません。少数派の意見を尊重することを前提として、多数決によって選挙の勝利者を決定したり、集団の意思決定をすることは合理的とみられています。

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多数決といえば、まず「シンプルな投票」として、候補者の中で、各メンバーが推す候補者1名に投票し、最も得票の多かった候補者を勝利者に決定するというものがあります。この方法は、一番多くの支持を集めた候補者が勝つというもので単純明快であり、「単純多数決」と呼ばれます。

日本では地方自治体の首長選挙などで、この方法が用いられています。ただし、候補者が3人以上いるときには、問題が生じることもあります。
選挙でたまに目にするのが、候補者が3人いて1人を選ぶときに、最多得票で勝利した人の得票率が50%未満の場合です。この場合、2位と3位の候補者の得票率の合計は、50%を超えていることになります。もし、3位だった候補者が立候補していなかったとしたら、その候補者の得票分は、1位か2位の候補者に渡っていたはずです。もしかしたら、2位の候補者が勝利していたかもしれません。

このような候補者が3人以上いる場合の問題に対処するために、1回目の選挙で過半数の得票に達する候補者がいない場合、上位2名によって再度選挙を行う方法をとる制度もあり、「決選投票方式」と呼ばれます。フランス、フィンランド、コロンビア、チリなどの大統領選挙では、この方式が採用されていますし、あまり知られていないかもしれませんが、日本でも国会での衆参両院での首班指名にはこの方法が用いられることとなっており、実際に過去に数回、決選投票が行われています。
決選投票には、最終的に過半数の支持を得た候補者が勝利するため、有権者の納得感が高いというメリットがある反面、投票が2回に渡る可能性があり、その場合、時間や手間がかかるというデメリットもあります。
今行われている自民党の総裁選挙方式は、この「決選投票方式」です。

次に3つ目の投票方式として、「ボルダ投票」とか「ボルダルール」と呼ばれる方法があります。投票者は、複数の候補者に順位をつけて投票します。例えば、「第1位にA候補、第2位にB候補、第3位にC候補」などと投票する。順位ごとにあらかじめ得点を設定しておきます。第1位は3点、第2位は2点、第3位は1点という感じです。開票では、候補者ごとに順位に応じた得点を合計し、最終的に、最多得点を獲得した候補者が勝利します。
ボルダ投票は、日本のプロ野球で、年間最優秀選手(MVP)を記者の投票で選ぶときに用いられていたり、サッカーでは、各国代表チームの監督と主将の投票による国際サッカー連盟(FIFA)の年間最優秀選手賞が、この方法で行われています。

それでは本質的な「民主的な決め方」とは何でしょうか。単純多数決を除いて考えてみます。
決選投票付き多数決と、ボルダルールでは、どちらがより民主的な決め方なのでしょうか。本来なら満場一致が理想なのだという点は重要です。すべての人々が選択肢Aを満場一致で1位に支持するとき、多数決に決選投票が付いていようがなかろうが、ボルダルールだろうが、「自分たち」の決定ができますね。
しかし、満場一致が成り立たないときには、そもそも全員が満足する決定はできない訳です。ある決め方を使って多数を一つに結び付けるのは、本来的に、満場一致からのやむなき妥協になります。
となると、その妥協の程度が弱いもの、満場一致に比較的近い決定ができる決め方を使うのが、「自分たち」の決定をするには相応しいと思われます。
私は個人的には、民主主義は多数派のためのものではなく(ノット・フォー・マジョリティー)、万人のためのもの(フォー・オール)だという考えに親しむ決め方も大切だと思います。

以上、多数決について述べてきましたが、この投票方式の綾が自民党総裁選に影響を与えるのかな!と考えて本日の会長報告とさせていただきます。

 

幹事報告

北原弘文 幹事

1.クラブ細則改定の件

例会成立のための定足数に達する16名の出席者の満場一致により、クラブ細則の改定は承認されました。
本日付で発効となります。
舟橋直前会長、日向会員のご尽力に対しまして、改めて御礼申し上げます。

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2.来週9月29日の夜間移動例会『武井会員の歓迎会』は延期となりました。

当日は休会となり、オンライン例会も開催いたしません。

 

委員会報告/会員報告等

プログラム委員会

特に無し

 

 

出席報告

事務局

今回出席状況
  在籍会員 出席 MU済 ビジター ゲスト
会員総数 30 16 1 0 0
(内 出席免除会員数) 5 1

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ホームクラブ出席率 外部参加者
  会員数
(男/女)
出席率 正会員
出席
免除会員
出席
Make-up
会員
ビジター ゲスト
今回 30 (26/4) 65.39 % 15 1 1 0 0
前回補正後 30 (26/4) 68.00 % 17 0 0 0 0
前々回補正後 30 (26/4) 73.08 % 17 0 2 0 0
 

スマイルレポート

スマイル 0 件

ニコニコ

今回は無し  
 

ニガニガ

今回は無し  
 

卓話

コロナ禍 所感

下中英輝 プログラム委員長

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オンライン出席状況

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