第2014回例会 2011年9月21日(水)
例会場:青葉台フォーラム 時間:12:30~13:30
司会 | 高嶋淳二 SAA 竹内建 副SAA |
斉唱 | 『それでこそロータリー』 |
点鐘 | 北原弘文 会長 |
会長報告 | 北原弘文 会長 |
幹事報告 | 下中英輝 幹事 |
卓話 | ・岡部忠仁 職業奉仕委員長 ・柴泰登様 桐蔭学園IAC顧問 |
誕生祝 | 該当者無し |
ゲスト | 柴泰登様 (桐蔭学園IAC顧問) |
ビジター | 無し |
出席報告 | 田中孝 委員長 |
発行者 | 工藤公仁 会報委員長 |
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会長報告
会長:北原弘文
お金の話
最近の米ドルに対する円レートは歴史的な円高基調です。この水準が客観的に正しいのかどうか、一つの物差しから考えてみます。
『ビッグマック指数』って、聞いたことありますか。経済界では今やごく普通に使われている指数(インデックス)なのですが、英国の経済専門誌「ザ・エコノミスト」が1986年に考案しました。
ビッグマックは、ほぼ全世界で同一品質のものが販売され、原材料費や店舗の光熱費、店員の労働賃金など、さまざまな要因を元に単価が決定されるため、総合的な購買力の比較に使いやすい。これが基準となった主な理由とされます。
表のビッグマック指数は1ドル=81円で計算しています。日米のビッグマック指数が一致するのは1ドル=86円ですが、若干円高気味とは言っても、現在の円の水準はビッグマック指数からは概ね妥当な水準と考えられます。
反面中国の元は随分割安感があります。ビッグマック指数がアメリカと一致するためにはほとんど2倍に対ドル相場で元が上昇する必要があります。アメリカが、中国は為替操作で元安を作り出していると批判するのはもっともです。
総じてビックマック指数はビッグマックというたった1品の価格だけを見ているにもかかわらずかなり実際の購買力に近く、ビックマック指数で通貨価値を判断するのは少なくとも見当外れではなさそうです。特に旅行者がホテルに宿泊したりレストランで食事を取ったりするときは、物価水準を判断する簡便な方法として十分使えると思われます。
しかし注意しなければいけないのは、最低賃金とマクドナルドの時給の差です。東京では最低賃金をマクドナルドの時給が大きく上回っていて、青山店などは最低賃金の2割以上高い時給が提示されているのに対し、沖縄や札幌では最低賃金とマクドナルドのアルバイト時給が同一です。
最低賃金は各県ごとに同じですが、マクドナルドの店舗は各県最大都市の繁華街のものをサンプリングしています。これは同じ県でも他の地域では時給ベースはさらに低いはずということになります。つまり、最低賃金は多くの地方では本来の雇用機会と比べて高く設定され過ぎているのです。
ハンバーガーといえば、もう一つ東京都初の民間人校長として杉並区立和田中学校の校長を務めた藤原和博氏が有名ですね。『一個のハンバーガーから世界が見える』という授業を提唱し、教育界に一石を投じました。先にお話した、世界中のハンバーガーの価格から、『為替レート』の問題では、
『日本で食べるビッグマックと、アメリカで食べるビッグマックは、同じ味がして、同じボリュームだとします。だから、2つのビッグマックは“同じ価値”を持つことになります。日本ではこれが320円。アメリカでは味もボリュームも同じ価値のものが2ドル56セント($2.56)。そうすると、320円イコール2.56ドルだから、1ドルはいくらになるでしょう。単純な割り算ですね。これが、もっとも簡単な、為替レートの算出法です。』
こんな感じです。この他にも『原材料の衛生・管理』、『同業他社よりなぜ安い』、『環境問題(包装ゴミ)』、『食育(栄養バランス)』、『なぜお腹がすくのか』、『リピーターを増やすには?』。
何か、ロータリーの職業奉仕の勉強に近づいてきましたのでおしまいにします。
幹事報告
委員会報告等
委員会報告
米山奨学委員会 -[委員長:大地哲郎]
来月10月は米山記念奨学会月間です。
皆様のお手元に、ロータリー米山記念奨学会の豆辞典を届けています。いま一度、しっかり目を通しておいてください。
10年前に比べ残念ながら予算が減少し、1,000人の奨学生が800人に減少しています。
これはひとえに、ロータリー会員の減少に大きな原因があります。(日本の不況が続いている事です)皆様会員増強に頑張りましょう。
親睦活動委員会 - [委員長:井藤昭宏]
親睦ゴルフ大会のご案内
- 11月17日(木) 磯子カンツリークラブ
皆様奮ってご参加下さい
新世代奉仕委員会 - [委員長:竹内建]
例年好評をいただいております外国人留学生によるスピーチ大会を下記日程にて行います。
是非、多くのロータリアンの皆様にもご出席いただきたくお願いいたします。
- 目的: 日本語学校で学ぶ外国人留学生との交流を通して、外国人の考え方や文化に触れ国際理解を深める機会とする。
- 日時: 平成23年11月8日(火曜日)5〜6時間目(集合時間12:00)
- 場所: 霧が丘中学校
- 内容: 日本語学校に在籍している外国(主に韓国、中国、東南アジアなど)の方のスピーチを聴く。
学年ごとのプログラム
(1年生:霧が丘ソーランを踊ろう。2年生:遊びで交流しよう。3年生:外国語を学ぼう。) - 参加者: 青山スクールオブジャパンの留学生(例年約80名)とロータリアン。
出席報告 - [出席委員長:田中孝]
会員総数39名:出席率76%:前回補正後65%:前々回補正後76%
スマイルレポート
スマイル 17件
