特別号 桐蔭学園高校IAC 新入生歓迎式
2012年5月12日
例会場:桐蔭学園メモリアルアカデミウム「カフェポロニア」 時間:13:30~16:00
会長報告
会長:北原弘文
ケーキを食べながら、『世界の伝言ゲーム』などでインターアクトの存在意義を新入生へ上手に説明していました。
自分にとっても改めて桐蔭学園高校インターアクトクラブの活動が理解でき、とても有意義で楽しい時間でした!
桐蔭学園高校IAC 新入生歓迎式
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北原会長 挨拶 |
新入学生の皆さん、入学おめでとうございます!
はじめにロータリークラブの歴史について。1905年アメリカのシカゴで生まれました。ロータリーといえば、いまでは社会奉仕団体というイメージがありますが、発足当初はそんな高尚な理念はなく、自分たちの商売だけを考えていた、ある意味ではエゴで固まっていた団体でした。会員は中小企業の社長や商店の店主、また士業と呼ばれる人たちで構成されていました。予断ですが士業とは、皆さんが良く聞くものとして弁護士や会計士、税理士、行政書士、社会保険労務士、建築士、不動産鑑定士、気象予報士、社会福祉士、広い意味では士の字が異なりますが、医師や歯科医師を含めることもあります。
さて、初めの頃のロータリーは、商売を仲間内で優先的に行っていたわけです。しかし、こんな団体が長く続くはずがありません。シカゴの市民からたくさんの批判が出てきて反省し、方針転換しました。すなわち、自分たちだけが儲ければよいのではなく、他人にも恩恵を与えなければならない。こうして公正な取引がはじまり、この運動が全世界に広がっていきました。世界各地では商売を通じた社会貢献ばかりでなく、自然発生的に地域での社会奉仕活動も始まっていきました。
現在では、世界約200カ国に120万人のロータリアンが在籍しています。日本には約9万人がいます。
ロータリークラブが次世代を担う人材を育成するために支援している直属の組織が2つあり、一つがインターアクトクラブで12歳から18歳まで、もう一つがローターアクトクラブで18歳から30歳までの学生や社会人で構成されています。
さて、インタークラブで活動していると何が変わるのでしょうか。行動範囲が広がりますので様々な人々と知り合えます。例えば、私たちロータリークラブのメンバーは30代から80代までいます。また、海外研修では国境を越えた友人も出来ることでしょう。
インターアクトクラブでは、自分の意思でいくらでも行動範囲を拡げることが出来ます。
そうした交流を通じて何が変わるかというと、『視野』が拡がるのは当然として『視座』が高くなります。
鳥かごで例えますと少し勇気を出して扉を開けて外の世界を飛んでみます。鳥かごの中では行動範囲はその中ですが、外を飛ぶと当たり前ですが高いところから自分たちの置かれているポジションを眺めることが出来ます。これは人生にとって、とても役立ちます。
インターアクトの経験を積めば積むほど実感できると思います。そうして、皆さんにはどんな道に進んでも素晴しいリーダーになって欲しいと思います。 |
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