- 北原弘文会長
桐蔭学園の 柴先生 悪天候の中 お越し下さいまして本当にありがとうございます。
- 下中英輝幹事
柴先生 ようこそ 本日卓話よろしくお願い致します。台風の被害 皆様が受けないように祈っております。
- 加藤喜夫会員
柴先生 本日の卓話よろしくお願いします。先日のゴルフご苦労様でした。参加賞のみありがとうございました。
- 大地哲郎会員
柴先生 本日の卓話よろしくお願いします。 (ニガニガ)先週のゴルフコンペ 熱中症で途中ギブアップ! くやしい・・・
- 露木健造会員
先日のゴルフ同好会コンペで同伴競技者・ハンデに恵まれ三位になりました。ありがとうございました。
桐蔭学園 IAC顧問・柴先生 本日宜しくお願いします。 - 石川輝久会員
例会 大変遅れて申し訳ございません。来た途端 講師の話で 「時間厳守」の話でした。申し訳ございません。
- 竹内建会員
柴先生 ようこそおいで下さいました。IACの活動報告よろしくお願いいたします。
11/8霧が丘中学校で 留学生スピーチ大会があります。皆様ご出席をお願いします。
今日 早退します。スイマセン - 井上幸治会員
柴先生 ようこそおいで下さいました。本日卓話よろしくお願します。
(以下 同内容の為 御名前のみ掲載させて頂きます。)
齊藤清紀会員・餅田実会員・天野正昭会員・田中孝会員・小泉豊会員・齋藤好貴会員・岡部忠仁会員・井藤昭宏会員・荒井ゆかり会員・高嶋淳二会員
お誕生日祝い
会員誕生祝 森一誠会員(欠席)
パートナー誕生祝 該当者無し
卓話
クラブ職業奉仕委員長会議 出席報告書
日時:2011年9月20日(火) 15:00~17:00
場所:メモワールプラザソシア21 4F 「ウィング」
2011-2012年度
職業奉仕委員長 岡部忠仁
2011-12年度、職業奉仕委員長の岡部です。
昨日の地区職業奉仕委員長会議へ出席した報告をさせて頂きます。
先ず最初に、職業奉仕がある奉仕団体はRCだけと言うのはご存知と思います。
しかし、殆どのロータリアンが職業奉仕は難しいと、理解しがたい奉仕だと言われております。
出席していた他クラブの委員長も嘆いていました。
蓑田地区職業奉仕委員長の【職業奉仕の理念】から始まり、横浜RCのロータリアンでもあるコカ・コーラセントラルジャパン常勤顧問 河合さんの【職業奉仕の実例】として、コカ・コーラセントラルジャパンでの取り組みについて講話を拝聴してきました。
なぜ、職業奉仕が理解されないのかは、職業は自分であり、奉仕は社会である為、エネルギーの向いてる方向が逆であるから理解しがいのではないかとの事です。
社会奉仕は、社会も奉仕のエネルギーの向きは、社会であり同じ方向である為受け入れやすいとの事です。
確かに職業奉仕は、個人と言う起業家が営む職業を通じて社会への奉仕活動であるから複雑であると思います。
蓑田地区職業奉仕委員長と河合さんの両者とも、何の打合せもした訳でもなかったそうですが、同じ内容のお話しをされておりました。
創業から200年以上の企業が世界で一番多いのは、日本である話をされておりました。
近江商人の精神・志である「売り手良し」「買い手良し」「世の中良し」の三方良しが職業奉仕の理念である≪職業を通じての社会貢献≫との事です。
「売り手良し」「買い手良し」は、商売の当事者であるが「世の中良し」は社会である為、企業の社会貢献であるとの事です。
世の中が認めなければ、社会貢献にはならないので、RCでの職業奉仕ではありません。
また、長く生き続けている企業では、「最古にして最新たれ」「儲けるな」「生活必需品を扱え」「大きくなれ」と商売には時代を超えた「理念」と「リーダーの志(思い)・心構え」である事が大切であるとの事です。
以上の事から、日本の長寿企業がRCの職業奉仕の理念を日本にRCが入ってくる前から実践していたと言える。
また、日本企業に於いても【雪印乳業】を始め、【船場吉兆】・【赤福】・【白い恋人】と不祥事が続き世間を賑わせたのは、つい最近の事です。
職業奉仕に関する視点・原点・行動が、世の中に必要とある企業か、業態かを企業家に問われるきっかけとなりました。
世の中、社会、生活者の意識は、常に変化しており、過去には「必要とされた」が今も将来も「必要とされ続けるか」が必要であり、必要性が衰退すると、存在意義も薄れる事になるので、ビジネスステージからの降壇につながる事となる。
企業が持続する為にRCの職業奉仕を実践することにより、企業の社会的責任と活動に対しての説明責任を果たす事により、世の中から信頼を得る事ができ、生き残ることにもなり、社会に貢献することが出来るのではないでしょうか。
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IACの今期の活動報告
桐蔭学園IAC顧問
柴 泰登 先生
私が顧問になってから3年が経ちました。「石の上にも3年」と申しますが、ようやく週1回(金曜日放課後)に定例会を開催し、インターアクトの目標である「奉仕精神」・「国際理解」に向けて具体的な活動が出来るまでになりました。
- 【本年度の目標】
昨今の生徒は「自分から動く」ということを大変苦手としております。そのため、今年はまず「自分たちでイベントを作る」ことを提案し、生徒たちは「大学生との交流活動を行う」「海外の途上国へ支援を行う」ことを具体的に目標として掲げました。 - 【これまでの主な活動】
- 【現在の活動】
現在は15名が正部員として活動しており、上記の行事以外にも月1回以上の課外活動を行っています。また、部報(インターアクトTIMES)の発行も開始しました。今後ともご支援よろしくお願いいたします。